あざとい女性は嫌われる!同性から嫌われても男にモテる理由

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-07-25 06:00
投稿日:2019-07-25 06:00

「あざとい」女性とは

 あざとい女性が、話題になっていますね。しかし、“あざとい”を言葉で説明するのは案外、難しいのではないでしょうか? そこで広辞苑を引いてみると【あざとい 小狡いさま、抜け目のない感じのあるさま、やり方があくどいさま、たちの悪い様子】と書いてあります。つまり、計算高い女性ということですね。

 あざとい女性とは、主に男性についてモテテクニックを駆使しており、それを何の悪気もなくするような女性といったところでしょうか。タチの悪い様子ということで、嫌われることに対して動じない様子もあるのかもしれませんね。

周りに多数存在するあざとい女性はこんな女性

 実在する“あざとい女性”のエピソードを紹介しましょう。

悪気もなく人の男を

「結婚しているのに、“不倫相手になびく方が悪い”といって、奥さんから男性を略奪している友人がいました。奥さんもかわいそうですよね。略奪したくせに刺激が足りなくなったのか、その男性とはすぐにお別れ。自分さえよければいい、という感じが胸くそ悪くて許せなかったです」(Nさん・38歳女性/SE)

 あざとい女性は、まさか自分に非があるとは思っていません。だからこそ、周囲の目はお構いなし。その姿勢こそ、同性にはイラっとくるようです。

モテないアピール

「すごく上目遣いをして、男性の前で声のトーンを変えて男から“可愛いね”って言われた時に、“でも、私って全然モテないんだぁ……。一人だと寂しくなっちゃう!”って。もうその発言が恋愛慣れしている証拠ですよね。モテないアピールしつつ、モテを確保しにいってる。正直、意味がわからないです」(Hさん・40歳女性/弁護士)

 謙虚さを醸し出しつつ、狙いにいってるモテ。同性もびっくりするほど、用意周到です。ツッコミどころが満載で、計算高く損得勘定で生きているように見えてしまいます。本音が見えないところにも、女性ならではの怖さを感じますよね。

絶対にお金を払わない

「男女グループで飲みに行く時に、帰り際に絶対にトイレへ行く女性がいます。お会計が終わったころに戻ってきて、何もなかったように“次、どこ行く?”って。男性には“お金は払うよぉ〜”と猫なで声を出しつつ、財布は絶対にカバンから出しません。彼女が財布を出すところを見てみたいくらい、お金は払いません」(Sさん・29歳女性/事務)

「お金は払うよ」といって男性の心を鷲掴みにし、絶対に財布を出さないところがうわべだけの印。後からでも、お金は出すことができます。都合のいいところだけ、受け入れるタイプもあざとい女性には多いです。

 自分に有利になるポイントには、すぐ食いつきます。しかし、自分の非は棚に上げがち。だからこそ、同性からすると腹立たしいのです。

どうして男は“あざとい女性”が好きなのか

 同性からすると、“いかにも”な行動。その計算され尽くしたルックスや性格が、なぜ男性に好かれるのか疑問ですよね。どうして男は“あざとい女性”が好きなのか、男性の意見を聞いてみましょう。

男として見てくれているので

「飲み会でもいますよ。“この子は恋愛経験豊富で、僕にそのテクニックを使ってきてる”と感じる子。僕だって、そのくらいは計算だと分かりますよ。じゃあ、なぜそのテクニックを僕に使うかっていったら、“僕のことを男として見ているんだろう”って結論になるじゃないですか。女性からしたら、計算が嫌なんでしょうけど。男として異性から認められるのは、どんな女性だって嬉しいものですよ」(Eさん・29歳男性/警察官)

 男性は女性から異性として見られるのが嬉しいようです。女としてのテクニックを見せつけられると、自分が男として認められた気になるみたいです。あざとい女性は、決まって男性の前で豹変するのですが、そのことを理解しつつ「俺も男として認められた!」と嬉しくなってしまうよう。女からするとツッコミどころ満載ですが、男性は“あざといモテテク”に満足しているんだそう。

チヤホヤされるのは悪くない

「誰にでも同じような言葉を言っていても、モテなかった僕には甘えた声を出して会話してくれるだけで嬉しいです。チヤホヤされいる感じがいいですし、女にモテてるということで男友達からも羨ましがられます。男として女性からモテることは一種のステータス。僕のファンは多い方がいいに決まってるので、計算高い女性であろうと僕のことを慕ってくれれば嬉しいんですよ」(Hさん・37歳男性/介護士)

 自分のことを好いてくれているのであれば、女性の内面は問わない男性もいます。この男性も“あざとい女性の行動”が好きであり、その内面には興味がないようです。あざとい女性は、女にチヤホヤされたいだけのピュアな非モテ男子と相性がいいみたいです。

計算でも女の子らしいって思う

「たまに自称サバサバ女子に出会いますよね。そういう女性って、俺の目の前でも男前っていうか。やっぱり淡白ですよね(笑)。男からすると、女の人にはかわいくいて欲しいんですよ。ボーイッシュな格好が似合う女性より、自分では着こなすことが無理な白いワンピースとか、着てほしいじゃないですか。そういうセックスアピールでは、たとえあざとい女性だろうが、女性らしくした者勝ち。だから、あざとい女性は利口にも見えますね」(Mさん・31歳男性/税理士)

 あざとい女性の発言や行動に、男性は知性すら感じるというのだから驚き。計算ばかりで、まるで本音が見えないあざとい女性でもセーフなんだとか。合理的なことを好む傾向がある男性に、あざとい女性は時に賢くも見えるみたいです。

