更新日：2024-02-24 15:52
投稿日：2024-02-16 06:00
後背位を希望したのは…
全ての画像を見る――あ、あの…純也さん…。
私が返答に困っていると、
――そうだ。四つん這いになってバックから入れてもいいかな？
――えっ？
言葉の意味が分かりませんでした。しかし、彼の視線が一瞬だけ胸元に来たのを見逃さなかったんです。
――早く後ろを向いて、お尻を突き出して。
再度、急かされました。
（彼は胸元が見える正常位を拒んでいる…？）
私は打ちひしがれながらも、上体を起こして四つ這いになったんです。すぐに彼が私のヒップを撫でまわし、両手でむぎゅむぎゅと揉みこねてきたんです。
切ない思い…それでも体は反応してしまう
――形もいいし、弾力もあるいい尻だよ。
直後、熱い亀頭がワレメに押しつけられ、愛液をなじませるように数回往復すると、勃起がズブズブ…ッと叩き込まれました。
――はああっ！
私は四つん這いで、背中をのけ反らせたんです。虚しさに包まれながらも、久しぶりの男根の挿入に歓喜していると、
――おお、ヒダがまったり絡みついてくる。
彼は嬉々として告げ、すぐさま抜き差しを始めたんです。
ズブズブッ、ズジュジュッ！
淫らな粘着音が室内に響きました。
濡れた膣ヒダがざわめき、男根に吸いついていく。激しいストロークが体の芯を痺れさせました。卵巣を失ってもセックスできることに感謝しなくてはいけませんが、私の落胆は拭えません。
（見つめ合って抱かれたかった。もっとキスもして欲しかったのに…）
本来なら悦びに包まれるはずなのに、心は虚しさに包まれたまま。それでも力強く穿ってくるペニスの刺激に、女体が反応してしまう。
蒼井凜花
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