蜜月編<1>「印籠オンナ」のおっぱいは触りたくない男

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2019-07-28 18:15
投稿日:2019-07-05 06:00
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる引退系男子。そんな男を好いて惚れ尽くしたわたしとひろしの「滑舌悪いVS耳遠い」“頂上”決戦の話をしたいと思います。

わたしはマルクス主義のフェミニスト

【vol.20】

 一緒に住むようになって半年。そのちょうど真ん中の3カ月目に当たるクリスマスでは駆け引き一切なし、生身と生身の一騎討ち、天王山で本気で戦いました。

 といっても、わたしの場合は、四面楚歌。敵に囲まれて寝返った味方の歌う祖国の歌を、もはやこれまで、と共に歌ってみたら意外に敵と仲良くできちゃう、みたいな。仲良くしちゃった、みたいな。

【わたしが怒ってしかるべき、かつ、相手が100%悪い(とこちらは思っている)、かつ、責められるべきは相手の落ち度】

 簡単にいえば浮気なわけですが、わたしが後生大事にしてなにかあるたびに印籠よろしく相手に“その事実”を突きつければ、不誠実な相手を完膚なきまでに叩きのめせる。ただし、その場面になると謝るしか逃げ場がない男は、そんなオンナのおっぱいなんて触りたくなくなっちゃいます。

 可愛げのないオンナに耳障りのいい言葉を言ったり、その同じ口であれこれしてあげたり、自分の分身であるそそり勃つ肉棒を挿入したくなくなっちゃうんです。

 可愛げがないから可愛がってあげたくなくなるんです。

 ここはね、わたし、別にフェミニストだけどマルクス主義フェミニストなので、巡り巡って搾取されていたものを取り返すために、媚態や可愛げは惜しみなく愛する男に与えて然るべきだと思うのです。

 そして男なんて単純なんだからオンナが有り余る可愛げを魅せてさえいれば、結果、お互いが自滅し何十年も草木が生えない荒野シチュエーションは避けられるわけです。男は詰められるとなにも言えないしお互いに切腹マターになるだけなんです。

3の倍数でアレになる

 とかく「3の倍数月」は恋人たちにとっての鬼門と呼ばれます。そんな最初のハードルである魔の3カ月目を経て、後生大事にする予定の印籠を使用済小型家電として都か区か(©️ロバート秋山)に無料回収して貰いませう。

 そうすればふたりとも安心して、もう屈託を手放してなにも考えずに抱き合えます。そして安心する、お互いにお互いが必要という共通認識を得て、また抱き合うというループ、いわゆる蜜月のはじまり、はじまり、でございます。

 蜜月を持続可能な未来とするには思いやりと想像力しかありません。
 
 よく結婚って忍耐っていいますよね。

「ま、別にイヤなら離婚すればいっかー❤️キャハ」

 というノリと勢いで結婚すると意外となかなか離婚できないハードルの高さに驚くことは多いと思うので(経験者)、結婚生活においてはスルースキルがなによりも大事かもしれません。

 例えば聞こえてないフリ、一晩寝たら忘れる(中村玉緒先生方式)、相手に知られないように憂さ晴らしなど、対・結婚相手に忍耐、というのは正しいのです。

 でも契約も約束もない恋人が一緒にいようと思うと、思いやりと想像力がマスト。相手の不可解な行動に対して不可能に近いほどのポジティブさを持って想像力を駆使しなくてはいけないのです。

 だからこそ修羅場になればなったで好き放題言える初期よりも、蜜月は、四面楚歌に陥った項羽にならないための権謀術数が必要となってくるのです。

コロッケそば?

……。

…………。

あれ……。

 わたしとひろし、滑舌悪いVS耳遠いふたりの頂上決戦の話をさせていただきたかったのに、「時そば」のまくらで全部を持っていくコロッケそばみたいになっちゃいました……。

これに懲りず、来週の頂上決戦、是非ともよろしくお願い申し上げます、なにとぞ……!

 次回(7/12更新予定)の頂上決戦は……!

✨ 今日は「多才すぎでヤバい」って言ったら「社会主義でヤバイ?」って言ったひろしが可愛いから社会主義記念日

✨ 今日はひろしが好きすぎて「いますぐ犯したい」ってゴルフ場で囁いたら「イノシシ買いたい? あぁ、ここら辺なら売ってくれるかも知れんで」って言うひろしがセクシーすぎたのでペプシ記念日

✨ +αでスペシャル

の3本立てです!!!

