夫の「2度と抱かない」宣言にタガが外れた43歳レス妻、潮目が変わった

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-09-23 06:00
投稿日:2023-09-23 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。

結婚6年目、レス4年目

 結婚6年目の優子さん(仮名)は、43歳になったばかり。3歳年下の夫・コウイチさん(仮名)との間に子どもはいません。結婚2年目の終わりごろから夫とのレスに悩み、現在はレス4年目。

 何度も夫とは話し合いをしたものの、ふたりで話をするたびに事態が悪くなっていったそうです。

「私の性欲が人と比べて強いとか、そういうのではありません。何か理由があってレスになったのではなく、気づいたら夫婦の営みがゼロになっていた……という感じです。

 子づくりを考えたこともありましたが、避妊をせずにしても妊娠しなかったので、それ以上の不妊治療は考えませんでした」

夫にはプレッシャーをかけた覚えはない

 新婚当時も熱心に子づくりをしたわけではないことから「夫に、夜の生活に関するプレッシャーがかかったことはない」と断言する優子さん。

 しかしレスについて夫婦で話し合いをするたびに「君のそういう姿勢が、俺にとって負担なんだよ!」と夫から言われ、いったい何がどう負担なのか想像もつかず、優子さんは夫のその言葉を聞くたびにイライラするのだとか……。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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