本当に100歳まで生きたいの?自分の“賞味期間”を延ばすキャラ設定の極意

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2024-07-09 22:00
投稿日:2024-05-11 06:00

いくつになっても大丈夫なキャラ設定

 長い人生、年齢を重ねても大丈夫な“キャラ設定”というか、ブランディングが大切だと思う。

 ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、72歳で44歳年下の女性との間に自身にとっては8人目となる子どもを授かったんだけど。この人、とにかく元気なんだ。

 現在80歳で昨年18年ぶりのニューアルバムを発売したばかり。レディー・ガガと共演した最近のパフォーマンスだって、御年80歳とは思えないキレのある動きと歌声でビックリしちゃったよ!

 ローリング・ストーンズって、そもそもデビュー当時から流行のポップソングをプレイするんじゃなくて、黒人音楽の「リズム・アンド・ブルース」を追求する渋くて普遍的な音楽を志すバンドだったからメンバーが年齢を重ねても古くならない。

 ジャズや演歌とー緒でむしろ年経るごとに円熟味が増していく…。昔のモノでいえば1950~1960年代とかのスポーツカーとかファッションや家具って、いま見てもすごくカッコイイじゃない?

 だから、その時代にしか成立しないようなキャラではなくて、長く持ち堪えられるような“スタイル”を若いうちから模索して、ヴィンテージとかアンティークな感じを目指そうよ!

 もしかしたら100年も生きるかもしれないんだから、自分の賞味期間は長持ちさせたいよね、ってことで皆さんDOなのYO!! 次回もお楽しみに。

(聞き手・箕浦恵理/コクハク編集部)

【童貞のつぶやき(おまけトーク)】

「子がいる女性のほうが長生き」という研究結果がある。日本人の死因1位は「がん」なんだけど、妊娠・授乳による女性ホルモンの抑制期間が乳がんや卵巣がんの発生率を下げるという理由なんだって。

 あとは子どもがいると自身の健康にも気をつけるし、栄養を考えたバランスの取れた食生活や早寝・早起きという規則正しい生活を送るから…らしいのよ。

 不思議なんだけど、なぜだか「独身のほうが長生き」という話も聞く。こっちの理由は豊富に自分の時間があるので好きな趣味に没頭したり、人間関係が広く華やかになったりして充実した日々を送れるから…ということらしい。

 結局、日本人は子どもがいてもいなくても長生きってことなのか(笑)。自分の好きに生きるのがストレスがなくていいんだろうなぁ。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...
家庭の派閥争い…夫の“ポカリ甘すぎ、アクエリアス!”に猛反対する妻
 混沌とした世の中。世界で起こっている戦争や紛争だけでなく、会社やネット上のコミュニティーでもあらゆる「派閥争い」が繰り...