小悪魔ドルチェ寿司
記事一覧
編集者
出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

関連キーワード

エロコク 新着一覧


一見すると口紅! すべての人に持ってほしい気配りローター
 これを見てすぐに「ラブグッズだ」と分かる人は少ないのではないでしょうか。「マジックモーション マジック ロトス」は、れ...
桃子 2021-09-19 06:00 エロコク
20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#6
「同じ敷地内に立つマンションの別棟」に不倫相手と住むH美さん(27歳・派遣)。LINEでの連絡は毎日、そして3日に一度は...
蒼井凜花 2021-09-17 06:00 エロコク
いかつい雰囲気を裏切る優しく繊細な刺激で極上オーガズムへ
 不良少年が捨て犬を保護した……そんな現場を目撃したら「超~いい人!」と思っちゃうのが人情というもの。好印象から悪印象へ...
桃子 2021-09-12 06:00 エロコク
20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#5
 不倫相手と同じ敷地内のマンションで新生活を始めたH美さん(27歳・派遣)。しかしある日、分譲のA棟に住む彼と賃貸のB棟...
蒼井凜花 2021-09-10 06:00 エロコク
精密ロボット機能搭載!“押す”&“こする”を備えた最新バイブ
 女性の性感帯はいまだ謎に包まれたところが多く、中でも最もミステリアスなのがGスポットでしょう。ラブグッズ界もこれまで、...
桃子 2021-09-05 06:00 エロコク
20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#4
 ついに不倫相手と同じマンションでの生活を始めたH美さん(27歳・派遣)。引っ越し当日は彼を部屋に招き入れ、新居で甘いセ...
蒼井凜花 2021-09-03 06:00 エロコク
レトロだけど新しい! ほかのバイブにはない気持ち良さ♡
 昨今はハイデザインなラブグッズが増える一方で、レトロなものはいつのまにやら少数派。「桃色GENERATION」は、10...
桃子 2021-08-29 06:00 エロコク
20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#3
 不倫相手のマンションに引っ越すことになった派遣OLのE美さん(27)。あまりにもリスキーな不倫だが、目くるめく快楽を知...
蒼井凜花 2021-08-29 21:10 エロコク
元カレでもいい…「リサイクルセックス」に走る女性の心理
 コロナ禍により、男女の出会いの機会が一気に減ったこの頃。あまりの出会いのなさに、元カレや元ダンナと再び関係を持つ女性が...
内藤みか 2021-08-26 06:00 エロコク
力で快感を引き出す電マしか知らない人ほど試してほしい一品
 エッチな目的のために電マを購入。でもそれだけでなく肩や腰のマッサージにも使っている女性、少なくないですよね。電マはパワ...
桃子 2021-08-22 06:00 エロコク
20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#2
 いまや日常にありふれている不倫。今回取材に応じてくれたE美さん(27歳・派遣)も、妻子ある男性と不倫をしている女性の一...
蒼井凜花 2021-08-20 06:00 エロコク
吸引グッズ火付け役の“妹分”が日本上陸!初心者もすぐ使える
 アパレルやコスメの世界では“姉妹ブランド”というものがよくあります。メインのブランドよりも価格帯が低めなのが“妹”。そ...
桃子 2021-08-15 06:00 エロコク
20代派遣OLの告白「私、不倫相手と同じマンションに…」#1
 連日のように報道されている有名人の不倫……。有名人だけでなく、一般人も不倫に走ることはもはや珍しくない。  今回、取...
蒼井凜花 2024-08-22 17:23 エロコク
クリを内側にしっかり収めるよう計算され尽くされた吸引系
 上品なラベンダー色、無駄をそぎ落としたようなフォルム。クリトリスを覆って振動刺激を与えながら吸い上げる“吸引系”の人気...
桃子 2021-08-08 06:00 エロコク
40代エリート男性の告白~「夫婦交換」という愛のカタチ#6
 これまで5回にわたって綴ってきた「夫婦交換」の内情。「性と生」を謳歌するべく、二組の夫婦がもつれあう光景は、Wさん(4...
蒼井凜花 2021-08-06 06:00 エロコク
カップルにも♡小さな面でクリを刺激する“一点集中ローター”
 最近、私がクリトリスをピンポイントで刺激するグッズを探しているからでしょうか。一点集中! 小さな接地面でクリをしっかり...
桃子 2021-08-01 06:00 エロコク