仕事を辞めたら「FIREですか?」
何を今さらと思う人もいると思うけど、ここで改めてFIREの話をしたいと思う。
FIREとは、Financial Independence, Retire Early(経済的に自立し、早く引退する)の略で、40歳前後でのリタイアを目指して投資や節約などで貯蓄し、その後は資産運用などで生活することを指すよね。
2010年代後半にアメリカで広がりをみせた動きで、リーマン・ショックを経験して経済的な豊かさに疑問を持った人たちが担い手だったんだけど、その後のコロナ禍も拍車をかけたようで、少し前からまた注目されている。
ここ日本でも、既存の経済活動に疑問を持つ若者を中心に共感が広がってるみたいで、2016年に56歳でデザイナーの仕事を辞めた時、若い知り合いに「もしかしてFIREですか?」と聞かれたよ。
オレの場合は貯蓄もたいしてないし、資産の運用なんて当然のようにやってないから、ただ失業して社会から転がり落ちただけ…なんだけど(笑)。
【読まれています】自分を「幸せじゃない」と思う人に62歳の童貞が伝えたいこと
不安定で予測不能な世の中で…
保守的な考え方かもしれないけど、ろくに金融の知識もない人がFIREに憧れて資産運用とか投資を始めても、あんまりうまくいかないと思うのよ。少し前からいろんなところで激推しされる「新NISA」とかもどうなんだろう?
国も非課税と謳っているだけで「絶対に儲かる」とはひと言も言ってない。メディアの煽りもあるし、国のお墨付きで誰もが安全に儲けられると勘違いしちゃってる人とか多いんじゃないかな。一部専門家の間では今から始めても「3年後にはカネを失う」とか言われているみたいだね。
そもそも、大災害とか国際的な有事が絵空事ではなく、不安定で予測不能な今の世界で確実に儲けるって、プロの投資家でもかなり大変だよ。そう考えると、素人が意気込んでも、すぐに失敗して退場!!…なんてことになりそうじゃない?
そこで今回は最も確実な投資先を伝授しようかと思うのよ。それはね…。
――もったいぶらずに早く教えてください!
ライフスタイル 新着一覧