美容家熱弁!40代以上に大人気のプチプラで“買い”な最新作(UV対策、ポイントメイク、ヘアアレンジ)は?

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-02-04 06:00
投稿日:2025-02-04 06:00
 ここ数年で「プチプラ」と呼ばれるコスメのレベルが、格段に上がっていますよね!
 大人世代が使っても納得と満足の両方を得られる優秀アイテムは、リピート買いも続出するほどの人気です。
 自身も40代である時短美容家の並木まきが、40代以上にも大人気のプチプラコスメを3種類ピックアップ。その魅力に迫ります!

1. 価格帯と使用感のバランスが素晴らしい『紫外線予報』シリーズ 

 1,000円台~2,000円台と手に取りやすい価格帯で、なめらかに伸びてUV対策機能も文句なし! と、大人からも絶大な人気を集めるシリーズ。

 大人にも人気の理由は、価格帯と塗りやすさ・機能性におけるバランスの良さでしょう。

 バリエーションの豊富さも使い勝手のいい理由で、私が好きな美容液タイプの『紫外線予報 うるおすUVセラムM』(30ml 2,090円)は、カサつくときでもスルスルと伸ばしやすく、朝の大人肌にものばしやすいテクスチャー。

 3種のセラミドとビタミンC誘導体(整肌成分)を配合しているので保湿ケアや透明感のある見た目を意識でき、顔からデコルテまでのUV対策がこれ1本でまかなえます。

 40代以上が日焼け止めを伸ばしにくく感じる「首元」にも、するすると伸びる気持ちの良さはかなりの優秀さです◎。

 また『紫外線予報 さらさらUVジェルF』(250g 1,980円)は、ジェルタイプの日焼け止めがプッシュ式のボトルに入っていて、家族みんなが時短でUV対策を済ませられるのでコスパ的にも大満足。

 ジェルなのにベタベタせず、塗ると透明になるのも高ポイントです。

 毎年大人気の『紫外線予報』シリーズが今年はリニューアルし、2月20日から順次発売開始です。デザインコンセプトを一新し、新商品、新処方、新形状、容量アップで登場するので、さらなる使い勝手の良さが期待できます◎。

【読まれています】えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修

2. 旬の色展開と価格帯、使用感が秀逸な『セザンヌ』のメイクアップコスメ

 歴史の長いセザンヌ化粧品が展開するメイクアップコスメは、新作が出るたびに大人も夢中になるほど大人気!

 人気の理由は、プチプラの中でも取り入れやすい価格帯であるのにもかかわらず、発色やテクスチャーが大人にも使いやすい商品が多い点でしょう。

 2月上旬に発売したばかりの最新作を見てみても、今っぽカラーど真ん中な「01 コーラルシンフォニー」と「02 ムードピンク」の2色で展開している『セザンヌ ブレンドカラーチーク』(各781円)は、混ぜ方次第でマットにもツヤにもアレンジできる万能さ。

 色付きもよく、大人の肌にもぼやけることなく発色しやすいテクスチャーです。

 また同じく2月上旬に新発売の『セザンヌ トリートメントリップバーム』(638円)も、今どきの「ぽってり仕上げ」に加えて、スーっと心地よい清涼感に大満足。

 セザンヌのメイクアップコスメは私も毎回新作を楽しみにしていて、新作の発売サイクルが早い分、トレンドの色みや質感をすぐに取り入れられるのが魅力的。

 チープに見せない仕上がりの良さも、美容家目線で「うぬぬ!」と唸る優秀さです。

3. 大人世代のスタイリング悩みを手軽に解決に導くウテナの『マトメージュ』シリーズ

 40代以上になると、髪まわりやスタイリングの悩みも増えがち。

 そんな、ちょっとしたお悩みを瞬時に解決しながら清潔感のあるスタイルへと導く『マトメージュ』は、大人世代にもファンが多い製品です。30代から使い始めて、そのまま40代に突入しても愛用中! の声をよく耳にします。

 ここまでロングランで人気の理由は価格帯と仕上がり、ホールド力のバランスの良さでしょう。

 おでこに塗って前髪をとめる『前髪グルー』(1,100円)は、崩れやすい前髪をマスカラのようなブラシでホールドできる利便性とお手軽さが秀逸ですし、『まとめ髪スティック』(693円)は髪になでつけるだけでツヤを出しながらもピタッと密着する高いホールド力が唯一無二。

 まさしく40代以上が抱きがちな髪の悩みである「崩れやすい」「広がりやすい」を手軽にカバーできる名品だと思います。

 私も『まとめ髪スティック』は365日毎日使っていて、ないとスタイリングが成り立たないほど。くせ毛でもしっかりホールドする仕上がりに助けられています。

『マトメージュ』シリーズは2025年3月にリニューアル予定で、『前髪グルー』には肌のコンディションをととのえるスキンケア成分(保湿成分、※1)を新たに配合、『まとめ髪スティック』にはキューティクルケア成分(※2)を新配合とのこと!

 ますます大人世代も納得&満足しそうですよね。

※1…加水分解ヒアルロン酸、ハトムギ種子エキス、ローズマリー葉エキス、グリチルリチン酸2K、ゲンチアナ根エキス、BG
※2…まとめ髪スティック:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ヒマワリ種子油、オリーブ果実油、キャンデリラロウ(すべて保湿成分)

目が肥えている40代以上が選ぶプチプラは実力派ぞろい

 プチプラアイテムが「安かろう、悪かろう」や「それなりのものしかない」なんていう話は、今や遠い昔のこと。

 美容家目線でも国内メーカーが手がけるアイテムは、大人も納得して使えるように考えられている製品が多いと感じますし、目が肥えている40代以上の世代が「この製品が、このお値段で買えちゃっていいの!?」と驚くような名品も続々と揃ってきています。

 今回ピックアップした3種類は、どれも40代以上の世代からも絶大な人気を誇るシリーズばかり。ぜひチェックなさってみてください。

(※筆者注:掲載している価格は税込です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。)

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国民・玉木代表は好みだった? アラフォー女性「ハデなおばさん化」を回避する方法
 一時期世間を騒がせた、国民民主党の玉木雄一郎代表(来年3月3日まで役職停止)の不倫。特にお相手女性のファッションには、...
20代女子から“ママ活メイク”認定されるのは納得できん! 40代の上品な若作りメイクテクは?
 若作りを意識しすぎるアラフォー女性は気を付けて! もしかしたら年下女性から「あのアラフォー女性、もしかしてママ活中!?...
ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...
お悩み:浮気していないのに性器がかゆい!【薬剤師監修】婚約破棄危機30代女性への処方箋
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日常遣いのコスメ・美容費を節約したら…40代女に襲いかかった2つの悲劇
 長引く物価高の影響で、数年前とは比べものにならないほどの「節約生活」を強いられている、大人世代も増えているよう。  ...
んー強烈ッ!100年の恋も冷める彼氏の体臭、我慢するしかないの?【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over40のイマイチまつげは「プチプラマスカラ」で解決! 美容家がガチンコ愛用の優秀アイテム2選
 40代、50代と年代が上がるにつれて避けて通れないのが、まつ毛のお悩み。  若かりし頃と比べると、細くなったり短くな...
えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「まぶたのたるみ」原因と予防法。おでこのシワにボトックスが不向きな人は注意【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
VIO脱毛“つるつる”の後悔5選。ハードルまたいだけど「全部なくす」のは早すぎた?
 VIO脱毛は、ほかの部位と比べてハードルが高いと感じますよね。その一方で、毛を全部なくす「ハイジニーナ」にして、「やり...
30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...