パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方

コクハク編集部
更新日:2023-10-26 06:00
投稿日:2023-10-26 06:00
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだと逆ギレされるのを恐れ、上手に叱れない人が増えています。
 今回は仕事ができる人がやっている上手な叱り方のコツと、間違った叱り方をご紹介します。

叱り方上手な人を真似る! 5つのコツとは

 パワハラだ! とキレられないように上手に思いを伝えるには、どんな叱り方をすればよいのでしょうか。

1. 感情的にならない

 何度も同じ失敗を繰り返す部下がいると「またかぁ……」とイラっとするものです。「どうして、こんなこともできないのよ!」と、感情的に叱りつけていませんか。

 上手に叱るには、まずあなた自身が冷静になることが必須! きつい言葉遣いはパワハラと捉えられてしまいますから、心を静めてから叱る癖をつけましょう。

2. 叱る場所を考える

 叱るタイミングも肝心です。失敗に気づいた段階で叱るのが理想的ですが、「今ここで叱ってOKか」状況を考えることも忘れずに。

 たくさんの人の前で「どうして失敗ばかりするの?」なんて叱ってしまえば、プライドを傷つけかねません。「ちょっといい?」と、人のいない場所に呼ぶようにしましょう。

3. 期待している思いを伝える

 昭和世代と違って若手は特に、叱られると仕事へのモチベーションが下がってしまいます。

 それを防ぐには「期待しているんだよ」という思いを伝えるのが効果的。ただ叱るのではなく、期待しているからこそのアドバイスだと気づかせてあげましょう。

4. 明確に指摘する

 感情的に叱ると抽象的な伝え方になってしまい、結局「何がいけなかったのだろう」とモヤモヤさせてしまいます。

 上手に叱るためには、本当はどうしてほしかったのかを明確に伝えることが大切です。

5. 短時間で済ませる

 何度も失敗を繰り返されると、怒りMAXになり説教が長引きますよね。でも、過去の失敗まで持ち込んで延々と説教すると、部下はついていきません。

 短時間で済ませることも上手に叱るコツ! 簡潔に伝える方が、相手にも伝わりやすくなります。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


心に響かないアドバイスが有益なチャンスに変わる神マインド
 みなさんは素直に聞けないアドバイスはないですか? 私はぶっちゃけいっぱいあります……。もったいないですよね。スッと入っ...
超絶カッコいい!木登り“たまたま”の完璧ポージングにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
職場のコミュ障さんに悶々…上手に距離を縮める5つの接し方
 職場では様々なタイプの人が働いているため、気が合わない人がもいるのもよくあることでしょう。コミュ障(コミュニケーション...
45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断! 2023.4.20(木)
 新型コロナが流行する前、医師から「健康的な自前の歯」を維持するべく、ひとつの選択肢として歯科矯正を勧められたアラフォー...
行き詰まった時は「料理」をするといいよ 2023.4.19(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
花にたとえるならスズランで!幸せ・愛・喜びを全部きやがれ
 細かいことは気にしない性分とはいえ、若い頃に付き合っていた彼氏から「花にたとえるなら、君はドクダミの白い花だね」と言わ...
「ささって」って何ナニ? 混乱必至!県民性ダダ漏れLINE3選
 小さな日本という島国に住んでいるのに、出身地が違うだけで、話し方も習慣も文化も大きく違うものです。違いすぎて、会話が聞...
白と青が眩しい季節 ぶらつくには良い日和 2023.4.17(月)
 この季節はなぜだか白と青が眩しくて、ぶらつくには良い日和。  家に籠もっていた人々が、外を動き回る自由を楽しんで...
“たまたま”も春うらら♡おんにゃの子と素敵な恋が始まる予感
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
念願のドラム式洗濯機!良かれと思ってホコリを取ったら1.6万円の大出費
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
昔の自分の写真を見て「かわいい」と思った 2023.4.16(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
アラフォーにして保険について初めて考えた 2023.4.15(土)
 皆さん、保険って何か入っています? 私は自分にはあまり関係ないものだと思っていました。ついこの間までは……。保険外交員...
余った片栗粉の使い道!ごま豆腐レシピから入浴剤、お風呂のカビ掃除まで
 料理に大活躍する片栗粉。でも、ついつい出しすぎてしまったり、賞味期限が切れて使えなくなってしまったりと、余りがちですよ...
スマートな大人の復讐ルールって? 泣き寝入りせず、仕返ししたっていい
 みなさんは、復讐や仕返しってどう思いますか? 私はものすごく執念深いので、イヤなことをされるといつまでも忘れず、仕返し...
明るい日差しのもとに春の色が溢れる 2023.4.14(金)
 ついこの間まで一色で塗られていた大地に、明るい日が差して春の色が溢れる。  冬に眠っていた反動で腕を伸ばす植物た...
“たまたま”の不思議な1枚を発見!あれ…片手が消えている?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...