【2024年人気記事】「コーヒー1杯も買えない!」キャッシュレス化に乗り切れない、現金派の叫び

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-01-05 06:00
投稿日:2025-01-05 06:00

お金がなければ幸せになれない?

 生活する上で生じる大きな悩みのひとつにお金の多寡がある。オレも50代で仕事が激減したり、親の介護がきっかけでデザイナー業を引退したり、ここ10年くらいは本当に悩むことが多かった。

 お金が潤沢にあって経済的な懸念が1ミリもなかったら? きっともう少し気楽に過ごせたはずだし、ある程度はお金で解決することもあったかもしれないね。

 では「お金がなければ幸せになれないのか」というと、残念ながらそう単純でもない。

 あるデータによれば、貧しい家に生まれて「大人になっても貧しい人」というのは、あまり幸せを感じないらしい。だけど、金持ちの家に生まれて「大人になっても金持ち」という人も同じように幸せを感じにくい、というんだよ。

 一方、貧しい家に生まれても「自分の力で金持ちになった人」は強く幸せを感じるという。つまり、お金そのものが人を幸せにするのではなくて、お金を手に入れるプロセスこそが人を幸せにするんだ。

 ちょっと逸れるんだけど、17世紀のオランダの画家レンブラントの話してもいい?

――なんですか? ちょっと急展開すぎてついていけませんよ!

(気にせずに続ける)レンブラントは若くして画家として大成功した人なんだけど、本人の浪費癖が災いして50歳くらいで財産を失い、顧客も離れて借金がかさみ破産に追い込まれる。

 人生転落して気力を失うかと思いきや、その後も創作意欲は衰えることなく、大胆で荒々しいタッチに変化した作品をつくり続け、どうやら充実した晩年を送ったとされている。

 レンブラントのようにお金から解放されて、自由になることもひとつの幸せのかたち…。オレもお金はないけど心の自由はあるよ!! 皆さんはDOなのYO!! 次回もお楽しみに。

(聞き手・箕浦恵理/コクハク編集部)

【童貞のつぶやき(おまけトーク)】

 新しい1万円札の顔になった渋沢栄一を大河ドラマ「青天を衝け」で演じたのは吉沢亮さん。ちょっと前に若い時のオレの写真を見て「吉沢亮さんにソックリ」と言ってくれた人がいたんだよ(自分で言ったワケじゃないからね!)。

 もし、若い時のオレが今の吉沢さんに似てるのであれば、今のオレは「吉沢亮の64歳の姿」ってことになるよね…?

 全国の吉沢亮さんファンの方に朗報です! ここに未来の吉沢さんが無傷の状態で売れ残ってますよ! 早いもの勝ちですよ〜。未来からタイムスリップしてきた(?)初老の吉沢亮なオレって、まさにリアル・ガチな東京リバンジャーズじゃないの?

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


どれくらい実践してますか? 家でできる環境にいいこと「7つの習慣」
 子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
胡蝶蘭はお祝い専用? 寺の住職から聞いた「お悔やみ花」としての需要
「つかぬことをお伺いしますが……」  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
台無しなんですけど!家族旅行なのに「夫のイライラ言動」と4つの予防策
 世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
“頑張り屋のメンヘラ”が「セルフラブ」という人生の処方箋を知りました
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。  セルフラブについて学び始めた時「世界...
【にわか呑み鉄】電車とビール好きにたまらない「流鉄BEER電車」に参戦
 さる9月2日(土)、千葉県流山市で「電車好き」と「ビール好き」垂涎の1日限りのイベントが開催されました。  通常は入...
かつて入り浸った店も 横丁の思い出も時代と共に変わってゆく
 昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。  誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...
にゃんたま写真の成立には“たまたま”への愛のピントがマスト
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「才色兼備」は女性だけに使われる不適切表現?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ずーっといい子ちゃんとか無理!「笑える悪口LINE」で上手に息抜きを
 友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
ほっこり読み切り漫画/第57回「隣りの芝生はオーノー」
【連載第57回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
これって良心ですか、マウントですか?「おまいう」説教LINE3選
 説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。 ...
相棒のぬいぐるみは無理! 大人になっても捨てられないもの6選と対処法
 物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
40代で振り返ると納得!いろいろあった人生の転機、思い出してみない?
 人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...
今年はお日様が大きく見える そろそろ落ち着いてくれるかな
 この数年で男性の日傘がすっかり定着したのも納得の暑さ。  日陰に逃げても、どこまでも太陽に追いかけられている気が...
記事読んだらソワソワ♡ 予定がない週末は寝溜めより楽しい6つのことを
 子どもの頃は暇さえあれば遊んでいたのに、大人になると週末は「予定もないし、寝溜めしておくか〜」と何もしない1日を過ごし...
人生これで正解? “30代からの思春期”ミッドライフクライシスに勝つ法
 大人のみなさん、「私の人生、これで良かったの?」と考えて不安になる時はありませんか? そしてその不安、名前がついている...