夫と大喧嘩!発熱の娘に家事させるか、フツー。モヤる私はおかしいのか

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2024-05-13 06:00
投稿日:2024-05-13 06:00

果たして本当に価値観の違いなだけなのか?

 月に1度ある出社の日。私は都内に出なければならないので、その日は夫に在宅ワークをしてもらっています。

 夕飯はつくりおきかミールキットを用意しておき、中学生の長女に食卓に出してもらいます。

 私的には夫が居るなら夫に用意してもらいたいのですが、仕事が忙しいという理由で、後片付けまで長女に任せている始末。

 長女も不満はあれど、ちゃんとやらないと夫の機嫌が悪くなりゲームをさせてもらえないのが嫌で、従っている状態です。

 そんなことが続いていたある日、私が出社の日に運悪く発熱してしまった長女。夫に熱が出たことを伝えたのですが「薬を飲んで食事の用意をしろ」と言われたそうです。

 私が帰宅すると「しんどかったけど準備と後片付けをした。パパ怖かった。私のことはどうでも良いんだ」と長女が泣きながら訴えてきました。

 その様子に頭がカッとなった私は、夫に直談判! 帰宅後の疲れも相まって、少し強い口調で夫を責めてしまいました。

 そんな私の態度に夫も「鬱陶しい」と逆ギレをはじめ…。「ああもうダメだ」と悟った私は、やり場のないモヤモヤした気持ちを抱えながら、夕飯も食べずに寝たのでした。

モラハラかどうか考えるべきかもしれない

 結局、次の日娘がコロナに感染していたことが発覚。そして数日後に私も感染しました。

 それをLINEで夫に伝えると「昨日はごめん」と返信が…。なんとなく和解となりましたが、根本は改善していません。

 後の話し合いで「夕方まで長女は友達と遊んでいたから仮病かと思った」、「長女の話だけを聞いて事実だと思われたことにイラっとした」、「熱が出たなら寝るしかないんだから寝てれば良いじゃん」、「心配はするけど態度には出さないし、うつると大変だから極力関わらない」などと言っていました。

 現に私や子どもが寝込んでいても、ご飯を用意する、体調を気にする声かけなどはほぼなく、いつも通りゲームをしながら自分の時間を過ごしています。

 果たして価値観の違いだけで済まされる内容でしょうか? 正直に言って、私にはモラハラのような気がしてなりません。

 それもそのはず。夫は外面が良いので、他人が同じ状態の場合は心配したり声をかけたりしています。

 なぜ同じことを家族にはできないのでしょうか? これじゃまるで嫌がらせですね。

「モヤモヤ=モラハラ」なのかもしれない

 このように、一緒に生活をするなかでモヤモヤを感じることがあれば、それはモラハラなのかもしれません。

 その場合、相手からの理不尽な対応には、はっきりと自分の気持ちを伝える必要があります。「こうされるとつらい気持ちになるからやめてほしい」と、積極的に伝えましょう。

 私も夫に素直な気持ちを伝えましたが、謝罪の言葉はあれど「考え方は簡単に変わるものではないから」という意見を返されました。たしかに、なかなか直そうと思って直るものではありませんよね。

 でも気持ちを伝えたうえで嫌がらせのような態度が続くのであれば、今後の身の振り方について考えるいいきっかけになるでしょう。

 今一度、その夫婦喧嘩の原因は価値観の違いなのかモラハラなのかを考えてみてもいいのではないでしょうか?

 先の長い結婚生活を続けていくためにも、見極める必要はあると思います。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


日常生活、無理…! しんどいことがあったときの持ち直し方
 失恋、離婚、対人関係、仕事の失敗……悲しいかな、大人になっても打ちのめされてしまうようなショックな出来事は時折やってき...
熟年夫婦のLINEが面白すぎる♡ 誰もが憧れるやりとり5選
 世の中には数多くの夫婦がいますが、ラブラブ夫婦が長い年月を一緒に過ごして熟年夫婦になると、2人だけにしかわからない世界...
町田薬師池公園で大賀ハスのロマンに酔う 2021.7.24(土)
 東京・町田市の薬師池公園の大賀ハスが見ごろということで、早起きして行ってきました! 「大賀ハス」は植物学者・大賀...
これもダメ?年下に“おばさんLINE”と思われる特徴5つ
 普段、何気なく送っているLINE、もしかしたら年下の友人や彼氏に「おばさんLINE」だと思われているかもしれません。流...
コロナ禍で転業を考え始めたイケメンカフェ店員の胸の内
 緊急事態宣言が発令され、街の人出が減るなか、密やかに営業を続けて穴場となっているスポットはいくつもあります。実は、イケ...
初恋の気持ちを思い出す…ミステリアスな“にゃんたま”青年
 いつかどこかで出逢ったにゃんたまω青年は、美しい佇まいにセンチメンタルな眼差しでした。ちょっとミステリアスな雰囲気で、...
大きな葉っぱが幸運を招き入れる「モンステラ」のスゴイ威力
「あんたが寝てる部屋の下には、水脈が走っている」  実年齢の割に元気に働くことが自慢だったワタクシでございますが、...
猫がとろける季節になりました 2021.7.19(月)
 7月も半ばを過ぎ、暑い日も増えてきました。気温の上昇とともに、だらしなくなっていく我が家の猫たちをご紹介します。
真似できる気がしない…お手入れ中の猫ヨガな“にゃんたま”
 きょうは、お腹いっぱいごはん後の、お手入れにゃんたまωにロックオン。  これぞ、“本家”猫ヨガ?……真似できる気...
幸せホルモン放出!猫と一緒にいるだけで多幸感に包まれる♡
 樹木希林さんの遺作映画「日日是好日」の原作者として知られる森下典子さんのエッセイに「猫といっしょにいるだけで」という作...
思わず吹き出しちゃう♡ センスに溢れるLINE返信5選
 文章でやりとりするLINEは、声も聞こえず、表情も見えないけれど、相手の性格が出るもの。特に、頭の回転が早い人は、「お...
何も続かない…熱しやすく冷めやすい女性の特徴6つ&対処法
「恋愛が長く続かない……」「これ!という趣味が見つからない」と感じている女性には、熱しやすく冷めやすい性格の人が多いです...
お母さんが帰ってくる!早く甘えたくて駆け寄る“にゃんたま”
 夕刻の船着き場で出会ったにゃんたま君。  汽笛が聞こえ、もうすぐみんなの大好きなお母さんが帰ってくる!  ...
鎌倉のCafé&Meal MUJIでちょっと優雅にお仕事 2021.7.14(水)
 先日、鎌倉での取材の後、偶然こんな看板を見つけました。  え? こんな所にワークスペース? しかも無印良品? ...
“なんじゃこりゃ?”なお花が大人気!「エキナセア」の魅力
「やっぱりキテルわ~! すぐに仕入れて!」  猫店長「さぶ」率いる我が花屋。生け花の取り合わせ担当の通称「みっちゃ...
リモートワークの悩みを解消!6つのアイデアで効率アップ♪
 コロナ禍で仕事がリモートワークになり、出勤する手間が省けて嬉しいと思う人は多いよう。でも、その反面、「集中できない」「...