自爆覚悟! 愛人が企む恐怖の制裁
――意外な展開でした。続きをお話しください。
「ややショックを受けたため記憶が曖昧ですが、ナオミさんによると『達也さんは私を裏切って、多くの女性とマッチングアプリで関係を持っている。この浮気動画を達也さんの妻に送りつけてやる』とのことでした」
――えっ、波子さんとのセックス動画を奥さまに送る?
「はい、もちろん私の顔の部分はモザイク処理をしてです。ナオミさんは達也さんにのめり込むあまり、浮気を繰り返す彼を許せなかった。だからこそ、彼の本性を妻に暴露してやりたいと思ったそうで…。
本来なら、ナオミさんだって妻から訴えられる立場なのに、女って怖いですね。開き直って自爆覚悟だそうです。
ただ…達也さんのセックスは本当に巧みで、エクスタシーを感じる素晴らしいものでした。彼女がハマってしまうのも当然かもしれません。イケオジで優しくて、セックスが巧みな男性なら、モテモテでしょうね」
探偵失格? でももう一度抱かれたかった
――そうだったんですね…続けてください。
「ナオミさんは徐々に涙声になっていって…。社長の指示で『波子さん、今日はお疲れ様、後はナオミさんと2人だけで話すから』と帰されたんです。
切ない気持ちで事務所を後にしたものの、このあと起こるであろう達也さんの修羅場を思うと、哀れに思えてきて…。
で、探偵失格ですが、私、すぐに既婚者マッチングアプリをスマホにインストールしました。
どうしても、もう一度彼に会いたかった。いえ…抱かれたかった。
公私混同とは自覚しています。彼は今後、最悪の事態に遭うはず。だからこそ、最後にもう一度抱かれたかったんです。
早くしないと、ナオミさんが動き出したら終わりです。あの盗撮動画と盗聴データを達也さんの奥さんに渡る前に…。
私は急いで既婚者マッチングアプリに『美波』という別名で登録したんです。プロフィール欄には『美波、48歳、派遣、Eカップ、色白和風美人と言われます。素敵な男性に心の隙間を埋めてほしい♡』ってね。
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