望んだ恋愛でもすぐに冷めるなぜ? 自分は冷たいと思う前に

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-08-13 17:32
投稿日:2019-08-11 06:00

 恋がスタートして、一般的にはラブラブの2人。でも「念願の恋がスタートしたのに、何かがおかしい」と悩む女性は多いようです。彼はイケメンで惜しみない愛情も注いでくれる。素敵なデートプランも言うことなし。なのに、なぜ――?

 実はそれ、自分が恋愛に冷めてしまっているのが原因かもしれません。そんな女性ほど「恋愛する気は満々で、私は恋する乙女よ!」という反論もあったりするもの。今回は恋愛にノリノリにも関わらず、すぐに冷めるのが特徴の女性にフォーカスを当てたいと思います。

恋愛で冷めるのが早い! そんな悩みを持つ女性

 自分が強く望んだ恋愛、進んで付き合った相手にも関わらず、「冷める」というのは、どういうことなのでしょうか。すぐに冷めてしまうのが悩みという女性たちに、エピソードを聞いてみました。

付き合ったら気が済んじゃう

「それまで半年間、浮気もせずに熱い思いを抱いていた男性と付き合えた喜びは計り知れないものでした。いざ告白すると、“俺も前から好きだった!”とドラマチックなシチュエーション。でも、自分の様子がおかしいと思ったのは、3回目のデートの帰り道。彼とはキスもエッチも一通り体験してみて“もういいかなぁ”と、急に冷めた自分がいたんです。誰が見ても充実した恋愛なのに、“私おかしいの?”と悩んだものです」(Sさん・29歳女性)

嫌なところが目についちゃう

「彼とは飲み会で知り合いました。私の周りには何年も付き合って、そのまま結婚する人もいます。そのくらい、年齢的にもみんな恋愛にちゃんと向き合っています。だけど私はすぐ冷めるのが悩み。恋愛が億劫ではないものの、なぜか嫌なところが見えてしまい、悲観的になってしまうんですよね。“こんな人と結婚してもしょうがない”と思うと、彼への態度も冷たくなってしまうんです」(Uさん・35歳女性)

  ◇  ◇  ◇

 お二人とも「恋愛がうまく進んでいるのに、自分が冷めること」に悩んでいますよね。このような女性は多く、「自分はなんて冷たい人間なんだろう」と自分を責めてしまう女性も多くいます。

「こんなに愛してくれているのだから応えたい」「誰もが夢を見るような恋愛をしたい」と思っているのです。そんな思いとは裏腹に、恋愛に冷めることが多い自分に嫌気が差す人までいます。

恋愛で冷めるのが早いのはなぜ? その理由とは

 恋愛への憧れもあるのに、どうして冷めるのか、チェックしてみましょう。

完璧主義で相手にそれを求める

 キャリアウーマンな女性に多いのがこのタイプ。完璧主義だからこそ、相手にも「完璧でいてほしい」と望むのです。彼の欠点を見て「本当はこうしてほしい」と思う。ストレートに要求はしないものの、相手に望むことが多いからこそ、心の中ではガックリしていることも。

 自分のスタイルや性格を確立している女性に多いのがこのタイプ。「できないならいいよ」という男性の競争社会のようなところでキャリアを積んできた女性に多く見られる兆候です。

恋に恋する状態でもある

 少女漫画や他人の恋愛事情を見聞きして、「素敵♡」と夢を見ることは多くの女性にあることでは? そんな恋を夢見て「自分もいざ!」と意気込んでみるものの、幸せであるはずの恋愛がうまくことが運ばない様子がわかると、冷めるのが早いのが特徴です。「私のシナリオには、こんなショックなことはなかった」と思ってしまう。無自覚の範囲で恋に恋しているのです。

片思いの時に高ぶりすぎてしまった

 片思いの時、相手に一途にアプローチをした人ほど、「両思いになるために」という目標を設定するもの。しかし、いざ両思いになった時に次の目標を明確に定めることができません。「恋はしたいものの、結婚はしたくない」と思っている女性にも多いのが、このタイプでしょう。

もともと損得勘定で生きている

「人間関係はギブアンドテイクで成り立つよね」と考えるのが、このタイプの女性です。それはそうなのですが、エスカレートしてしまい、恋愛においても“損得勘定”で考えてしまいます。

「私がこのくらいやっているのに、あなたはこれだけなの?」といった具合です。自分にもっと愛情や関心を向けてほしいため、すごく尽くすのもポイント。だからこそ、男性が応えられなくなった時に「こんなにしているのに」とイライラし始めてしまいます。

 与えたものと与えられるものが釣り合っていない状態が信じ難く、「この男性は人として常識がない」とさえ思うことも。相手に尽くす背景には、自分も人に愛されたい・注目されたいという願望が隠れていることに自覚がないからタチが悪いのです。

 計算尽くしのアプローチの裏に、彼女の願望が隠れていることを知らない男性は「すごく好きにさせられた揚げ句、遊ばれた感じ」で恋愛が終わってしまい、引きずる形で別れることになります。

