「フェロモン診断」調香師が選ぶ GW旅行の疲れを癒すおすすめの香り

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-04-16 06:00
投稿日:2024-04-16 06:00

2024年のゴールデンウィークは…

 もうすぐゴールデンウィーク、今年は旅行や帰省の予定を立てている人も多いのでは?

 飛行機や電車での移動、長時間のドライブ、ホテルなど、いつもと違う環境は楽しいけれどストレスも感じやすくなります。

 そこで今回は、フェロモン度別に旅先での疲れやストレスを癒す香り術を紹介します。

 私たちのDNAが懐かしさを感じる「国産アロマ」に絞って、非日常の場面でも安心感のある香りを集めました。旅のお供に、ぜひ参考にしてくださいね。

 前回とは違う結果? それとも同じ結果!?

「フェロモンジャッジ」ってなに?

 素敵な女性はいい香りがする――。

 そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけでなく、心身ともに活力がみなぎってオスたちを引き寄せる魅力がアップします。

「フェロモンジャッジ」では、調香師・太田奈月が貴女のフェロモン度数を診断。おすすめの香りとともに日々の癒しと元気のヒントをお届けします。

【4月後半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘い匂いを全身から発しています。

 桃とミルクのよう処女の香りは、女性ホルモンのバランスが整うほど強くなります。

 ゴールデンウィークなどの連休では、事前に計画を立ててウキウキワクワク過ごすと“ときめきホルモン”の分泌につながり、フェロモン度もアップ!

 オンとオフのメリハリをつけて、充実した休日を過ごすようにしましょう。

 枕が変わると眠りづらくなる傾向があるので、旅先では睡眠の質を下げないように寝る前のマッサージがおすすめです。

【旅の疲れを癒す国産アロマの香り術】
 国産ラベンダー

 ベッドや枕が変わったときに緊張しやすいのが首の筋肉(胸鎖乳突筋)です。

 筋肉の疲れをとるには、北海道富良野産のラベンダーがおすすめ。緊張した体を緩め、安眠効果も期待できます。

 ホホバオイルなどの植物油20mlにラベンダーの精油1~2滴を加えて混ぜ、首にていねいに塗り、耳の下から鎖骨にかけての胸鎖乳突筋をやさしくマッサージします。

 そのまま眠れるようにベッドで横になって行ってもOK。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女の特徴は、処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 熟れた桃のような甘くねっとりした色気を放つ熟女は、大型連休には海外か、国内でも遠出して非日常を堪能したい派。温泉などに浸かってゆったり過ごすのが色気キープの秘訣です。

 とはいえ、神経質なところがある貴女は突然生理になってしまったり、部屋のにおいが気になって眠れないことも…。

 細やかな神経の持ち主だからこそ、いつもと違う場所では自分が安心できるスペースをつくることが大切です。アロマの力を借りて快適な環境に整えましょう。

【旅の疲れを癒す国産アロマの香り術】
 クロモジ(黒文字)

 旅先で生理になってしまったり体調を崩してしまったら、国産アロマの中でも人気が高く神聖なクロモジの香りでリラックスしましょう。

 湯舟に浸かれない場合には、浴室の床にクロモジの精油1~2滴をたらし、熱いシャワーをかけると湯気と同時に香りが広がって楽しめます。

 クロモジの爽やかで甘いウッディな香りがすーっと染み込んで、イライラや疲れた気分もよくなるはず!

 ティッシュに1~2滴たらし、枕元に置いて寝るのもおすすめです。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 いわゆる“女子力”は低めでも、クールビューティーとして周囲から憧れの存在で見られることも多いイケメン女子。旅先でもつい仕事のメールをチェックしてしまうので、たまには完全オフで仕事を忘れる日が必要です。

 旅行の移動で疲れがたまった脚はその日のうちにマッサージを。美脚は貴女のチャームポイントでもあるので、ホテルでお風呂上がりにしっかりマッサージして、むくみ知らずの美脚をキープしましょう!

【旅の疲れを癒す国産アロマの香り術】
 ハッカ(薄荷)

 お風呂上がりに、無香料のジェル20mlにハッカの精油1~2滴を加えて混ぜ、むくみや疲れを感じる部分に塗ってマッサージ。アキレス腱周りやふくらはぎ全体をほぐしたら、最後に膝の裏側のリンパ節に向かって流すようにします。

 片脚ずつ、気持ちいいいと感じる強さで行うのもポイントです。片方の脚だけ楽になって効果を体感すると、貴女のやる気スイッチが入って楽しく感じるようになるはず!

