倦怠期をどう乗り切る? 交際に苦労し始めたら試す秘策3つ

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-07-28 06:00
投稿日:2019-07-28 06:00
 倦怠期は、ありがちなカップルのトラブルの一つですよね。そのまま別れてしまうカップルもいるほどです。交際期間が長くなるにつれて、自然とパートナーのありがたみを忘れてしまう人も多いでしょう。
 そこで、付き合って長いにもかかわらず、上手に交際を続けているカップルに話を聞いてみました。彼女たちが、彼との程よい距離感をどう維持してきたのかに注目です。

倦怠期を女性が実感する時はこんな時

 彼との関係がうまくいっていない時、倦怠期と自覚する女性が多いはずです。そんな女性たちが思う、彼との倦怠期の兆候を教えてもらいました。

彼氏との会話が弾まなくなった

「付き合って半年くらいで、多くのカップルが倦怠期を迎えるのだと思います。ちょうど交際したあとの新鮮さもなくなるし、彼のことをだいぶ理解できたころだからです。彼と何を話しても“つまらないなぁ”という時に、倦怠期だと自覚しますよ」(Kさん・28歳女性/看護師)

 彼と会話をしている時に、ほかのことを考えがちだったり退屈してしまう時は、倦怠期のせいかもしれません。倦怠期を自覚すれば、必要以上に彼のことを問いただすことをしなくて良さそうです。

会ってもときめかない

「彼と会う時に、必要以上に着飾らなくなった時ですかね。初デートの時みたいに、ワクワクしたりドキドキすることがなくなる。彼と会う予定すら、鬱陶しく感じる時に“倦怠期だなぁ”って。彼より優先したいものとか、自分の中で譲れないものが出てくるのも、倦怠期ならではですね」(Hさん・29歳女性/事務)

 彼氏ができると多くの女性はデートを楽しみにすると思います。しかし、倦怠期を迎えてしまうと、そのようなトキメキがなくなってしまう女性が多いようです。

喧嘩ばかりしている

「倦怠期といえば、お互いの嫌な空気ですよ。喧嘩ばかりし始めたら、それは倦怠期ですよね。ちょっとの小競り合いがいつの間にか大きな喧嘩になっていた時なんかも。付き合い初めのころは、お互いに“ごめんね”って言っていたのに、怒りがおさまらない時に“これは距離を置くしかないのでは?”って思えてきちゃいます」(Sさん・30歳女性/介護士)

 ちょっとしたことで喧嘩するようになった時、気づけば、いつも二人の間に険悪なムードが漂う時、などは倦怠期と思ってよさそうです。

倦怠期はどう乗り切る? 女性たちが試した3つのこと

 長く付き合いを続けていくには、倦怠期を乗り切る方法が必要になります。うまく関係性を悪化させずに、彼との倦怠期を乗り越えるコツをベテランカップルに聞いてみました。

思い切って距離を置く

「交際期間を入れたら、今年で旦那と10年の仲になります。これまで毎年のように、倦怠期を乗り越えてきました。少しでも“倦怠期かな”と自覚すると、女性はそれを覆すのに時間がかかりがちですよね。そういう時は、相手にも嫌悪感が伝わってしまうと思うので、思い切って距離を置きますよ。かかわってイライラするくらいなら、わざと疎遠にするのも思いやりかなって」(Wさん・35歳女性/主婦)

 倦怠期でできた溝を埋めようと、距離を詰めてしまう女性がいます。「私のこと、どう思ってるの?」と詰め寄る姿勢が、彼をイライラさせるようです。倦怠期を自覚している女性こそ、態度に嫌悪感が出ている場合も少なくないからです。

 彼との倦怠期を割り切ってしまうことで、自分の気持ちも楽になるそうですよ。

彼と話し合う

「素直に“最近は疲れているから、デートもしたくない”と話します。彼との関係がある意味、安定しているからこそ倦怠期になってしまったんだと思うんですよ。だから、彼に正直にその思いを伝えます。新鮮さは欠けたものの、信頼しているからこそ本音をカミングアウトすれば、彼も改善策を出してくれるはずです。何でも話し合う姿勢は、これから長く交際を続けていくにあたり、きっと大事なことですよ」(Uさん・38歳女性/SE)

 軽いタッチで話し合うことで、彼も問題提起をしてくれるかもしれません。2人の問題は2人で考えるのが一番です。素直な自分の感情を、彼に伝えてみましょう。

いつもと違うデートを提案する

「女友達と会う時、女性は実にアクティブだと思うんです。インスタ映えスポットに行ったり、会話にも退屈しない。でも彼と会う時はワンパターンのデートが多いじゃないですか。女友達を誘うほどではないけど、彼なら誘いやすいスポットとかありますよね。近ごろマンネリ化していると思ったので、珍しく遠出を計画して。深海水族館に彼といったんですが、その日は話も弾んで楽しいデートになりましたよ」(Mさん・29歳女性/ウエディングプランナー)

