スマホレンズを股間に向けられたネトナン師、恐怖のSEXから起死回生#5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-04-05 06:00
投稿日:2024-04-05 06:00

今日の件をSNSにアップ

――ジンさんの気持ちの切り替え、見事ですね。

「はい(笑)。なので、彼女がシャワーを浴びてる間に、乱れたベッドと彼女のランジェリーを撮影しました。ちなみに、彼女のスマホはバスルームに持っていっているので、触れることができません。

 帰宅後、僕は今日の件をアップすることにしたんです。いかにもネトナン師を楽しんでいるかのようにね(笑)。

《〇月×日・既婚者サイトRにて、ご新規40代ボブヘア人妻。なんと子供のママ友! お互い驚いたものの、ホテルで一発決めました。騎乗位で腰を振りながら、彼女自らハメ撮り。濃厚なザーメンを引き締まった彼女のお腹に噴射して満足。また逢ってくれる? と可愛くねだられ、もちろんOK。ご馳走様でした》

 その後も、杏奈さんからの連絡はたびたび入りました。

 キス写真やセックス動画という弱みを握られている以上、彼女には逆らえませんが、そのあたりは機嫌を損ねないよう、上手に対応したんです。

プライドをくすぐるひと言で形勢逆転

――杏奈さん、前回のハメ撮りにはけっこう興奮したから、今日は僕のスマホで撮ってもいいかな?

――えっ?

 思いもかけない申し出に、彼女は驚いていましたが、僕が盛んに『逢えない間、ずっと杏奈さんとのハメ撮りのことをオカズにオナニーしてたんだ』と言うと、彼女は嬉しそうに承諾してくれたんです。

 女としての自信を失いかけている彼女にとって、そのひと言はかなりプライドをくすぐったと思います。

 正常位、騎乗位とまぐわい、ラブホの洗面所の鏡の前でバックからハメた時、スマホで動画撮影をしたんです。

――ほら、自分の顔を見ながらハメられている気分はどう?

 僕は鏡に映る杏奈さんの上気した顔と揺れる乳房、そして、真っ赤に充血したワレメに黒光りするペニスが飲みこまれては顔を出し、再び膣肉に沈んでいくさまを撮影していました。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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