中山美穂さんは「入浴中の不慮の事故」で…40代から気を付けたい“お風呂のヒヤリハット”

コクハク編集部
更新日:2024-12-17 06:00
投稿日:2024-12-17 06:00

意識を高めることが大事! お風呂でのヒヤリハット対策4つ

 お風呂でのヒヤリハット対策には、普段からの意識や心がけが大切です。みていきましょう。

1. 浴室や脱衣所を温める

 ヒートショックを防ぐために、浴室や脱衣所をあらかじめ温めておきましょう。浴室に暖房をつけたり、脱衣所にハロゲンヒーターを置くなどの対策が有効です。

 浴室暖房をつけられない賃貸の場合には、浴槽のお湯を沸かす際に蓋を開けて、蒸気で浴室を温めておく方法がおすすめですよ。

2. 入浴前に水分補給をする

 入浴時の脱水を防ぐためにも、お風呂に入る前には必ず水分補給をしましょう。特に長風呂をする際には、お風呂にペットボトルの水を持ち込んで、こまめに水分補給することが大切です。

 浴槽に浸かる時は、浴槽の温度と浸かる時間に注意してください。長湯をするなら38度前後、41度以上の高温で入るならさっと温まる程度にするのがおすすめです。

3. 掃除の際は必ず換気

 お風呂でカビ掃除をする際には、必ず換気しましょう。特に、塩素系と酸性の洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生し、非常に危険です。商品を注意事項をしっかり読んで使用してくださいね。

 カビ取りスプレーを使う時には、目より上にスプレーしないことも気をつけてください。万が一目に入ると大変なので、目よりも低い位置で使うようにしましょう。

4. 飲酒後は入浴しない

 入浴前に飲酒した時には、必ず1〜2時間は時間をあけて入るようにしてください。飲酒後に浴槽で眠ってしまうと、そのまま溺れることがありますので、注意しましょう。

 実は、入浴時になんらかの原因で溺れる事故は、交通事故よりも多いのです。

お風呂のヒヤリハットは他人事じゃない! 十分注意して

 中山美穂さんの訃報を受けて、お風呂でのヒヤリハットへの意識が高まった人もいるでしょう。特に40代以降の人は、若い頃よりもリスクが高くなっているので、日頃からしっかり対策して安全に入浴を楽しんでくださいね。

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