夫の会社でマウントされモヤモヤ…私が女友達に抱いた違和感の正体とは?

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-06-18 06:00
投稿日:2024-06-18 06:00

自分で0→1を生み出す

 私はキャリアも実績もないままフリーのライターになってしまい、後悔したことは一度や二度ではありません。今でも収入に波があるので、正直毎月不安です。

 しかし、自分の力で稼いでいるという事実は自分にとっての自信になっています。

 たとえば、自分が書いた記事が多くの人に読んでもらえたときや、YouTubeの再生回数が10万回を超えて多くのフィードバックがもらえた事実が、私を支えています。

 おそらく私は、自分の手で生み出していないのに、人のものに乗っかってマウントを取ったり、自分の手柄のように話したりする人が嫌いなんだ、と気づきました。

健やかなる時も病める時も同じでいられる?

 夫婦なので、結婚している期間に協力して築いた財産は共有財産です。ただ、資産も会社も安定して利益を生むだけではなく、失敗して借金を背負う可能性もあります。

 夫の会社や資産でマウントを取る人は、負債を抱えて、メンタルがやられて沈んだときにも同じように支えてあげられるのでしょうか。

 ダメになったときこそ、本当にパートナーの苦労やリスクを理解していたのかが試されるでしょう。

自分の思うように生きられてない

 夫マウントする女性は、2パターンに分けられると思っています。一つは、こんなに稼げる素敵な夫と結婚できた私すごいでしょ? という女としての価値を誇示したいタイプ。

 二つ目は、自分の人生を思うように生きられていないタイプではないでしょうか。本当はやりたい仕事があったのに、何かしらの理由で諦めざるを得なかった人はまだ良い方です。

 そもそも、何の目標もなく、なんとなく生きている人は自分に自信がなくて、夫マウントしている可能性も。夫マウントを取られたことで、改めて私は自分自身の力で何かを成し遂げたい気持ちが強いと再認識できました。

 友人の発言にモヤモヤしたのも、自分が直面している不安や葛藤が影響しているのかもしれません。他人と自分を比較することで、自分が何を大切にし、どのように生きたいのかを見つめ直すきっかけとなる出来事でした。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


男の子なのにどうして? 女の子の服ばかり着たがる理由とは
 保育園ではたまに女の子の服を着たがる男の子がいます。その姿を見て、特に心配するまではいかなくても「なんでこの服ばかり選...
見返りで大見得を…まだあどけないお子さま“にゃんたま”
 世界で1番可愛い下ネタ。  きょうは、にゃんたまω未成年ショットです。  この猫島で唯一、ピンクの可愛い首...
友達がいないのは寂しくて変? あなたに友達がいない理由3つ
 インスタグラムやツイッターなど、SNS全盛期の昨今。インスタ映えを狙ってフォトジェニックなレジャースポットに友達と出か...
今しかできない? 花の独身時代に済ませておきたい4つのこと
 結婚をしていないうちは「早く身を固めてしまいたい」「さっさと結婚して安定した暮らしがしたい」と思いつめてしまいがち。で...
楽しい老後を送りたい! 忙しい30代から準備できる4つのこと
 仕事にも慣れてきた30代。結婚して生活が変わったり、仕事と育児の両立であったりと、人によっては一番忙しい時期かもしれま...
もう2度と…子宮全摘&腸閉塞と全力で闘った30日間入院生活
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
草むらをくんくん…“にゃんたま”君の探し物は何ですか?
 無限に見ていたいパーツNo.1といえば、にゃんたま!  今回は探し物中のにゃんたまにロックオン。  たしか...
苦手な人との向き合い方! 職場の人間関係を円滑にするコツ
 仕事の内容には慣れてきたし、プライベートも楽しくできている。ただ、「職場に苦手な人がいるっ」――。そんな方も多いと思い...
自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
キリスト教のお盆「ハロウィン」 その由来とカボチャの意味
 ワタクシ、全く上達しないドイツ語の個人レッスンを受けております。上達しない理由は一重にワタクシの不真面目さによるもので...
自然災害に巻き込まれた…子どもとどう向き合ったらいい?
 台風19号の爪あとが各地に深刻な被害をもたらしていますが、近年は相次ぐ自然災害で被災住民が避難生活を余儀なくされるケー...
月吹友香さん<後>41歳専業主婦が小説家を目指して見えたもの
 第18回(2019年度)「女による女のためのR-18文学賞」(※)の大賞受賞作「赤い星々は沈まない」は老女の性を大きな...
今日の議題はにゃに? 夕暮れの猫集会でポロリ“にゃんたま”
 猫の島、日暮れ近くに猫の集会にお邪魔しました。  おのおの一定の距離を保って、茶白、黒白、サビ、三毛、キジ、サバ...
“生活習慣病”も予防して! 介護は認知症だけじゃないんです
 日本は長寿大国です。誰しも安心して生涯を全うできるとしたら、高齢であることはとても素敵なこと。しかし、介護士でもある筆...
月吹友香さん<前> 私がR-18文学賞で高齢者の性を描いた真意
 読書の秋到来。直木賞や芥川賞、日本推理作家協会賞に本屋大賞……国内には数多の文学賞がある中で、「R-18文学賞」(※)...
犬でなく人間だったらと思うと…モラ気質なワンコの実態3選
 モラハラ気質は、人間だけに限ったお話ではないのかもしれません。「うちの犬が人間だったら、モラ男(モラ女)に違いない…」...