更新日:2023-10-13 11:15
投稿日:2023-10-06 06:00
凄絶な悦楽に身をゆだねて
――はうっ!
その衝撃に、私は奥歯を噛みしめ、あごを反らしました。乳房がぶるんと揺れ、乳首が硬くしこっていく……。
得も言われぬ快楽に包まれていると、彼は挿入しながら上体を折って乳房に顔を寄せ、ピンと勃った乳首を吸いあげてきたんです。
――ンン……ダメ。
あまりの心地よさに、私はくぐもった喘ぎをもらしました。彼の舌が乳首を上下左右にはじき、ぐっとねじ伏せてきて……。
片脚を持ち上げられているにもかかわらず、私は腰を揺らしてさらなる挿入をねだりました。もう、アソコがトロトロになり下半身自体が溶けそうなほど気持ちいい。
やはり、英明さんとのセックスは過去に経験したことのないほど凄絶な悦楽を運んできてくれたんです」
これほどまでに女の悦びを与えてくれる男性はいない
――続けてください。
「その後も、抜き差しが続きました。彼は、角度や深度を微妙に変えながら私を貫き、時おり乳房を吸い、唇にキスを与えてくれたんです。
(もう離れられない……)
その時、確信しました。これほどまでに女の悦びを与えてくれる男性はいたでしょうか。
誠実な人柄と端整な顔立ちも魅力ですが、私をこれほど恍惚へと導いてくれる男性はいなかった。
やがて、彼の腰づかいが速度を増していったんです。子宮から熱い痺れが背筋に這いあがってきました。アクメへの兆しです。
――ンッ、イキそう……。
――イッていいよ。俺もイキそうだ。
――英明さん……好き、イク、ああっ……イクの!
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