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 他人にペースを乱されるのが嫌いな無臭の女神は、連休はなるべく家でゆっくりしたいタイプ。旅行に行く場合でも、移動は個室空間になれる車が好きな人も多いはず。

 運転はカレにまかせて自分は助手席でくつろぐちゃっかりタイプの貴女ですが、渋滞にハマるとイライラしたり、無口になって不機嫌になりがち…。

 せっかくの旅行が台無しにならないよう、車内で気分転換できるアロマをあらかじめ用意しておくといいですよ。

【旅の疲れを癒す国産アロマの香り術】
 国産レモン

 国産レモンは海外産よりも香りがやさしく、リラックスとリフレッシュを両方叶えてくれます。

 すっきりとした香りは、車の独特なにおい消臭にも眠気覚ましにもなるうえ、車酔いした人の気分も良くしてくれる万能アイテム。

 エアコンの通風口に取り付けるドライブアロマを使ってもいいですし、ハンカチにレモンの精油1~2滴をたらして置いても爽やかな香りが広がります。

  ◇  ◇  ◇

※ハッカの精油はスース―するので、敏感肌の方は事前にパッチテストを行っておくと安心です。

※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

 貴女が放つフェロモンは日々、変化します。おすすめの香りを上手に取り入れ、良縁を手繰り寄せていきましょう!
 

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


“たまたま”の秘密の地底基地にご案内! 美シッポにも注目♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「トイレ掃除の水滴かも」いざ復讐!鬼嫁を撃退した賢いLINE
 世の中には鬼嫁の尻に敷かれた可哀想な夫が数多く存在します。その多くは、夫自身が平和主義で優しすぎたり、妻が抱える夫への...
これが熱中症? ランニング中にぶっ倒れた話 2022.07.30(土)
 7月もあとちょっとで終わりですねえ。いよいよ、夏本番です。セミの声に、まぶしく照りつける太陽。テンション爆上がりですよ...
「たんだ☆」「たんだ☆」必殺オウム返し!自慢LINEの対処法
 会話の中で、なにかと自慢話ばかりしてくる友達にうんざりしていませんか? うっかり「すごいね!」なんて言ってしまうと、会...
こじれた”かまってちゃん”になるのはこんなヒト すぐにできる予防法
 みなさんの周りには、他人に「私の長所ってどこ?」と聞いてしまう人、いないですか? リアルには知らなくても、SNS上でそ...
威嚇じゃなかった!“たまたま”君の大きなあくびに思わず脱力
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
一生独身でもいいじゃない! 将来の不安を断ち切る4つの方法
 友達の結婚や出産の知らせが届くたび、「もしかして私は一生独身なのかな……」と、不安を感じてしまう女性は多いでしょう。若...
「蓮」の実で運気アップ!開運花師が教える簡単アレンジテク
 暑いのがとにかく苦手で、夏が大っキライなワタクシ。どうやら子供の頃に一生分の海遊びをしてしまったせいか、海を見てもワク...
「パパとりこんできる?」キュン死必至! 子供の可愛いLINE
 子供の言動って、素直で奇想天外でとても可愛いですよね! 最近では、子供の安全のために、小学校低学年からスマホを持たせる...
ザ・にゃんたま天♡ “たまたま”全開で無防備すぎるやろ~!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「15人のお侍さんが…」霊感のある女友達からのゾゾッとLINE
 あなたには、霊感のある友達はいますか? 彼女たちには、普通の人には見えないはずのものが見えるようです。そして、中には、...
すいかばかと呼ばれる男<3>「水果」でささやかな夏の贅沢を
 山梨県のすいかの生産量は全国で最下位の47位。その山梨県北杜市で、ひとりこだわりのすいかを作る男がいる。寿風土(ことぶ...
私、性格悪い?「シャーデンフロイデ」に気づいた時の処方箋
 みなさんは、シャーデンフロイデ(独:Schadenfreude)という言葉を聞いたことがありますか? 日本語に直訳する...
部長にサマるって“部長様”?カタカナでやらかした赤っ恥LINE
 いつの間にかすっかり私たちの日常に溶け込んだ「カタカナ語」。普段何気なく使っている人がほとんどだと思いますが、正しく覚...
“たまたま”様が本気のパトロール!まるで映画のワンシーン♡
 きょうは、高原にいらっしゃい!  山を望む雄大な景色の中、広大な縄張りを持つにゃんたま様に出逢いました。 ...
手間いらずでコスパすごっ!ルドベキアは見つけたら即買い!!
 職業病というか、なんというか。道端でハッとしちゃう植物を発見したら、どうにも気になるワタクシ。たとえ運転中でもどんなも...