Amazonで対面指定注文⇒在宅でも宅配BOXの怪、なぜ改善されない?

更新日:2024-05-10 06:00
投稿日:2024-05-10 06:00
 魅惑のショッピング天国Amazon。揃わないモノはないんじゃないの? と思うほど、ポチッとすれば、早ければ当日、遅くとも数日後にはなんでも届くイメージです。
 しかしときに、奈落の底へと突き落とされるようなガッカリ体験が生まれているのも、また事実。みなさんも経験ありませんか? 配達員の質によって、Amazonへの満足度がガクンと下がってしまったことが…!

在宅中なのに「宅配ボックス」の怪

 実は何度も経験しているのですが、在宅しているのにインターホンを鳴らすことなく、勝手に(つまり配達員の独断で)宅配ボックスに入れられてしまったこと、ありませんか?

 もちろん、配達時に留守にしていたり置き場所を「宅配ボックス」に指定していたりするのなら問題ありませんが、配達方法は「玄関前」や「対面」に指定していて、なおかつしっかり在宅して待っているのに、勝手に宅配ボックスに入れられちゃうパターンです。

 配達日時を指定してまでわざわざ在宅をしているのにコレが起きると、心底脱力&怒りの感情が湧いてくるのは、きっと筆者だけではないのではないでしょうか。

不満募る利用者の声

 実際、周辺に“軽く”リサーチしただけでも、

「重いものを買ったときに限ってコレをされている。クレームを何度も入れている」(エレベーターのない建物の2階に暮らす20代女性)

「外出禁止の感染症を罹って外に出られないからAmazonで『玄関』の置き配指定をしたのに、マンション共有玄関前の宅配ボックスに配達され、結局、治るまで受け取れませんでした」(マンション中層階に暮らすひとり暮らしの30代女性)

「更年期の“めまい”が激しく歩けないので日用品をネットで買っているのに、宅配ボックスに入れられてしまうと、取りに行くのが苦痛すぎてイラっとする。部屋の前まで届くのを見越して、少し割高でもネットを利用しているのに意味がありません!」(大規模マンションの高層階に暮らす更年期の症状が強く出ている40代女性)

 とまぁ同じようなイライラを経験している人が、思った以上に「わんさか」いるのです。

 ヒアリングした人はみなさん関東在住者ですが、地域はバラバラ。“雑な配達”が常態化しているのではないかと、疑いたくなります。

クレームしても改善されない…

 筆者と上記3人のうち2人は、Amazonのカスタマーセンター宛にクレームを出しています。筆者は、お問合せ欄のチャットからクレームを出し「改善する」という言葉をもらったのですが…。

 それでも最初にクレームを出してから6年あまり経っている今でも、こういった現象が起きていまるのは困るところです。

 ただし書き添えるとカスタマーサービスの対応は丁寧です。「申し訳ありません。配送業者に、しっかり伝えます」と言ってはくれるのですが、実際に顧客への配達を担う委託業者などにちゃんと話が届いているのか疑問を覚えるほど、頻発するときは本当に頻発します。

「勝手に宅配ボックス問題」7回以上

 これまで筆者は「勝手に宅配ボックス問題」にすでに7回以上も遭遇しています。そのうち3回は重度の疾患の手術前で寝たきりの生活をしているときだったので、本当に大変でした。

 クレームを出してカスタマーセンターとは問題意識を共有できたとしても、現状が変わらなければ、結局は意味がないんですよね。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「写ルンです」が流行る若者のレトロブームは、何を写しているのか
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
喪中はがきが届いたら? 寒中見舞い等で相手に心を伝えるためのマナー集
 年末が近づいてくる頃、突然「喪中はがき」が届いて慌ててしまった人もいるはず。  特に、日本の季節やイベントにまつわる...
「股間を狙え」夜道の一人歩き対策で元ヤンバレ!過去のやんちゃがポロリ
 若い頃にヤンキーだった人も、大人になればだんだんと落ち着いてくるものですよね。  社会に出ると、若気の至りだった...
#1 10代で絶頂期の30歳元アイドル、まだ終わらないと信じる女の日常
 JR立川駅から徒歩で20分ほど。立飛のららぽーとからも、モノレールの駅からも、微妙に遠い住宅街の狭小住宅が麻美の現在地...
#2 専業主婦がライブ配信にハマるわけ「誰かが私の才能を見出して…」
【#1のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎日を送...
#3 立川の夫と恵比寿の彼、女の幸せはどちらに?元アイドルが選んだ道は
【#1、#2のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎...
40女開運が気になるお年頃!金運UP「雑誌付録の財布」どう活用する?
 今回ご紹介する雑誌付録は、人気キャラ「マムアン」のインテリアBOXとフォーチュンアドバイザー・イヴルルド遙華さん監修の...
何が起こった? 街にあふれる人に少し違和感を抱いて
 いつも、穏やかな参道にただようちょっと物々しい雰囲気。  何があったかは分からないけど、思わずカメラを構えた。 ...
親ガチャにハズレた! 5つの苦い思い出とそこから一歩を踏み出す方法
 生まれる時、私たちは親を選べません。どんな親のもとに生まれるかは、ガチャガチャのごとく運次第。  大人になるにつれ「...
寂しがる親との距離感、よい解決策は?大人になるほど複雑に
 みなさんは、親との距離感って考えながら付き合っていますか? ベタベタしすぎず、ドライすぎず、お互いを尊重し合えるのが理...
キッチンに馴染む 無印良品の「真っ白な消火器」買いました
 突然冷え込んで、一気に冬っぽくなってきました。この時期になると我が家の近所では見回りの小さな消防車が「カンカン」と音を...
ニャルソック発動中!カメラバックに夢中な“たまたま”の後姿
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
花にも高温の後遺症!パンジービオラ「茎がビローン」をバッサリde解消
 いきなりの寒さです。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、まぁまぁ暖地の神奈川にございますが、ここにきて例年通りの...
なぜ独身女性は性格に難ありと思われるの? “訳あり女”回避に大事なこと
「いいトシして独身の女性は性格に難あり」なんて言葉を聞くことがありますよね。独身の女性は「私も周りからそんな風に思われて...
すべてはそこから 人も食べ物も「相手を知る」と好きになる
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
モテないのは「太ったから」ってさぁ 女友達の素直すぎるLINEにグサッ
 自分にも人にも素直な人は魅力的ですよね。言葉に計算や嫌味が隠れていないため、付き合いやすく感じるはずです。 ...