都合のいい女にならない! 逆手にとって恋愛を楽しむには?

リタ・トーコ ライター
更新日:2019-07-14 06:00
投稿日:2019-07-14 06:00
 世の中的に「都合のいい女」の対義語は「本命の女」らしいのですが、でも、それって本当? と、疑問に思ってしまう私。本命だろうと都合がいい女はいるし、都合がいい女でもきちんと愛される女性はいるんです。

「都合のいい女 VS 本命の女」って本当に成り立つ?

 何かと比較される「都合のいい女 VS 本命の女」。要約すると、都合のいい女=遊ばれる女で、本命の女=大事にされる女、ということなのですが、でも、実はそう簡単な図式ではないと思います。

本命だろうと「都合がいい女」はいる

 お付き合いしていようとなかろうと、男性の都合に合わせて動いてしまう時、「私って、都合のいい女?」そんな風に悩んだことがある方は多いはず。

 でも、例えば、仕事が忙しい彼氏に彼女が予定を合わせて会う、お互いにお金がないからホテルを使わずに一人暮らしのどちらかので泊まる、など、これらの例は男性にとってある意味、都合がいいこととも取れますよね。

 要はそれに対して女性側がストレスを感じるか感じないか、つまり女性が納得しているかによって、都合がいいのかそうでないのかが決まると思うんです。

「都合がいい女=遊ばれる女」になるのはダメ

 でも、残念ながら、男性に弄ばれる「都合がいい女」は存在します。男性の都合に合わせて体だけを求められる、ドタキャンばかり、簡易的なデートしかしない、など、まさに「遊ばれる女」と呼ばれるような。これは女性側もストレスを感じるでしょうし、その男性を好きになればなるほど不毛な関係となってしまいます。だから、これはダメ。

 でも、この関係を「セフレ」と呼ぶ男性もいるはず。でも、逆に女性側も「セフレ」だと思っていれば、何の問題もないこと。要は、お互い割り切った関係であれば、都合よく付き合っていけるのです。

それ間違ってない?「都合のいい女」にならない方法の落とし穴

 リサーチを重ねてみると、都合のいい女にならない方法がたくさん紹介されていました。でも、単純に鵜呑みにして良いのでしょうか?例を挙げて見ていきましょう。

すぐに体を許してはダメ

 すぐに体を許すのはダメ。これは、昔から言われる恋愛の鉄板の掟ですよね。男性が軽い女だと認定をしてしまうから、そんな理由が浮かび上がりますが、でも、もしも男性からのお誘いが「あなたを好きだから」という理由であればどうですか?

 思い切って誘った男性の気持ちを無下にしてしまい、相手を傷つけたりタイミングを失うことも考えられますね。また、3回目のデートまで待とうと、付き合うまで待とうと、彼とあなたの関係性によってはその後、都合のいい女になってしまうことは十分にあり得ること。あまりガードを固くするのも考えものだと思います。

連絡をマメにしてはダメ

 連絡をマメにしてはダメ。これも、都合のいい女にならないための方法らしいです。でも、LINEが主流の昨今、連絡をしたのに既読 or 未読スルーをされると、自分に興味がないんだな、と思われても仕方がありません。

 携帯電話というツールを使っての駆け引きなんかより、実際に会ってからが勝負。あまり考えずに気付いた時に返信をする、その方がいずれ本命の彼女となってからもストレスなくお付き合いできると思います。

愛される「都合のいい女」になるには?

 では、遊ばれる都合のいい女ではなく、愛される都合のいい女になるにはどうすれば良いでしょうか? まさに、女の見せ所!? 方法を見てみましょう。

手放したくない女になる

「都合のいい女」を作りたがる男性は、いわゆるモテる要素を持った遊び人の王様タイプが多いです。そういう男性が「手放したくない」と思える女性とは、あえて自ら「都合がいい女」になってあげられるほどの上手(うわて)な女、だと思います。基本的には大きな愛情で許し、包んであげる。押し付けがましさや駆け引きがないから、一緒にいて疲れさせない。でも、時には反発してワガママも言える。

 王様タイプの男性は「好き勝手しているのに、なぜかペースを握られている」そんな感覚に陥るでしょう。他の女性とは一味違う、価値がある、と思わせることができたら、男性は簡単には離れられなくなるはず。