 いつもと違ったデートの提案をしてみれば、普段と違う2人がそこにはいるもの。「倦怠期を乗り越えたいから」という下心ありでも、思い切って決行してみる勇気が大事になります。彼との関係でまだ楽しい思いができるとわかれば、倦怠期を悲観せずに済みそうです。

倦怠期をうまく乗り越えよう

 そのマンネリを“倦怠期”とするかどうかは、カップル次第。うまく乗り越えるカップルもいれば過剰に問題視し、トラブルが深刻化してしまうカップルもいます。倦怠期をうまく乗り越えることができるカップルこそ、長く続くカップルといえそう。

 倦怠期を乗り越えるアイデアにこそ、二人の交際をさらに楽しくするヒントが眠っているかもしれませんよ。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


社内不倫やってるよね? 怪しい二人ならでは特徴と波風立てない対処法
 社内にどう見ても怪しい二人がいると「不倫しているのかな?」と気になってしまいます。もちろん、恋愛は二人の問題で周囲が口...
恋バナ調査隊 2024-03-18 06:00 ラブ
家庭に戻った彼との復縁できる? 本気だったからこそ気になる選択肢3つ
 あなたと不倫中の彼が、そっけなくなり家庭に戻った時、「もう復縁は無理かも」と思うはず。男性が家庭に戻る理由には、いろい...
恋バナ調査隊 2024-03-18 06:00 ラブ
プロ愛人の腕に男性メロメロ? 性欲、癒し、出世に貢献しまくるLINE
 世の中にはたくさんの仕事がありますが、「プロ愛人」という職業をご存知ですか?  プロ愛人の女性たちは、お金をも...
恋バナ調査隊 2024-03-17 06:00 ラブ
床下手の恋人はまるでトドのぬいぐるみ! 57歳モテ男が引いた貧乏くじ
「冷酷と激情のあいだvol.186〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った10歳年上の恋人・ヒデナリさん(57歳・...
並木まき 2024-03-16 06:00 ラブ
マチアプリ交際3カ月目、57歳の彼氏が性の亡者に変貌! 悔やむ47歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-03-16 06:00 ラブ
結婚10周年、何もしないのありえない? みんなのエピソード
 結婚10周年は、夫婦にとって大きな節目。でも、世間の夫婦の中には、結婚10周年にお祝いする夫婦だけでなく、何もしないで...
恋バナ調査隊 2024-03-16 06:00 ラブ
40代の結婚前提交際…でも縁がない相手だったら? 見極めポイントを解説
 40代になると「結婚を前提に付き合っている彼氏」がいる人も多いですが、どうしても結婚だけは決断できないと悩む人も…。そ...
恋バナ調査隊 2024-03-16 06:00 ラブ
自民青年局はチップ口移し会合 夫の夜のハメ外しはどこから浮気と不倫?
 夫の夜の店通いやハメ外しは裁けないのか――。  2023年11月、自民党青年局の懇親会で行われた過激なダンスショ...
彼氏のスマホやPCに「エロい検索履歴」を見つけたら…要注意ワードは?
 彼氏の検索履歴が目に入ってくる時があります。そこにいかがわしいワードや動画を見つけてケンカになる人も…。けれどちょっと...
内藤みか 2024-03-14 06:00 ラブ
会話なしの40代夫婦が増加中? 3つのワケと幸せに暮らすコツ
 まだ結婚したばかりなのに、まったく会話なしの40代夫婦は多いようです。実際に、ネット上では「結婚1年目にして、まったく...
恋バナ調査隊 2024-03-14 06:00 ラブ
妊活中の女性が抱えるお金より切実な悩み パートナーとの食い違い第1位は
 多様な価値観やライフスタイルが変化する中で、2022年4月より不妊治療の保険適用範囲が拡大し、人工授精等の「一般不妊治...
ミクニシオリ 2024-03-13 06:00 ラブ
気持ちいいな♡ 上手なキスと下手なキスの違いはなに?
 好きな人とのキスの相性がいいと、恋の気持ちも倍増するというもの。 でも、キスが苦手な女性もたくさんいるわけで…。「上手...
恋バナ調査隊 2024-03-13 06:00 ラブ
花粉症カップルにおすすめの屋内デート5選 おうちデートのマンネリ打破!
 花粉症の人にとっては、つらい季節になりましたね。花粉の時期の悩みといえば、「外でのデートが楽しめない」こと。とはいえ、...
恋バナ調査隊 2024-03-12 06:00 ラブ
60代で月1回の性交渉は17.7%の実態 我々はいつまで現役でいられる?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。普段からレスのつらさや...
豆木メイ 2024-03-12 06:00 ラブ
結婚に恋愛感情はいらない説を検証 家族愛のほうが大事?
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に、婚活中の女性からすると、紹介された男性に短...
恋バナ調査隊 2024-03-11 06:00 ラブ
私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし
 はじめまして。今回、「コクハク」で「処女」に関するコラムを書かせていただくことになった、mirae.(みれ)と申します...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:39 ラブ