本命彼氏がいないなら…“ボーイフレンドを3人作る”作戦も?

内藤みか 作家
更新日:2019-07-22 06:00
投稿日:2019-07-22 06:00
 恋愛から遠ざかる若者が増えていると報道されています。その原因のひとつとして高望みしすぎること、選びすぎることがあるようです。
 でも「高収入・高学歴・高身長」の3つ揃った男性の存在はそもそもかなり希少。そんな人が奇跡的に自分を愛してくれる日を期待し続けるよりは、3人のボーイフレンドを作りながら楽しく待ったほうが女子度は上がるのかも!?

いつまでも恋から遠ざかってていいの?

 確かにいつまでも本命だけを待って、恋から遠ざかってしまっていては、どんどん恋を忘れてしまいそう。それよりは何人かのボーイフレンドと友達以上恋人未満のような淡い関係を楽しみのもアリなのかもしれません。

 良さそうなのが、3人のボーイフレンドを作るというもの。1人だと重くなりがちだし、2人だと二股のようでちょっと罪悪感が芽生えるけれど、3人だとそれぞれの重みが減って、ライトな感覚で付き合えるのだとか。

 3人ボーイフレンドを実践している女性たちの考え方はとても面白いです。自分が求める男性のポイントが3つあり、3つすべてのポイントを持っている男性がいない場合、1つのポイントを持っている男性3人と交際するというのです。

 3人集まって理想の男性が完成するというのだから、興味深いですね。この方法だとそれぞれにそれぞれの良さがあるので、いい感じで続けることができるのだとか。

一人目・高収入男性

 例えばイケメンで高学歴で高収入という超ハイスペックな男性は、なかなかいません。いたとしてもそういう人と結婚できるのは女優さんやお嬢様などの超ハイスペックな女性である可能性は高いもの。けれど3つのうちの1つだけハイスペックの男性であったら、一般女性であっても出会いやすく、そして交際もしやすいようです。

 例としてフラワーコーディネーターKさん(33歳)の3人ボーイフレンド状態を見てみましょう。まずは、高収入男性。

 異業種交流会に参加して名刺交換するうちに年上の不動産会社の社長と知り合った彼女。彼は優しくて物腰ていねい。高級レストランに連れて行ってくれたり、気軽にプレゼントも買ってくれます。ただし彼の欠点は忙しくて月に1度ほどしか会えないことなのだとか。

二人目・高学歴男性

 時間を持て余したKさんが参加した別のパーティーで知り合ったのは、有名私立大学卒の同い年の高学歴男性。彼とは同年代なので、話も弾みます。

 彼は知識豊富で、バイリンガル。さすが頭がいいなと感じることばかりで一緒にいると勉強になるのですが、なにしろ真面目で女性経験も少ないため、面白みに欠けてしまうのです。

 彼は集団生活が苦手だということで、小さな塾を経営して、そこには地元の高校生や中学生が通っています。彼の指導のおかげで志望校に合格したという子も多く、近所では慕われている先生なのですが、生徒の月謝と生徒数から推測すると、学歴の割には収入はそれほどでもなさそう。でも一緒に美術展や映画を観に行くといろいろ教えてもらえるので、知的な活動をしたい時には、彼と出かけています。

三人目・高身長男性

 最後は年下で身長が180センチある高身長フリーター男子。

 読者モデル経験もあるということで、すらりとした長身と涼しげな目元は明らかなイケメンです。飲み屋で女子会をしていたら、彼とその友人らが声をかけてきた、つまりナンパされて知り合ったのですが、ルックスが好みだったので、その後、2人で会うようになったのだとか。

 年下ということもあり、高収入男性とは逆で、彼に会うとKさんがご馳走したり、多く払っているそうです。彼には遠距離交際の彼女がいるようなのですが、一緒に歩いていると他の女性が羨ましそうに見たりと得意になれるし、明るくてカラオケも上手で楽しいので、ついつい呼び出してしまうのだとか。

深い関係にはあえてならず女子力キープ

 こうしてKさんは、それぞれのジャンルで高ポイントを獲得しているボーイフレンドたちと上手に週替わりで会っているそうです。

 深い関係になろうと思えばなれるのかもしれないけれど、そこはあえてならず、デートするだけの仲のままなのだとか。本当の恋愛相手ができるまでの、女子力をキープするためのボーイフレンドだからなのです。毎週男性に会っているので、色っぽくなったねと言われることも増えたのだとか。

 確かに3人いたら目まぐるしくて1人だけに情がうつることもなさそうだし、いい作戦なのかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


