発達障害児の長男 児童精神科で勧められた「プレイセラピー」を受けたら

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2024-02-05 06:00
投稿日:2024-02-05 06:00
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 3人の子どもを抱えながら働くって、思っていたよりも大変! 本連載は子育てをしながらバタバタと過ぎていく毎日の中で、私が感じたことやちょっとした事件(笑)を「働くママのリアル」を通してお伝えします。

発達障害の長男は自制ができない

 みなさん今日もママ業お疲れ様です! 前回は「中学生のスマホ事情」についてお話しました。

 中学生になった長女は、隙あらばスマホをいじるほど、スマホ中毒に陥っています。スマホを隠してもいつの間にか見つけ出し、ベッドの下に隠してコソコソ使っている時も…。

 スマホを持たせてみたは良いものの「子どもに悪影響でしかないのでは?」と思う反面、外出した際に連絡がとれるのはかなり便利です。

 今の時代、スマホは必需品。中学生にとっても、単なる連絡手段としてだけでなく、コミュニティ形成のために必要なのでしょう。

 時には寛容に、危ない使い方は口酸っぱく注意しながら、見守っていこうと思います。

 話は変わりますが、長女にはスマホを持たせていますが、小学5年生である長男には持たせていません。

 まだ早いという理由もありますが、発達障害の長男は自制ができないのが大きな理由です。スマホを与えたら最後、朝から晩までいじくり回すのが目に見えています。

 そんな長男は2週間に1回のペースで児童精神科に通っており、気分を落ち着かせる薬を飲んではいますが、相変わらずの様子で効果があるのかないのかわかりません…。

 その様子に、医師から「『プレイセラピー』をしてみましょう」と言われました。 

 今回は「発達障害における『プレイセラピー』の効果」についてお話します。

『プレイセラピー』ってなに?

 みなさんは『プレイセラピー』を知っていますか?

『プレイセラピー』をざっくりと説明すると、心理的安全性を保ったうえで子どもが遊びを通して内面を表現し、その様子をセラピストが受け止めて理解することで、自己治癒力を活性化させるのが目的の治療です。(※医師から受けた説明を解釈したものです)

 医師いわく、「なぜ攻撃的になってしまうのか?」「その行動にはどんな意味があるのか?」という観点で長男の深層心理を引き出し、改善への糸口に繋げるために必要なのだとか。

 内容は臨床心理士とプレイルームで1時間ひたすら一緒に遊ぶだけというシンプルなもの。自分の気持ちをうまく言葉にできない子どもに対して、遊びながら、おしゃべりをしながら、時間をかけて心をほぐしていきます。

 その間、親は同席できないため待合室で待つか、外出していてもOKです。待っている間にゆっくりカフェでお茶を飲んだり、ショッピングをしたり、「普段できないようなことができるかも」なんて、楽しみになってきました。

 親からしても、少しだけでも子どもと離れる時間ができるのは嬉しいですね。

 こうして、次回から診察の1時間前に『プレイセラピー』を行うこととなりました。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ご飯作りを苦痛に感じる5つの原因&3ステップの改善方法!
 ご飯作りは、毎日の生活の中で切り離せない大事な家事のひとつ。しかし、仕事で疲れていたり、献立を考えるのが面倒だったり、...
「愛されるモテSNS」って? ネット世代が気をつけるべきこと
 コロナ期、私たちはSNSを利用して、リアルで減ってしまったコミュニケーションを埋めました。人と会えない期間によって、よ...
猫って液体なの…? 透明ボウルにも納まる“にゃんたま”君
 土鍋を置いておくと、猫がまあるくなって中に入る「ネコ鍋」現象がありますが、透明ボウルを置いてみたら、やはり!入りました...
愛と美のオンナの幸せを司る「ピンク花」のとてつもない威力
 ある日の昼下がり。  猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんに、この日も悩める子羊がお花を買いにやってまいりました。...
バセドウ病の再燃で疲労困憊…治療はいつも不安と隣り合わせ
 寛解に向かっていたバセドウ病が再燃してからは、ひとことで言うと「地獄」。何をしても良くならない症状が、日を追うごとにひ...
触りたくなるモフモフ! “にゃんたま”写真家の秘蔵の一枚
 世界で一番多くのにゃんたまωを撮影する、猫フェチカメラマン・芳澤です。  「いいえ、我こそがにゃんたま撮影数世界...
やっと妊娠も再び出血…病院から受け入れ拒否をされた妊婦
 みなさんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が結婚後に女性が...
揉め事か!?威厳たっぷりボス猫候補の“にゃんたま”兄貴
 きょうは、小さな港地区のにゃんたま兄貴。  強くて賢くてカッコイイからみんなに一目置かれていて、次期のボス猫候補...
下降気味の運気を爆上げ!南国の愛され花「ハイビスカス」
「アナタ、なんで全身真っ黒なのよ! 喪服なのか! すぐやめなさい!」  先日とある著名な祈祷師の方に会うなり、いき...
2年間のバセドウ闘病生活を振り返る ~兆候から悪化まで~
 この連載もいよいよ終盤です。私は発覚から術後まで、およそ2年間にわたりバセドウ病と闘いました。甲状腺を全摘する手術を終...
おにぎり島をバックに…照れ屋な“にゃんたま”君の記念撮影
 ニャンタマニアのみなさんこんにちは。  きょうは、三角おにぎりみたいな形の島を背景に、にゃんたまω記念撮影にトラ...
指輪をつける位置には意味がある♡今の自分に合う指はどれ?
 指輪を購入する時、「なんとなくこの指にはめたいから」「この指にしか入らないから」など、気軽な気持ちで選んでいる方も多い...
原因は梅雨の湿気…プチ不調を撃退する食生活を栄養士が伝授
 気持ちのいい新緑の季節が過ぎ去ると、やってくるのが梅雨……。誰もが少し憂鬱になりがちなジメジメ時期を、少しでも元気に過...
屋根の上から危険を察知!逃走中の“にゃんたま”君をパチリ
 猫はタンスや冷蔵庫の上、キャットウォークなどの高い所が大好き。  高い所を好むのは、周りを見渡せて安全であること...
父の日に何贈る?「幸運の花」は家族円満のラッキーアイテム
「父の日」が近づいてまいりました。  今年の父の日は6月21日となっておりますが、「母の日」に比べて、この盛り上が...
「手術してよかった」術後半年で楽しく毎日を過ごせるように
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...