気をつけて! LINEから発生した“壮絶キャットファイト”3選

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2019-07-26 06:00
投稿日:2019-07-26 06:00
 いまやLINEは忙しい現代人には欠かせないコミュケーションツール。しかし、文字だけでのコミュニケーションは時として、リアルよりこじらせたケンカを生んでしまうこともあります。あなたの何気ないLINEの使い方が、知らないうちに友人を遠ざけてしまうかも……。

ドタキャンしたのにインスタのストーリー更新

「先日、同棲している彼氏が風邪をひいてしまったので、友達との約束を断ってしまったんです。夜になって、彼氏の体調が回復してきたので、景気付けにと思って焼肉を食べに行き、何気なくインスタのストーリーにアップしてしまったのですが……。

 当日キャンセルした友人とのLINEを早々に切った後に、ストーリーを更新してしまったのは軽率だったな、と反省しました……」

 LINEは返さないのにストーリーは更新している。女子同士ではよくあることですが、状況によっては「たかがインスタストーリー」でも気を悪くしてしまうことがいることも忘れないようにしたいですね。

ストーリーを更新しなくてもバレた理由は…

「金曜日の夜の、先輩からの微妙な誘いってあるじゃないですか。まだ22時だけど、もう帰路に着いている時は、ちょっとだるいなと思ってしまったり。だからLINEが来たけど、未読で無視してたんですよね。そしたら先輩からの追撃LINEが鳴って……。

 この後すぐ電話が来て、インスタ見てるのもバレてるから、無視できなくて。結局飲みには行かなかったんですが、"インスタ見てるヒマあるなら"って私は自由にインスタもいじれないのか……ってちょっとムッとしました」

 実はインスタでストーリーにコメントしたり、DMしたことがある相手は、ログイン時間が分かってしまうんです。しかも1時間までは分刻みなので、じっくり見られると意図的な無視がバレてしまいます。分かってはいても、わざと無視したという事実はお互いの仲を傷つけますし、LINEを未読無視している時はインスタも見ない方が無難かも……。

LINEのタイムラインで気を遣えないコメント

「LINEのタイムラインって、大人はあまり使わないかもしれませんが、アイコンが変わるとタイムラインにも勝手に投稿されるので、意外とよく見ている人も多いんですよね。ある日、たまたま私がLINEのアイコンを変えた時、中学時代の友人からコメントが来たんです。

 タイムラインにも出ているから、いろんな人が見てるのにこのコメント(笑)。実際はダイエットで痩せただけなのですが、ほんとにしてたら公開処刑じゃないですか。こんなところにコメントしてくる割に、すごく気を遣えないな、ていうか性格悪いな、とすら思いました」

 タイムラインのコメントは意外といろんな人から見られてしまうので、ある意味、ツイッターやインスタのコメントよりも危険かも。発言する側もTPOをわきまえたコメントを求められるようです。もはやコメントしない方が無難かも(笑)。

文字のコミュニケーションは語弊が多いことも理解して

 LINEの発達と既読・未読の文化で、私たちのチャットコミュニケーションはメール時代から随分変わったと思います。

 メールよりも素早い返信が求められるのに、文字のコミュニケーションはリアルでのコミュニケーションよりも情報が少なく、相手の感情が読めない分、語弊も増えると思います。

 だからこそ予定の連絡などもシビアになりますし、「ヒマそうにしているのに返信が遅い」「LINEは返さないのにスマホを見てる」など、細かい部分でイライラしてしまう人も多いのです。

 面倒な文化だと思う人もいるかもしれませんが、現代日本で社会的に生きていくためには、LINEのコミュニケーションは必要不可欠。お互いのために円滑で誠実なコミュニケーションに気をつけましょう。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


既婚の女友達「37のおばさん」マウント&失礼の破壊力…少し気遣って。
 天然で言っているのか、それとも意味を持たせて言っているのか分からない“失礼なLINE”が送られてきた経験はありませんか...
うるさーい! 兄弟喧嘩にキレる前にママにできる対処法3つ
 子育て中に親を悩ませるのが「兄弟喧嘩」です。仲良い時があると思ったら、数分後には取っ組み合いの喧嘩をしている…。ただで...
同棲する男の熱愛報道 週刊誌へのタレ込みを画策する裏切られたワタシ
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
玄関に女性ものの靴…交際12年、男に尽くし続けた34歳派遣社員の悲劇
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
有名人と同棲する“一般女性”の打算。彼を支える健気なワタシの結婚は?
 久我真弓はひとりベッドに潜り、寝室で恋人を待っていた。  空気も冷たい午前0時。惰性で続けていたスマホゲームのレ...
地味に増加中?メンズカット女子に見る、トレンドなき時代のファッション
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
あなただけじゃない!40代女性フルタイム会社員がきつい訳&対処法3つ
 40代女性は、仕事や家事、育児など人生でとても忙しい時期を迎えていると言えます。また、家や車の購入など、大きな出費も多...
「みんな好き」と言っていた子が突然「順位」を付け始めた
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
まるで産毛みたい!ほわほわなプリティ“たまたま”が愛おしい
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スマホゲーム、やめたい!お金と時間の無駄遣いに決別するために試すこと
 スマホゲームって、ちょっとした待ちや、トイレの間など隙あらばついつい触ってしまいますよね。  しかも、やり出して気が...
青色の花が流行中!「#卒業式サプライズ」を彩る花束の話
 3月しょっぱなから全国的に卒業式シーズンに突入。テレビの情報番組ではSNSなどで「#卒業サプライズ」と称して卒業生や恋...
女友達「睡眠2時間、起きっぱなし」ってやっぱり仕事やってるアピかな?
 本当に仕事ができる人は効率よく仕事をし、遊びも睡眠もきちんと時間を確保する余裕のある人が多いですよね。  一方、...
アラフォーになっても親と喧嘩…実は根が深い? 4大原因とトラブル回避術
 思春期にありがちな親との喧嘩。実は、思春期だけでなく、アラフォーになってもまた別の原因で親と喧嘩する人が増えてきます。...
つらい花粉症をマシにする香りは?調香師厳選、4つのフェロモンタイプ別
 春が近づくこの時期は、花粉のアレルギー症状に悩まされる人も多いのでは? お出かけしたくても気分がのらず、フェロモンも女...
清水ミチコさんしみじみ 愛猫と“テレパシー”した黒柳徹子さんはさすが
 わが家の猫はアビシニアンのアケビ♀と、三毛のチビ♀。アケビは「アビ」と呼ばれてみんなからかわいがられましたが、昨年16...