気づけば“レスカップル”に…別れるべきか判断するポイント
 付き合いたての頃はたくさん触れ合っていたのに、気づけば「レスカップル」状態になり、悩んでいる人は少なくありません。デー...
恋バナ調査隊 2022-07-28 06:00 ラブ
お金目的で女性経営者を狙う…「起業したいフリ男」の接近手口と撃退法
 女性からお金を引っ張ることを目的にマッチングアプリを利用する男性が増えています。  いわゆる「ママ活」や「ヒモ」狙い...
内藤みか 2022-07-28 06:00 ラブ
年収の低い年下男性 「伸びる」or「ヒモ化」タイプの見分け方
 恋愛映画やドラマでも人気の「年下男性」。でも、実際に付き合うとなると、多くの女性を悩ませているのが年収による格差のよう...
恋バナ調査隊 2022-07-27 06:00 ラブ
好きな人ができないっ! 恋愛モチベが上がらない時の対処法
 年齢が上がるとともに、仕事で忙しくなり、彼氏がいたのは数年前……。なんてことになっていませんか? 「男性とは出会...
若林杏樹 2022-07-27 06:00 ラブ
ナメたらアカン! 出張中のはずの彼が…浮気バレ体験談3つ
 スリリングな恋愛に燃える女性たちは、いくつになっても浮気をやめられない傾向にあるようです。そんな人のなかには、思わぬボ...
恋バナ調査隊 2022-07-26 11:30 ラブ
「色恋にかまけるのか!」再婚話をしたら親に再び絶縁された
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
【経験者は明かす】私が“ダラダラ不倫”を卒業できたきっかけ
 不倫をしている女性の中には「卒業したいけどできないでいる」と悩んでいる人が少なくないようですね。はじめからダメな恋だと...
恋バナ調査隊 2022-07-25 06:00 ラブ
“ウザ可愛い”って思える? 男性の嫉妬行動3選&意外な原因
 大人の男性であっても、好きな女性には嫉妬してしまうもの。隠しているつもりでも態度に出ちゃう……なんて男性も少なくありま...
2022-07-25 06:00 ラブ
朝処理したムダ毛がチクチクと…彼との夏デート失敗エピ5選
 さまざまなイベント盛りだくさんの夏! デートの幅が広がり、彼との楽しい時間に、ついついテンションが上がってしまう人も多...
恋バナ調査隊 2022-07-24 06:00 ラブ
「本当に私のこと好き?」恋を遠ざける“しつこい女”LINE3選
 突然ですが、あなたは好きな男性に「しつこい女だな」と思われていないでしょうか? 自分ではいたって普通のつもりでも、男性...
恋バナ調査隊 2022-07-23 06:00 ラブ
新婚レスに悩み続けた34歳妻は今「私離婚しても大丈夫かも」
 この連載も、おかげさまで記念すべき100回目を迎えました(祝)! ひとえにみなさまのおかげです。本当にありがとうござい...
並木まき 2022-07-23 06:00 ラブ
新婚レスに陥った33歳夫は今「“憎い妻”と別居し離婚一直線」
 こちらの連載、気付けば100回を迎えました(祝)! みなさんのおかげです。本当にありがとうございます。記念すべき100...
並木まき 2022-07-23 06:00 ラブ
見逃し注意!隠れマザコン男の特徴4つ&交際前に見抜く方法
 少し前まで「マザコン男」は見た目や雰囲気ですぐに見抜けましたが、最近は「隠れマザコン男」も多く、女性たちを困惑させてい...
恋バナ調査隊 2022-07-23 06:00 ラブ
もう限界、回避不可能!? 妻の“離婚スイッチ”が入った瞬間6つ
 現在、3組に1組が離婚するといわれている日本。さらに離婚を切り出すのは妻からのほうが圧倒的に多いというデータがあるよう...
2022-07-22 06:00 ラブ
酷暑に負けるな!愛が深まる夏デート4選&NG行為もチェック
 気温が上がり、露出が多くなる夏。気持ちが開放的になるので、カップルたちにとってもデートを楽しむには絶好の季節ですよね!...
恋バナ調査隊 2022-07-21 06:00 ラブ
話題!バチェロレッテに学ぶ恋愛テク いい男の選び方3つの鍵
 大勢の女性の中から、真実に愛する1人を選ぶアマゾンプライムの人気番組「バチェラー」の逆ヴァージョン「バチェロレッテ」の...
内藤みか 2022-07-21 06:00 ラブ