歯科矯正で“ハムカツNG”となり、人生の楽しみが半減 2023.6.3(土)

コクハク編集部
更新日:2023-06-03 10:58
投稿日:2023-06-03 06:00
 46歳になって歯科矯正(表側のワイヤー矯正)をはじめた女の悲喜こもごも。わかっちゃいたけど、食事に“難あり”の日々を強いられております……。

ワイヤー矯正装着当日は激痛も?

「口の中のもっこりとした違和感や、食事のしにくさはすぐ慣れてくるから」

 歯の矯正器具を2時間かけて装着した患者の不安をぬぐおうと、笑顔で説明する主治医。その表情には心なしか、達成感もにじんでいるような……。

 診察台の上で横たわり、途中からうつらうつらと眠ってしまった私とは違って、2時間もの間、患者の口腔と向き合っていたんだもの。ひと仕事終えたとお疲れさまモードになるのは無理ないのかもしれません。

 違和感こそあるものの、うずくような痛みはなし。ただし矯正器具をつけた2~3時間後から激痛が襲ってくる可能性もあるため、痛み止めの薬を処方されました。イヤだなあ……。

 ビビりながら帰ったものの、私の場合は激痛に見舞われることはなく、翌朝まで爆睡。事なきを得たのですが――。

歯科矯正中のメシは「柔らかい」がベスト

 食事には気を使いました。装着当日の夕食は、先生イチ押しのマーボー豆腐をチョイス。歯科矯正中におすすめの食べ物は柔らかいもので、なかでもマーボー豆腐は「つるんと食べられるから、よければ試してみて」と。

 たしかに「マーボー豆腐は飲み物です」の若槻千夏ちゃんの名言もあるぐらい、噛む力はほぼ不要。矯正によって一時的に食欲が落ちる人もいると聞きますが、空腹をおいしく満たしてくれるマーボーさまさまです。

うどん、うどん、そして、うどん

 翌日以降も、ビビり気質の私は安全パイのポタージュ系スープや、柔らかめに煮込んだうどん、野菜たっぷりソース焼うどん(またうどん)、もやしと豚小間のナンプラー焼うどん(やっぱりうどん)、そして、最近ハマっているオートミールお好み焼きなどで様子を見ながら、食欲全開でおいしく食事を取っていたのですが……。

 矯正5日目、調子に乗って食べたアレにやられてしまうのです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


プチプラハンガー戦国時代!結局100均が最強だった。セリア、ダイソーで“ちょうど良い”ピンチ&アーチ型を発見♪
 ハンガーへのこだわりは、MAWAのハンガーを購入してから。使いやすく、型崩れしないハンガーに感動。そこからMAWAを買...
賞味期限じゃない?ホステスが“客のボトル”を捨てるワケ。キープされる常連の条件
 みんさんはボトルキープってしたことありますか? なんかかっこいいですよね、いかにも「常連」って感じが出ますし…。 ...
こんなはずじゃなかった!“イメチェン失敗”の切なすぎるエピソード。頑張りすぎて「整形?」
 過去、イメチェンに失敗したことはありますか? メイクにファッション、ヘアスタイル……思い切って踏み出した結果、思いがけ...
キラキラ輝く猫さまの曲線美…見よ、これが太陽系に輝く“にゃんたま”だ!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
は? 遅刻するのは「待たされたくないから」!? 常習者の謎ムーブ5選。待たされる気持ちにもなって!
 人と待ち合わせをしたら時間を守るのがマナーです。でも、中には約束時間を守れず、毎回遅刻してくる人も…。今回は、毎回のよ...
あれ?誰とも喋ってない… 「コミュニケーションにはお金がかかる」という現実。孤独と戦うおばさんの生存術
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「普通が得する時代に…」キラキラネーム世代が陥る“名付け疲れ”。唯一無二の名前=愛の証だった時代の功罪
 キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって“名前”の傾向が異なります。名前が“社会的ラベル”になる現代では、名前を...
「あと10分」で4時間待ち!“遅刻”擁護派の私がキレた瞬間。やっと来た友達の信じられない一言
 みなさんは友人間での“遅刻”について、どう考えますか? 遅刻で友情に亀裂が入ったという衝撃エピソードを、みなさんにも共...
なんで“未読スルー”するの!? LINEの返信トラブルあるある。ガン無視される理由、あなたにあるかも…?
 LINEを送っても未読のまま返信がなかったり、それまで盛り上がっていたグループLINEの会話が止まったりすると、「嫌わ...
なんて見事な“にゃんたま”…!毛繕い中のねこ様がひょいっとポージング♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「渡鬼」のよう? 娘の子どもは特別扱い、息子の子どもは…母の“孫びいき”が生んだ深い分断
 娘の孫には深く関わり、息子の孫には一歩引く――。家庭に潜む「実家びいき」と「孫差別」の背景とは?
【動物&飼い主ほっこり漫画】第106回「コテツ妖精になる」
【連載第106回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「秒(ビョウ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「気づかなかった」って本当? ズルさを感じる“忙しい”アピLINE3選。それ、やりたくないだけでしょ!
「忙しい」とアピールされたら、相手に少なからず遠慮したり気を遣ったりしますよね。しかしその心理を利用して、あえて忙しいア...
断捨離、終活…「モノを持たない」って本当に幸せなのか? 65歳童貞が提唱する“ミニマリスト”と真逆の生き方
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...