更新日:2023-11-04 06:00
投稿日:2023-11-04 06:00
絶対に離婚はしない
妻からの脅しには、絶対に屈しないと心に決めていると話すオサムさん。
現実問題として、今、オサムさんに収入がないことについては「娘には申し訳ないと思いますけど、妻に対しては思っていません」とさっぱりした顔で断言します。
「こうなったら、意地でも離婚するもんか! という心境ですよ。俺の年齢だってもう50代に入る直前ですからね、今になって離婚なんてされても後が困ります。
浩子が調子に乗って『離婚、離婚』って大騒ぎをしているのは不愉快ではありますけれど、まぁ騒ぐだけ騒がせておけばいいでしょう。
40代なのか70代なのかの違い
夫婦になったら将来的には介護の話とかもあるわけですから、基本は助け合い。浩子だって俺の介護をする覚悟くらいは、結婚したときから持っていたはずですよね?
どうして浩子は、その計画が、少し前倒しになっただけだというふうに納得はできないんですかね?
もうちょっと客観的に捉えれば、僕が無収入になるのが40代なのか70代なのかってだけの話なわけですよ、当初の計画よりちょっと早く無収入になっただけで、あんなふうに大騒ぎされるのは、やっぱり面白くはないですね」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。
まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
好きな人とLINEを交換しても、結局会話が盛り上がらずに音信不通になってしまった……なんてことはありませんか? 恋を成...
コロナウイルスまん延により、自由に外出ができなくなった今、彼との過ごし方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか? そ...
恋人との関係において、大好きなパートナーであればあるほど“長続きした〜い”と願うもの。別れる原因は数あれど、よくあるケ...
本当は両思いなのに、それに気づかず片思い状態を続けてしまう「両片思い」。相手の思いに確信が持てず、一歩踏み出せない人も...
好きな彼と同棲がはじまると、嬉しくて幸せを感じますよね。しかし、同棲はゴールではありません。中には、「最近、彼の様子が...
取引先の男性との恋愛は「公私混同」と、タブー視する人が多いですよね。また、脈ありだと感じても「ただの社交辞令かも?」と...
女性の中には、いつも彼氏に愛されて大切にされる人と、そうでない人がいますよね。この違いがなぜ生まれるのかというと、男心...
意中の男性からいつ見られてもいいように、メイクやネイルを研究するなど、日々努力している女性は多いですよね。でも、実際の...
「冷酷と激情のあいだvol.51〜女性編〜」では、「イクメン」を気取る夫の本性に我慢の限界を迎えた妻・1さんの心情をご紹...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男性から好意を持ってもらえるのは、誰だって嬉しいものです。しかし、中には興味の有無に関わらず、男性に対して思わせぶりな...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「こんなはずじゃなかった!」と後悔しながら結婚生活を送っている方は少なくあり...
大好きなのに、なかなか彼のことを信じられずに嫉妬してしまう……そんな恋愛って、本当に苦しいですよね。今回は、そんな「恋...
前触れもなく、突然彼から別れを告げられたら、どんな女性でもショックを受けてしまいますよね。そんな辛い思いをしないために...
恋愛経験を積んで大人になると、傷つくことを恐れたり、人間関係を考えたりして、2人の関係がなかなか発展しない人も多いです...
ナンパ師を自称したこともある36歳の男性が電車内で無差別に人を切りつけ、殺人未遂容疑で逮捕されるという事件が起きました...