「出世したくない人」激増のナゼ 共通する特徴と4つの理由に妙に納得…

コクハク編集部
更新日:2023-10-19 06:00
投稿日:2023-10-19 06:00

昇進はお断り! 出世したくない4つの理由

 続いては、なぜ出世を断りたいと考えるのか、特に多い4つの理由をチェックしてみましょう。

1. 責任が大きくなる

 出世すると、今の役職よりも責任がどんどん重たくなっていきます。そのため、自信のなさや、ストレスを抱えたくないという気持ちから、出世はしたくないと思うようです。

2. 仕事が増えるから

 出世すると、大幅に仕事量が増えるケースがあります。今の仕事内容に慣れていると「これ以上仕事が増えたら、忙しすぎて疲れそう」と感じて、出世を断る人もいるようです。

3. 業務内容と給料のバランスが不満

 出世した後の業務内容とお給料のバランスに不満がある人も、出世を断る傾向にあるようです。当然、大きな責任と多くなる仕事量に対しては、それに見合った対価がほしいところ。でも、昨今の不景気でそれが叶わないだろうと考えるので、出世を望まない人が増えているのかもしれませんね。

4. 人間関係が面倒

 出世すると、上司との距離がより近くなります。そうなれば、フランクな付き合いができていた同期の同僚との付き合いとは違い、気を遣う場面も増えてきますよね。

 さらに同僚の上司として振る舞うのが気まずいという意見も……。

出世したくない人はデメリットにも要注意!

 出世にメリットを見いだせない人は、上司に出世を提案されても断る場合があります。でも、出世を断ると以下のようなデメリットも付いてくるので注意が必要です。

・意欲がないとみなされマイナス評価される
・後輩が上司になって気まずい思いをする
・出世したくなってももうできない

「出世を断る=向上心がない」とみなされる可能性があります。会社としては、意欲があり、会社の成長に貢献してくれる人材を求めているため、マイナス評価がつくことも……。

 後輩が先に上司になって気まずい思いをしたり、将来出世したいと思っても難しくなるケースもあるでしょう。

出世したくない人は多いけれどデメリットにも注意して

 出世を望まない人の言い分を聞くと、妙に納得できますね。でも、出世を断るとデメリットも同時に受け入れなければなりません。

 人生に関わることなので、じっくり検討して後悔のない判断をしてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


BIGな“にゃんたま”ライバル出現!おにゃんこを巡る壮絶な三角関係ぼっ発
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
通り過ぎた季節、むせかえるほど深い秋景色の中を歩いた
 何層にも重なった、むせかえるほど深い秋景色。  通り過ぎた季節を想うとやたらと切なくなるのはなぜだろう。 ...
【45歳からの歯科矯正】医療費控除の手続き、確定申告で役に立つアレ
【これまでのお話し】 45歳で歯科矯正を始めようと思ったワケ(#1)/45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断!(#...
ほっこり癒し漫画/第67回「おかえり銀ちゃん」
【連載第67回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
私「あ、大丈夫よ?」勘違い女「なんとか調整する」いや誘ってないから!
 自意識過剰だったり、自分に自信があったりする女は“勘違い女”になりがち。そんな女性からのLINEには、思わず「いやいや...
ペラペラさが逆に良い!100円均一のトラベルグッズが海外旅行で重宝した
 コロナが落ち着いて旅行する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。  トラベルグッズを買い揃えるために100...
ババア(婆)と言われ、架空の48歳妹になりすました73歳女に思うこと
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミス日本は不要? 開催意義と椎野カロリーナ不倫発覚で“分不相応”の根拠
「ミス日本コンテスト2024」に選ばれたウクライナ出身のモデル・椎野カロリーナさん(26)が2月5日、グランプリを辞退し...
2024-02-10 06:00 ライフスタイル
酒豪の友達を持った宿命? 飲み会で「割り勘負け」を防ぐ6つの賢い方法
 友達との飲み会は楽しいけれど、気になってしまうのが大酒飲みとの割り勘。お酒を飲まない人なら、会計時に「ソフトドリンク1...
“子供部屋”を出てチヤホヤされて 36歳女性が勘違いから気づいた現在地
 西荻窪の実家で母親と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。平坦な毎日だったが何気なくインスタに投稿していたシ...
工場での単純作業は悪くないが…恋愛経験ゼロの女に起きた“タグ付け事件”
 西荻窪の実家で母親の信美と2人で暮らし、工場でパート勤務をしているかおり。彼女は今の生活に特別な不満もなく、趣味のカフ...
私は子供部屋おばさん?彼氏ナシ・非正規でもシフォンケーキで満ちる日常
 工場内に終業のチャイムが鳴った。  機械の停止音とともに「お疲れさまでした」が飛び交う。  同じロゴの入っ...
蛙化現象わかったフリしてない?恋愛中でもどこか冷静な若者のリスク管理
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
うんざりするけども!目上の人の苦労話は“秒”で遮断するのはもったいない
「今の人は恵まれてる、昔はさ~」から始まる目上の人の苦労話、みなさんもうんざりするほど聞いてますよね。  その苦労話で...
台湾最高!くまのプーさん気分も味わえる「40女激オシ台湾産ビール」3種
 仕事の後のビールは、全てを忘れさせてくれる大切な存在。そんな1日の終わりに飲む1杯にはこだわりたいですよね。  そこ...
2024-03-07 18:25 ライフスタイル
戦うべき相手は過去の自分 時には昇ってきた階段を振り返る
 時には昇ってきた階段を振り返る。ずいぶんと上がった、と誇りに思うこともあるし、まだこんなところか…と凹むことも。 ...