“シリコンペニス”でヴァギナを責め続け…濃厚スワッピング4P一部始終#6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-02 06:00
投稿日:2024-08-02 06:00

結婚後も秘密クラブに

――4Pとは、すごいご経験でしたね。その後のことをお聞かせください。

「玲子さんとの交際は順調に進み、社員や互いの両親に祝福されて結婚に至りました。下半身のサイズに悩み、女性との付き合いができなかった過去が嘘のようです。玲子さんがいなければシリコンなど入れずに、ずっと悩み続けていたでしょう。今では3歳の息子がいます。

『T秘密クラブ』ですか? 恥ずかしながら、今でも月イチで通っていますよ。『夫婦でデート』という名目で、息子は僕の両親に預けて。昔、玲子さんが言った通り僕のシリコンペニスは人気で、妻として自慢の種になっています(笑)。

 他のご夫婦とセックスをしたあと、家に帰って『さっきのエッチはどうだった? ちゃんと感じた?』なんて話しながらするセックスは刺激的ですね。スワッピングサークルは、夫婦円満の潤滑油になっています」

息子と一緒にお風呂に入っていると

――お幸せそうで何よりです。

「ただ最近困ったことが起きたんです。息子と一緒にお風呂に入っていると、『僕のオチンチン、パパと全然違う。ボコボコしてない!』って泣いちゃって…。

 そのうえ、『僕のパパのオチンチンはボコボコしてすごいんだよ!』と、ママ友に自慢するようになって…。もう少し大きくなったら教えてあげようと思います」

 直樹さんは照れたように笑った。若かりし時に悩み苦しんだ分だけ、彼は今、セックスライフを謳歌している。直樹さんとご家族の幸せを願って、彼の逞しい背中を見送った。

(了)

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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