恋愛で冷めることが多いなら自分の性格が原因かも

 恋愛で冷めることが多く、「もしかして私って冷たい?」「恋愛に向いてない?」と考えてしまいがち。ならば、この機に自分の性格を見直してみましょう。

 恋愛は、さまざまな感情や思いやりを学ぶことができる場でもあります。「恋愛に向いてない」と終わらせるのではなく、自分がよりイイ女になるために、性格を振り返ってみるといいと思いますよ。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


夫の年収を超えた!夫婦険悪回避5カ条&見直したいお金の管理
 結婚や出産後も仕事を続けやすくなりつつある今、収入アップする女性が増えています。中には「気が付いたら夫の年収を超えてい...
恋バナ調査隊 2023-03-23 06:00 ラブ
子供の名前は「翼」…スポーツ好き夫がうざい!対処法は?
 いろいろな趣味がある中で、スポーツ好きな男性は結構多いですよね! 妻としては夫の好きなことを尊重してあげたいと思う反面...
恋バナ調査隊 2023-03-22 06:00 ラブ
夫婦だってあくまで他人 「過度な束縛」は人権侵害だと思う
 男友達と話していてたまに聞くのが、「妻からの束縛が激しくてさぁ……」といった愚痴です。  例えば、「家に帰ったら...
豆木メイ 2023-03-21 06:00 ラブ
「下の毛に白髪が4本!」浴室で絶叫する夫、老化を感じるトホホな話
 気がつけば結婚して十数年。40代になってから、日常生活で夫の「老い」を感じる瞬間が増えてきた人も多いでしょう。いつも家...
恋バナ調査隊 2023-03-21 06:00 ラブ
生理中に彼氏が神対応!好きな人とブルーな時でも仲良くする方法
 毎月やってくる生理。重さの違いはあれど、憂鬱になったり、体がしんどくなったりして、彼氏とつい喧嘩に発展してしまう人も多...
恋バナ調査隊 2023-03-20 06:00 ラブ
国籍限定!韓国人と出会えると噂のマッチングアプリを試してみた
 未だ衰えない韓流ブーム。「韓流アイドルのようなイケメンと出会いたい……」と、韓国人との出会いを夢見る人も多いのではない...
2023-03-20 06:00 ラブ
不倫、セフレ…なぜ報われない恋にハマる? 女性心理を解説
 不倫やセフレなど、報われない恋にハマる女性は多いですよね。幸せになれないかもしれないとわかっているのに、微かな希望を信...
恋バナ調査隊 2023-03-18 06:00 ラブ
お風呂を引き金に鬱憤爆発!離婚届をスルーする夫に苛立つ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-11 15:40 ラブ
「たかが衛生観念の不一致で?」離婚する気のない夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.134〜女性編〜」では、結婚生活7年目にして衛生観念の違いを理由に離婚を決意した奈々子さん(...
並木まき 2023-03-18 06:00 ラブ
クヨクヨ時々ぷんぷん「落ち込みやすい彼氏」はどう接する?
 落ち込みやすい彼氏を見ていると、少し頼りなく感じてしまう反面、どうにかしてあげたい気持ちになりますよね。今回は、落ち込...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
40代で一目惚れしたら?グイグイより“さりげなく”攻めるが吉
「40代で一目惚れしたら、その彼と恋愛や結婚はできるのかな……」。  40代で一目惚れした女性が、その後、順調に恋愛→...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
子育てとセックスは両立できる?レス防止策、無音プレーと発想の転換も
 新婚の頃は夜の生活を自由に楽しめていても、出産をした途端にセックスレスに陥る話はよく聞きますね。実際に子供が成長してい...
恋バナ調査隊 2023-03-16 09:48 ラブ
「DVの兆候」を見抜く 日常生活におけるチェックポイント3つ
 DVによる事件は、コロナ禍の閉塞感もあって、警察に寄せられた昨年1年間の相談件数は過去最多となっています(警察庁発表)...
内藤みか 2023-03-16 06:00 ラブ
リカなのに「リンちゃん」を連呼!女性が経験したがっかりピロートーク
 身体を重ね、愛を確かめ合った後に交わすピロートーク。彼からの甘い一言を期待していたのに、がっかりするような発言をされた...
恋バナ調査隊 2023-03-15 06:00 ラブ
夫の怒りいくばく? 2回目の不倫がバレた時の効果的な謝り方
「また、不倫をしてしまった……」。初めての不倫とは違い、2回目の不倫がバレたとなると、ただの謝り方では許されません。「次...
恋バナ調査隊 2023-03-15 06:00 ラブ
後悔しない結婚相手の選び方 知らないとやばい落とし穴とは
「今付き合っている人と、結婚してもいいのだろうか」 「次選ぶ人と結婚したいと思うけれど、どんな人がいいのだろうか」 ...
若林杏樹 2023-03-15 06:00 ラブ