Z世代界隈に多い!? 「静かな退職」を選ぶ心理と、先輩として上手な接し方

コクハク編集部
更新日:2024-11-18 06:00
投稿日:2024-11-18 06:00

静かな退職スタンスの人への接し方

 静かな退職のスタンスで仕事をしている人に、「必要最低限の仕事しかやってくれないなんて、扱いにくいわ!」と感じる人もいるでしょう。ここでは、静かな退職をする人への接し方を紹介します。

1. 相手のマインドを変えようとしない

 まず1番大切なのが、相手のマインドを変えようとしないこと。静かな退職を選択している人に対して、「その考え方は甘い」「もっとやる気を持って働いてみたら?」とアツく語って考え方を変えさせようとするのはNGです。相手にとってはありがた迷惑でしかありませんし、全く心に響きません。

 働く理由や背景、仕事への思いや価値観は人によって様々。正解なんてありません。静かな退職というスタンスもアリはアリ。あなたが否定できる立場でもありません。

 極論、会社からしたら必要な仕事をこなしてくれていれば、その人が昇進を目指していようがなかろうがマイナスはありませんよね。

 仕事をサボっているなら話は別ですが、しっかり仕事をこなしているのにさらに「もっと熱を込めろ」なんて熱血アドバイスするのは、今の時代ではお門違いだと覚えておきましょう。

2. やってみたい仕事を聞いてみる

 静かな退職のスタンスでいる人も、自分の興味がある仕事を担当することになれば、多少なりともやる気になるはず。

 まずは「何かやってみたい仕事ってある?」と聞いてみて。意外な答えが返ってきて、ヤル気まんまんで仕事に取り組むようになるくる可能性もあります。

静かな退職=悪ではない

 静かな退職と聞くと、「何だか冷めてるなあ〜」と感じる昭和世代は多いかもしれませんが、これも現代の価値観の一つ。

 静かな退職のスタンスで仕事をしている人とも上手く付き合えるように、今回紹介した接し方を実践してみてはいかがでしょうか。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


たとえお腹で育たなかったとしても…2度の流産で感じたこと
 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が、結婚後に女...
育ちが良さそう!思わずドキッとさせられた品のある女性たち
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。日常的に知らず知らずにやってしまう人間観察。そんな中で育ちがよさそう!と思わ...
家事の時間はもっと短くできる!今すぐ買いたい時短家電5選
 毎日溜まっていく汚れたお皿や洋服、ほこり……。特に、フルタイムで働いている女性にとって家事をする時間はできるだけ短縮し...
完璧なポージング!イケメン“にゃんたま”のクールな見返り姿
 にゃんたまωにひたすらロックオン!  きょうも出逢ったイケてる猫に声をかけて、にゃんたまストリートスナップ撮影。...
女性たちが次々指名…営業再開した出張ホストが大人気の理由
 緊急事態宣言が解除されて早くも1カ月。まだまだ街に賑わいが戻ったとは言いがたく、慎重な生活が求められている今日この頃で...
フルーツ&フラワーのグリーンカーテンで酷暑を乗り切ろう!
 遥か昔、ワタクシが幼少の頃。学校の帰り道にあった大きな造園会社の塀に絡まって咲いていた、何とも摩訶不思議なお花がござい...
甲状腺全摘から1年経過…手術を迷っている人に伝えたいこと
 バセドウ病によって甲状腺の全摘手術に至ってから、まもなく1年になろうとしています。  術後の経過は順調で、今は体力や...
接写! 激レアな「キジ三毛猫」のパーフェクト“にゃんたま”
 ニャンタマニアのみなさま、お待たせしました。  きょうは久しぶりに、「接写したくなるにゃんたまω」です。 ...
ご飯作りを苦痛に感じる5つの原因&3ステップの改善方法!
 ご飯作りは、毎日の生活の中で切り離せない大事な家事のひとつ。しかし、仕事で疲れていたり、献立を考えるのが面倒だったり、...
「愛されるモテSNS」って? ネット世代が気をつけるべきこと
 コロナ期、私たちはSNSを利用して、リアルで減ってしまったコミュニケーションを埋めました。人と会えない期間によって、よ...
猫って液体なの…? 透明ボウルにも納まる“にゃんたま”君
 土鍋を置いておくと、猫がまあるくなって中に入る「ネコ鍋」現象がありますが、透明ボウルを置いてみたら、やはり!入りました...
愛と美のオンナの幸せを司る「ピンク花」のとてつもない威力
 ある日の昼下がり。  猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんに、この日も悩める子羊がお花を買いにやってまいりました。...
バセドウ病の再燃で疲労困憊…治療はいつも不安と隣り合わせ
 寛解に向かっていたバセドウ病が再燃してからは、ひとことで言うと「地獄」。何をしても良くならない症状が、日を追うごとにひ...
触りたくなるモフモフ! “にゃんたま”写真家の秘蔵の一枚
 世界で一番多くのにゃんたまωを撮影する、猫フェチカメラマン・芳澤です。  「いいえ、我こそがにゃんたま撮影数世界...
やっと妊娠も再び出血…病院から受け入れ拒否をされた妊婦
 みなさんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が結婚後に女性が...
揉め事か!?威厳たっぷりボス猫候補の“にゃんたま”兄貴
 きょうは、小さな港地区のにゃんたま兄貴。  強くて賢くてカッコイイからみんなに一目置かれていて、次期のボス猫候補...