都合のよさを癒しに変える

 呼んだらすぐに会いにきてくれる、ドタキャンも軽く受け流してくれる、体も満たしてくれる。これは、遊ばれる都合のいい女の特徴でもあります。でも、そこに真っ直ぐな愛情と癒しがあればどうでしょうか。彼女はいつも自分に合わせてくれるし、ドタキャンしても怒らず、ポジティブにニコニコ笑ってくれる。大切にしたいと思っても不思議ではないでしょう。

 結局のところ、好きな気持ちに勝るものはありません。最初は都合がいい女だと思っていたのに、一緒にいるうちに癒しを感じて愛したいと思うようになった。これぞ、都合がいい悪い関係ない「普通の恋愛」です。結果オーライと、言えるのではないでしょうか。

都合がいい女かそうでないかは、自分が決めること!

「都合がいい女はダメ」と言われる理由。それは、「遊ばれる都合がいい女」と「愛される都合のいい女」が、紙一重のところにいるからでしょう。その違いは、そこに都合のいい女としての「信念」があるのかないのか。つまり、都合がいいかどうかは自分が決めればいいと思うんです。でも、だからといって遊ばれるだけの女はダメ。適当にされることほど女性として、悲しいことはありませんから。

「都合がいい女」としてどう立ち回ることができるか、それが結果的に「本命彼女」を大切にする一途な男性を産むのかも? そう思うんです。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


“リアル恋愛話”5選。年下男子が40代女性からの誘いに「即OK」するデート先とは?
 ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
「社交辞令でも嬉しい…」“全国TOP5”の女風セラピストとDMで、甘いやり取りを楽しむ
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:32 ラブ
俺の美学は高級店を「最低価格」で楽しむこと。自称“ひねくれ者”の57歳男の主張
「冷酷と激情のあいだvol.215〜女性編〜」では、高級志向なのにセコい振る舞いをする恋人トシオさん(57歳・仮名)との...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
直売所でも飲食店でも「最安価」しか選ばない。恋人のドケチっぷりに結婚前提交際をためらう47歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
不倫は悪なのか。作家・鈴木涼美氏が提起する日本の結婚制度の限界…それでもなぜ結婚する?
『不倫論――この生きづらい世界で愛について考えるために』(平凡社)を刊行した作家・鈴木涼美氏とともに、現代女性における「...
ミクニシオリ 2024-10-06 17:31 ラブ
作家・鈴木涼美氏と考える 現代女性の不倫リスク「不倫って気づいたら巻き込まれているもの」
 朝スマホを開くと「またか」と思うくらい、1年に何度も芸能人の不倫ニュースを見かける。いくら有名人とはいえ、特に当人と面...
ミクニシオリ 2024-10-05 06:00 ラブ
“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?
 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー...
一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。  結婚相...
内藤みか 2024-10-03 06:00 ラブ
最強の愛され女性がやらないこと7選。彼から「追われる恋」希望なら試す価値あり
「彼に愛され続けたい」「追われる恋愛がしたい」と思う女性は要チェック! 今回は男性の意見を交えながら、愛され女性がやらな...
恋バナ調査隊 2024-10-03 06:00 ラブ
アリバイ写真で墓穴掘ってるよ。浮気する男のしょーもない弁解&ごまかしLINE6選
 LINEは浮気がバレてしまうきっかけとなることが多いようで…。今回はパートナーが浮気をごまかすために送りがちな、バレや...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
 離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重。ドケチな彼氏のドン引きエピ7選から学ぶこと
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も…。...
恋バナ調査隊 2024-09-30 06:00 ラブ
「飲み屋の女にハマったせいで借金が」49歳男性がラブホデートを続ける切実な理由
「冷酷と激情のあいだvol.214〜女性編〜」では、交際半年ほどになる恋人とのデートが、いつもラブホテルなのに強い不満を...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
「40代半ばで毎回ラブホデートなんて…」自分は安い女? 惨めさを募らせる44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
内田有紀の“公私相棒”柏原崇に注目。夫が妻をサポートする「裏方でもイイ男」と出会うには?
 女優の内田有紀(48)がトークバラエティー「だれかtoなかい」(フジテレビ系)に出演し、交際中とされる元俳優の柏原崇(...