品薄なヴァセリンパック。試しにバームを直塗りしたら“ギョッ”な事態に…

コクハク覆面調査班 「コクハク」中の人
更新日:2024-05-28 06:00
投稿日:2024-05-28 06:00

ヴァセリン直塗りもやってみた

 パック1枚あたりの値段は、約330円。この値段なら、定番のジェルタイプ(バーム状)のヴァセリンをパックとして顔に直塗りした方がコスパはいいのでは? とも思いますよね?

 そこで、ヴァセリンパックの真似をして、後日ヴァセリン直塗りもやってみました。

 いつもどおりの洗顔後、化粧水と乳液を塗り終えたら、豆粒大ほどのヴァセリンを顔全体に薄く塗りました。唇や目の周りなどは少し分厚めに塗り広げ、そのまま就寝。

 本当はパックと同じ環境で比較すべきですが、ヴァセリンの形状的に洗い流さないほうが良さそうだと思ったので、ナイトクリームのように使ってみました。

 そして翌朝…。

 顔のベタつきが、気になる。しかも髪の毛が、目元や口元のヴァセリンを厚く塗った部分に張り付いてしまった…。

 目元の乾燥による肌のツッパリが解消していれば、目元がパッチリ開いて見えるかな? とも期待したけれど、いつもの目元と変わらず残念。ただし唇だけは、しっかり保湿されていると感じました。

 ヴァセリン直塗りは、パックに比べると1回あたりのコストは抑えられるけど、ベタベタ感が不快なわりに唇の保湿しか効果は感じなかったので、やっぱりパックとして売られている製品とは、かなり異なりますね…。

日本未上陸だが買う価値あり!

 パックは日本にまだ上陸していないので、購入先が限られます。でも、あの保湿感は相当なもの。

 スペシャルケアとして特別な日の前日に使うと、次の日の朝もしっかり保湿され、さらにメイクも盛りやすそうで、チビ子はリピートありだと感じましたよ。韓国に行ったら、探してでも買う価値があるかもしれません!

さっそく調査班メンバーに報告!

チビ子「ヴァセリンにありがちなベタつきがなくて、しっかり保湿されて、正直びっくりでした!」

華子「ヴァセリンって名前についているけれど、要するに普通にシートパックとして優秀ってことだね」

ズッキュン丸美「ヴァセリン直塗りと、わざわざ比べるのがすごい(苦笑)。これは見た目からして、別モノでしょ!」

ナナエ「パックのサイズ感問題をのぞいたら、使用感はかなり良さそうだね。私も韓国で買ってみるわ!」

 ◇  ◇  ◇

 このように忖度なしのレビューをお届けする、コクハク覆面調査班のガチンコレビュー行脚。さて、次回はどんな商品が登場するのでしょうか? お楽しみに!

コクハク覆面調査班
記事一覧
「コクハク」中の人
美容業界歴15年以上の美容マニア&化粧品検定1級ホルダー、経験豊富な編集者、モテ追求オタク、駆け出しライターらによる30代・40代の辛口先鋭集団。男の趣味は違えど、三度の飯より買い物が好き。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...
お肌のシミはなぜできる?【美容外科医が解説】薬局で購入可能なおすすめの薬と美容クリニックの威力
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。美容医療11年目の美...
腹痛だけと思ったら大間違い!本当は怖~い「便秘」の5つの影響【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
冬でもテカる! 厄介な「油田肌」3つの原因と対策3カ条。逆効果のケアしていませんか?
「夏はまだしも、真冬の今でも肌がテカるのなんでなの!?」とキレている女性の皆さま、必見!  今回は冬でも肌がテカる原因...
40代に高額な美容液は必要なの? 愛すべきプチプラではなく、全力で投資すべきデイリーコスメは…
 40代半ばを過ぎてくると「高価な美容液に変えるべき?」の疑問が湧いてくる人も多いよう。実際に私のもとへも、「プチプラ美...
脱ネガティブ! マインドフルネスって何?【専門家監修】1日5分から始める簡単メソッドを解説
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!  大人世代が使っても納得と満足の両方を...
噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
洋服でお金を浪費する人の特徴4つと回避策。通販サイトは“鬼門”かも?
 お金は稼いでいても、なかなか貯金が貯まらない人に多い特徴が「洋服でお金を浪費している」ケースです。なかには、洋服はたく...
お風呂から出てもすぐに足先が冷えるのはなぜ?【専門家監修】温活で全身ポカポカにする秘訣とコツ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...