レトロブームな今夏は「ゴールデン街」でニッチな出会いを♪

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-07-12 06:00
投稿日:2019-07-12 06:00
 コリドー街、恵比寿横丁――。都会では「ナンパ街」として名の知れるスポットもたくさんありますが、最近はどこもちょっと情報が古いような気がしていませんか?
 コリドー街に至っては、もう東京の人よりナンパ目的の地方の方々が多いほど。なんか、そういうのじゃないんですよね……。では、一期一会な飲み好き女子は次にどこに行けばいいのか? 東京で飲み歩いている筆者は、ネクストバズ飲み屋街として「新宿ゴールデン街」を推薦します!

インバウンド効果もあって大盛り上がりのゴールデン街

昔懐かしい雰囲気を醸すゴールデン街(写真:iStock)
昔懐かしい雰囲気を醸すゴールデン街 (写真:iStock)

 新宿の飲み屋街「ゴールデン街」、ご存知の方も多いですよね? 歌舞伎町の中にある、レトロな町並みの飲み屋街です。

 狭い路地にぎゅうぎゅうに小さなバーが立ち並ぶ様子が、どこか現代らしくない昔懐かしい雰囲気を醸し出しています。歌舞伎町自体も、「2020」に向けてインバウンド効果が高まってきており、週末のゴールデン街は外国人観光客も多く、新宿の夜の街では今一番人口密度が高いのでは、と感じさせる街です。

20〜30代のおしゃれなサブカル系男子との出会いも

ゴールデン街にはサブカル男子も(写真:iStock)
ゴールデン街にはサブカル男子も (写真:iStock)

 ゴールデン街というとちょっとニッチなイメージが強く、一昔前の赤羽のような、対象年齢の高いエリアという印象を持っている人も多いかもしれません。

 確かに昔からシニア層の人口も多い飲み屋街ではありますが、最近は若い人も年々増えているのです。お店に立つバーテンさんも若い方が増えていますし、はしご酒もしやすいので酒好きな若者が昔より増えてきています。

 また、昨今のレトロブームに乗ってか、クリエイティブ系の若者たちにも愛されているのです。場末の雰囲気を愛する懐古主義なおしゃれ男子や、ニッチでアングラな情報に早いマスコミ系の男性との出会いも期待できます。

行きつけになってからは知り合いが芋づる式!

いつでも新しい知り合いが増える(写真:iStock)
いつでも新しい知り合いが増える (写真:iStock)

 とにかく店と店、客と客の距離が近いこともあり、横のつながりの強さがある街です。飲み慣れている人たちは初対面でも気兼ねなく話しかけてくれます。「行きつけの飲み屋を探したい!」という人にはぴったりの街です。

 そういう街なので、お互いの友人同士もすぐつなげてしまうので、いつふらりと飲みに行っても新しい知り合いが増えます。筆者が先日遊びに行った時は、映画監督や脚本家、音楽プロデューサーにモデルと、同じ店で仲良くなりました。

 もちろん連絡先は交換することもしないこともあって、本当に自由にお酒と新しい知り合いづくりを楽しめる街だと思います。

意外と怖くないハートフルな飲み屋街です

 にわかに令和最初の夏なんて言葉も叫ばれていますが、平成と比べてまだ何が変わったわけでもないのが今年だと思います。でもぼんやりと、何か新しい出会いや、新しい体験がしたい。ゴールデン街はそんな好奇心旺盛な酒好き女子におすすめです。

 エビ横やコリドーほど“出会いのための街”、と言い切っている街でもないので、ゆるく出会いを楽しめると思いますよ。

ミクニシオリ
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フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
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