【失敗談】人とモメないために重要なのは我慢よりも確認!

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2024-02-02 06:00
投稿日:2024-02-02 06:00
 みなさんは人と意見が違ったら、「まあ私が我慢すればいいか」と思うタイプですか?
 私はずっと我慢するスタイルで生きてきましたが、もしかしたら間違っていたかもしれません。
「自分の意見は押し通せ!」と言ってるのではなく、そもそも争いごとの頻度を減らせる方法があると分かったんです。

こうやって誤解が生まれる…

 

 

 

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

 

どんなに高級なものも、嫌いな人にとっては価値0

 私がまだ若い頃、スナックのお客さんにご飯に誘われた時がありました。

 その日はクリスマスだったのですが、出勤日ではなかったし「ご飯のあとでお店に一緒に遊びに行こうかな~」と軽い気持ちで約束。

 ところがフタを開けてみると、まさかの朝から次の日までの予定を組まれていたんです…。

 つまり、泊まるのを前提に誘われてたんですね。

 私はそんな気は一切なかったのですが、相手の中ではクリスマスにご飯=デート=好意がある=付き合うみたいな方程式が展開されてたのだと思います。

 これに関しては私の認識が甘かった点もあり、今でも思い出しては反省しているので、怒らないでください…。

 いやでも! そんなパターンがあると思わないじゃないですか~(泣)!

 とまあ、お互いの前提が大きくズレていると、話はカンタンに拗(こじ)れていきます。

丁寧なコミュニケーションを心掛けて

 私の場合なら、最初の段階で「食べたらお店に遊びに行こうね」と言っておくべきでした。

 そこで「え? 1日デートでしょ?」と言われたら、修正しつつ他のいい案が見つかったはずです。

 私の例は極端ですが、身近で起きる小さなケンカなんかも元を辿れば同じ原因って、多々ありますよね。

 だから何かあった時に「もしかして、前提としてるものがお互いに違うかも?」と思えれば、無駄に傷つけたり、傷つけられる可能性もグンと減ります。

 もしも今、なにかモヤモヤを抱えている人がいたら、相手との認識にズレがないか週明けに確認してみてください。

 案外あっという間に解決するかもですよ。

登場人物紹介

コミ、ママ(漫画:おくげちゃん)
コミ、ママ (漫画:おくげちゃん)

コミ:どろんぱの人気ホステス。明るくて気が利くしっかり者で、お客さんからの信頼もあつい。酒乱なのが玉にきず。

ママ:どろんぱのママ。女の子たちを娘のように思っているので、優しくも厳しく接している。自信に満ちているが、素直さも忘れない。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


黄・紫・桜♪
 春の三原色を見つました。
陽だまりでゴロゴロ♡ お日様パワーを吸収する“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第71回「はふはふぴたっ」
【連載第71回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
美人局の語源に「筒」と「陰茎」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
結婚式前夜、娘の門出を祝う「親として最後の教え」の内容に涙腺崩壊!
 入学や卒業、就職による1人暮らしなど、門出は1つの節目。嬉しい反面、どこか寂しさや不安を感じる瞬間でもありますよね。 ...
占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
豊洲の人生勝ち組妻でも幸せじゃない?彼女が裕福と引き換えに諦めた事
 独身時代は都心に暮らしていたが、結婚を機に武蔵境に暮らし始めた千佳。しかし、郊外のこの地を愛せない。そんな時、中学の同...
「夫の駐在時にね…」なぜあのコが?田舎の同級生“玉の輿婚”に心ざわつく
 独身時代は都心に暮らし、華やかな生活をしていた千佳。しかし、結婚を機に都内から離れ、武蔵境に住み始めた。しかし、妥協し...
メガバン妻が悟ったリーマンの限界値 吉祥寺より2駅下った中古マンション
 武蔵野の自然を携えそびえる瀟洒な白亜の建物は、まるでこの場所がヨーロッパの一都市であるかのような錯覚を与えてくれる。 ...
帰ったらお風呂に…夫「沸いてるよ!子供が入ってる」危機管理能力ゼロや
 子育て中のママにとって、子供の命と健康を守るのは一番大切な使命。だからこそ、危機管理能力は嫌でも高くなります。 ...
号泣しながら「愛の讃歌」を熱唱 なぜ人はスナックでダサい姿を晒すのか
 私はこれまで多くの夜の世界を見てきましたが、スナックは本当に不思議な場所です。  完全無欠のモテ人間ほど、なぜか...
大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...
人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...