サレ妻“リベンジ不倫計画”の最終形。元カレと愛ある騎乗位、肉棒の感触を味わって… #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-09-06 06:00
投稿日:2024-09-06 06:00

 資産家に嫁いだ奈緒子さん(仮名・39歳主婦/子供なし)は、「サレ妻歴2年」の美貌のセレブ妻だ。表向きは良好な夫婦を装っているが、夫の郁夫さん(仮名・46歳/子供なし)が、銀座のホステス(23歳)と浮気している事実が発覚。その上、夫は資産を守ることに心を砕く吝嗇家(りんしょくか)――いわゆるケチ男だ。

 そこで、奈緒子さんもリベンジ不倫を計画。最初は出張ホストと関係を持った。時を同じくして、元カレ・拓斗さん(仮名・42歳大手保険会社/妻子アリ)から連絡が入る。

 会社の常務の令嬢に見染められた彼は、奈緒子さんを捨てて玉の輿婚を選んだ。しかし、子供の教育方針から夫婦はいざこざが絶えない。「結婚は誤算だった」と嘆く元カレ。

 2人は互いを慰めるようにホテルで抱き合って――待望の最終話。

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話第4話

幸せだった記憶が蘇る

――互いの傷を舐め合うように求め合うセックスのさなか、奈緒子さんは元カレ・拓斗さんを愛し始めていることに気付いた。続きをお聞かせください。

「抱かれている間は、ずっと懐かしさと安堵が入り混じっていました。もちろん、欲情もしていましたね。私を振った拓斗を見返したいがために資産家に嫁いだはずなのに、こうして肌を合わせると当時の幸せだった記憶があふれんばかりに蘇って…。

『本当なら拓斗と人生を歩んでいたかもしれないのに』と心の中で呟いていました。

 彼の愛撫もセックスも心地良くて…体の相性は良かったでしょうか。互いの家庭に不満を持った者同士、慰め合い、貪るようなセックスをしたんです。そう…私も彼同様、結婚は誤算でしたから。

――奈緒子…すごく気持ちいいよ。

 彼は私のひざ裏を抱え込み、正常位で連打を浴びせ続けました。

――はあ…拓斗!

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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