 女性は感情で生きているところがあるので、女性同士では“あざとい女性”は冷たくも感じるんですが……。あざとい女性は、持ち前の計算高さで“男と女の違い”を読み取っているのでしょうね。

あざとい女性を好きなのはモテたい男性

 こうして見てみると、あざとい女性ということを見抜きつつ、きちんと自分の自己顕示欲を満たしているのが男性なんですね。女性が「あの子は計算高いのに」と心配するのも、大きなお世話のようです。

 たとえ女性同士からはとても尊敬できない相手だったとしても、男性は自分のことを慕ってくれるだけで嬉しいようです。あざとい女性を好む男とは、それほど単純な生き物なのでしょう。

 “質より数”の恋愛を好む男性ならでは、だと思うのは筆者だけじゃないはずです。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


喧嘩中でもちょっと待った! 夫や彼氏…男のプライドをズタズタに傷つけるNGワード8選
 雄々しく見える「男のプライド」は、実はちょっとした言葉でも傷ついてしまうデリケートなもの…。でも、女性の中には無意識に...
恋バナ調査隊 2025-02-11 06:00 ラブ
職場バレンタインは“3つの先手”で揉め事回避!受け取った夫のチョコには不倫バレの証拠も?
 いよいよ、バレンタイン。好きな相手を想ってチョコレートを準備するのは楽しい一方で、職場でのバレンタインはぶっちゃけめん...
恋バナ調査隊 2025-02-10 17:10 ラブ
推し活も夜の娯楽も“色恋営業”がなくちゃ面白くない!? 51歳独女が実践する「傷付かない楽しみ方」
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。前回のコラムで私が実際に見た“色恋営業”の修羅場について...
mirae.(みれ) 2025-02-24 10:00 ラブ
「昔の僕は若かったなって感じですよ」愛のない結婚生活6年目、浮気相手との未来を語る34歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.232〜女性編〜」では、自ら懇願して結婚した夫の浮気に気付きつつ、自分が捨てられることに強い...
並木まき 2025-02-08 06:00 ラブ
「一か八か。避妊なしの一夜で授かり婚したのですが…」結婚生活の終焉を恐れるゆるキャリ38歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-08 06:00 ラブ
休日にLINEを送って失敗した3人の女。職場の男性へ“攻め”のお誘いしたのに盛大に誤爆…!
 職場の男性に片思いしている場合、休日にLINEを送って距離を縮めたいと思う人は多いはず。  でも、いざLINEを...
恋バナ調査隊 2025-02-08 06:00 ラブ
夫との子作り卒業。30代で性生活が無くなるのが不安です(38歳パート、2児のママ)
 38歳2児(10歳と8歳)のママです。週3回パートにでています。41歳の夫は会社員時代の職場の上司部下で、10年前に結...
植草美幸 2025-02-07 06:00 ラブ
アラフォー・アラフィフ世代のマチアプ恋愛。彼との関係が長続きする女性がやっている“単純”なこと
 せっかくマッチングアプリで知り合ったのに、実際に会ったら何を話したらいいのかわからなくて沈黙ばかりだった…。そんな経験...
内藤みか 2025-02-06 06:00 ラブ
“女の可愛い”に騙された男たち。「女性の可愛いは信じられない」発言につながる3つの原因は?
 男性と女性では、考え方や重要視しているポイントが違うことがあります。とくに男たちが声を揃えるのが「女の可愛いは当てにな...
恋バナ調査隊 2025-02-06 06:00 ラブ
不倫発覚で人生詰んだ女たちのドロドロLINE6選。え、わざと? 些細な匂わせでピンと来た!
 不倫をしている女性って「絶対にバレない」という謎の自信がある人が多いようですが、匂わせ発言や些細やりとりで不倫の事実が...
恋バナ調査隊 2025-02-05 06:00 ラブ
義実家嫌い界隈で注目される「死後離婚」のリアル。知っておきたいメリット&デメリットは?
 皆さんは「死後離婚」という言葉を聞いたことがありますか? 実は今、死後離婚を考える人が増えているというのです。今回は、...
恋バナ調査隊 2025-02-04 06:00 ラブ
墓場まで持っていく!「私だけの秘密」こそ夫婦円満の秘訣かもしれない
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
豆木メイ 2025-02-04 06:00 ラブ
「大人バレンタインのグルマン系香り術」【調香師が解説】貴女の脳を満たす甘い香りはどれ?
 女子にとって2月のイベントといえばバレンタインデー! 本命がいてもいなくても、チョコレートのような甘~い香りで気持ちを...
太田奈月 2025-02-04 06:00 ラブ
「女子会」なのに彼氏を連れてくる人の目的と心理。ねえねえ、一体なにがしたいの?
 その名の通り、女子だけが集う女子会。なのに彼氏を連れてくる人がいると、正直テンションが下がりますよね。「え⁉ なんで連...
恋バナ調査隊 2025-02-04 06:00 ラブ
“ダメ男製造機”女性の特徴7つ。どんな原因が? 男運の悪さを嘆く前にチェックしたい
「私は男運が悪い…」と嘆く女性の中には、男をダメにする“ダメ男製造機”が存在している場合も…。そんな女性は、自分の行動や...
恋バナ調査隊 2025-02-03 06:00 ラブ
パパ友がちらつかせる「好意」のサイン8つ。“ほぼ確”で女性としてロックオンされている質問は?
 子ども同士の繋がりで広がるママ友パパ友の世界。ですが、単なる友達ではなく“異性”として気になったり好きになったりするケ...
恋バナ調査隊 2025-02-03 06:00 ラブ