愛する婚約者に清めて欲しい…!「背面騎乗位」の強烈なエクスタシー #6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-10-27 06:00
投稿日:2023-10-27 06:00

抜き差しが見えるよう腰を揺すり

――はあああっ!

 思わずのけ反り、奥歯を噛みしめたんです。

――いつもより太い……内臓が圧迫されてる。

――弓香の中もすごく熱い……焼けつくようだ。

 私は視線を絡ませながら、腰を振りました。M字に広げた脚をさらに大胆に開き、抜き差しが見えるよう腰を上下に揺すったんです。

――ああ、見えるよ……。弓香のいやらしいビラビラが俺のモノに巻き込まれていく……なんてエロティックなんだ。

――見て……もっと見て……。

 私は熱に浮かされたように、喘ぎ続けました。尻を落とすたび、乳房がぶるんと揺れ、半開きの口から淫らな喘ぎが漏れました。ベッドが軋み、2人の汗と性臭が漂い、先ほど飲んだカモミールの香りも入り混じってきたんです。

 甘酸っぱい性臭にカモミールの匂いが淡く香り、劣情を掻き立ててきます。

180度体を回転させて

――ねえ、回って……いい?

――えっ?

――ちょっと研究したの……ふふ。

 私はAVで見た体位を真似ようとしました。ぐさりと刺さったペニスを支点に、少しずつ右に回転する行為。結合が解けないよう、少しずつ左右の脚をずらし、同時にヒップと脚の体重移動が重要な体位です。

――これ、手の位置が大事なのよ。

 私は回転の際にキモとなる、手を置く部分を吟味しながら、ゆっくりと脚の位置を変え、ペニスが抜けないよう尻の角度を変えていきます。

――おお、すごいよ……体が回るたびに、膣の締まり具合が変わってくる……。

 英明さんの興奮した声に心躍らせながら、私は慎重に体を右方向に移動させます。

――私のアソコも……英明さんのモノでキツイ……。

 ヒップを微妙に浮かせ、膣の粘膜の密着を深めながら、私は完全に180度、体を回転させたんです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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