“シリコンペニス”でヴァギナを責め続け…濃厚スワッピング4P一部始終#6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-02 06:00
投稿日:2024-08-02 06:00

貫かれながら愛の言葉を

――直樹さん…好きよ…心から愛してる。

 彼女は他人棒に貫かれながら、僕に愛の言葉を囁いてきたんです。

――れ、玲子さん…。

――私…今、幸せなの…愛してやまないあなたに見つめられて、他の人のモノを受け入れるなんて…。すごく興奮して感じるの…許して…。

 頬を紅潮させ、眉根を寄せる玲子さんは、この上なく淫らで美しく、神々しいオーラをまとっているかに思えたんです。でも…正直、心は複雑でした。そんな僕の心を悟ったかのように、マサトさんは、

――玲子さんのここ、最高の締まりですよ。

 ズブズブとペニスの抜き差しをくりかえしながら、その感触を伝えてくるんです。

(ああ、僕だけの玲子さんが…玲子、玲子!)

 僕は心の中で彼女の名前を叫び続けました。でも、マサトさんに穿たれるたび、玲子さんはシーツに爪を立てて身悶え、明らかにヨガっているんです。

嫉妬と興奮と悔しさが心臓を突きさす

――直樹さんは、最高のパートナーをお持ちですね。玲子さんは抱けば抱くほど、いやらしい女性になるはずですよ。

 僕に見せつけるように、マサトさんは腰を前後させました。そのたびにニチャニチャと淫靡な粘着音が響き渡って…。愛液に濡れた剛棒は野太く、赤黒くぬらついています。

 この倒錯的な光景に、僕はまばたきもせず見入ってしまいました。嫉妬と興奮、そして言葉にできない悔しさがないまぜとなり、鋭い棘となって僕の心臓を突きさしてきました。

 どれくらい経ったでしょうか?

 美奈子さんが、

――直樹さん、気づいてる? あなたの勃起、さっきよりも数倍硬くなってるわ。

――えっ…。

 言われてはじめて気づきました。僕のペニスは美奈子さんを刺し貫いたまま。玲子さんの痴態に驚愕しながらも、勃起を数段硬くさせるという、許しがたい様相を呈していたのです。

 一方の美奈子さんは、

――直樹さん、私たちももっと楽しみましょう。さあ、シリコンボールでもっと責めて!

 言いながら、ヒップを振り立ててきました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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