前戯ナシの生SEXにGスポがひくつく快楽 挿入時の痛みは消え去り… #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-05-07 18:40
投稿日:2024-04-26 06:00

猛烈な優越感と興奮に包まれて

――韓国人と日本人の性への向き合い方や違いに驚きました。続けてください。

「はい…私は必死に抵抗しましたが、すぐにそれは『見せかけ』の行為に転化していったんです。ダメと言いながらも、逞しいペニスに貫かれる悦びは、女性なら一度は味わったことがあるでしょう。

 女は言い訳が欲しいですものね。拒んだのに、彼が強引に私を求めてきて…というストーリーは女性をうっとりさせます。それが長身の年下美青年で、日韓の人気ボーイズオーディションに出演して多くの女性を虜にした男性ならなおさら。

 多くの女性が憧れてやまないソジュン君と一つになっているという事実に、私は猛烈な優越感と興奮に包まれたんです。

 挿入時の痛みなど、もう消えていました。気づけば彼の腰づかいに合わせて、体をよじり、はしたないほどのヨガリ声をあげ、シーツに爪を立てていたんです。

 27歳の彼がこれまで抱いてきたであろう女性たちの一番になりたい一心で、彼がリードするセックスに必死に喰らいついていった…という感じでしょうか。

いきなりペニスを引き抜いて

――愛香さん…すごい…気持ちいい。

 彼は愛の言葉を囁きながら、渾身の乱打を見舞ってきます。

――ソジュン君…私もよ…すごくいい…ずっとこうしていたい。

 2人の吐息がぶつかり、汗が飛び散りました。動くたび彼の筋肉の隆起が凄まじく、加えて美しい表情が快楽に歪み、私は年下の韓国人美青年に抱かれる悦びを噛みしめました。

 と、ここで、彼がいきなりペニスを引き抜いたんです。

――ソジュン君…?

 私が呆気に取られていると、彼は愛液でぬらついたペニスを見せつけたんです。美しい彼とは真逆の赤銅色にてらついた禍々しいほど反りかえるペニスーーそのギャップに高揚したのも事実です。私は生唾をのみました。

――舐めてくれませんか?

 彼はフェラチオを求めてきたんです。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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