もう勘弁して!「職場MTGのストレス」何に感じる? 2位は結論が出ないこと。

コクハク編集部
更新日:2025-07-02 08:33
投稿日:2025-02-13 06:00

ミーティング主催側はどうしてる?

 ではミーティングを主催する側はどういったことに注意しているのでしょうか。実際に、身近の働く女性に聞いてみました。

「私も無駄なミーティングは嫌いなタイプなので、時間前には必ずアジェンダを作成しています。ただ進行するだけにはならないよう事前に共有し、それぞれが担当した案件に対しての所感や意見を話せるようにしてもらっています」(45歳・女性)

「ミーティングでは意見を述べるリーダータイプと、聞くだけの受け身なタイプに分かれてしまいがち。後者が不満を抱えないよう、また暇を感じないよう、なるべく話を振るようにしていますね」(43歳・女性)

「雑談を嫌がられるケースもあるというアンケート結果を見てショックを受けました…。業務の振り返りや目標だけを話してサクッと終わってしまうのは寂しくないのでしょうか? うちはリモートがメインで集まる機会も少ないため、雑談をするように心掛けていました。今後、雑談をする際は別途、自由参加で機会を設けるなどしようかと思います」(50歳・女性)

「好んでは誰もやりたがらない中間管理職の立場からすれば(苦笑)、『そうだよね、その通りだよね、ごめんなさい』という同調と反省の気持ちでいっぱいです。

 じゃあ、どうするかって? 本音を言わせてもらえば、受け身で嘆くばかりではなく、ミーティング参加者の誰もが当事者意識で“自分たちの職場にあった改善策”を考えるのが大事なんじゃないの? って思いますね。

 他人の意見を聞かない“昭和のおじさん上司”なんて役職定年ゾロゾロでもはや絶滅危惧種に近いわけで。不満があるならその理由と改善案を提示し合いましょうよ、って感じです」(47歳・女性)

理想的な時間、2位は「10分」!?

 一方で、「ミーティングは必要だと思うか?」という質問には「とても必要」「まあ必要」と答えた人が合計68.6%となっており、会議自体は必要だと考えていることがわかります。

 また、「理想的なミーティングの時間」の1位は30分! 53.5%の人が望んでいるという結果に。そして2位は10分(25.7%)…。

 さすがにこの時間でまとめるのは相当な技術が必要そうですが…集中力を高めて一気に仕上げてしまいたい人が多いということでしょうか。ちなみに1時間は3位で17.2%でした。

 ただし、案件や開催頻度、人数によってもだいぶ異なるのでアンケート結果を鵜呑みにしすぎるのはちょっと危険かもしれません。

 ないと困るけど、頻繁にあっても困るミーティング。主催する側も招待される側も、快適なビジネスライフを送りたいですね。

■調査概要
調査対象:お仕事をしている方
調査期間:2024年11月1日~15日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:436人(女性268人/男性168人)
回答者の年代:20代 17.4%/30代 34.5%/40代 27.5%/50代以上 20.6%

株式会社エミリス( https://emiris.net/ )の調査結果より一部引用

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


歯の矯正治療は自費診療で定価ナシ!で、おいくらに?2023.5.18(木)
「健康的な自前の歯」を維持するべく、歯科矯正を決意したアラフィフ女です。ワイヤー矯正の費用は100万円以上かかるんだよね...
プリンセスたちの「その後の人生」を考えた 2023.5.17(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ナニこれw 芸術家も虜にする「アプリコットファッジ」は発見即買い!
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべき花屋。神奈川の片田舎にありますが、“お花の先生”がたにもご愛顧いただいております。 ...
美部屋を死守してぇ ずぼら40女が実践する掃除術3選 2023.5.16(火)
 GWにキッチンの大掃除とリビングの模様替えをしました。9連休だというのにどこにも行かず、夫と2人てんやわんやの大仕事。...
アプリもう不要!? 映えるエモい写真をiPhoneだけでクリエイトしてみた
「今」という貴重な一瞬をとらえてくれる写真。記憶に残すだけじゃなく、写真にして大切にしておきたい! と思う瞬間ってたくさ...
2023-05-16 06:00 ライフスタイル
二人暮らしで生活費月10万円は可能? とっておきの節約術4つ
 恋人と二人暮らしをはじめて実感するのが、「なかなか貯金が貯まらない」ということ。これから結婚や出産など、大きな出費に備...
お触りしたい!陽だまりで手入れ中の“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コロナ禍で対応分かれた子どもの「付き添い入院」、骨身に沁みたのは…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
見上げたら、ガラスの谷間の底にいて… 2023.5.15(月)
 深くて暗い地下からやっと地上に上がった頃には、じんわり汗をかいていた。 「ずいぶん来たな」と思って空を見上げたら...
テレビの音量は8、トイレ掃除は素手…理解不能な夫の実家の謎ルール!
 どんな家庭にも「我が家独自のルール」があるものですよね! 中には、他人には理解できない謎ルールもあるでしょう。でも、嫁...
すいかばかのレシピ~'23年<1>生産量ワーストの地で昆虫性のすいか作り
 4月の山梨県北杜市白州町。この地でひとり、こだわりのすいかを作る男がいる。通称「すいかばか」こと寿風土(ことぶきふうど...
心の中に「気が強い美女」を飼う効果 2023.5.14(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
自分を「幸せじゃない」と思う人に62歳の童貞が伝えたいこと
 キミは「プロ童貞」を知っているか──。コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん...
62歳の童貞・山口明が語る二刀流時代「大谷君より早かった」
 キミは「プロ童貞」を知っているか──。コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん...
ひとり旅のメリットとデメリット 正しく天秤にかけて楽しい時を!
 家族や友人、恋人など誰かと一緒に旅行をするというのは、経験したことがありますよね。でも、ひとり旅って経験したことありま...
子アリ夫婦のつかの間デートに“夜パフェ” 2023.5.13(土)
 GWはみなさん、どこかにお出かけしましたか? 我が家は遠方から義母が飛行機に乗って遊びに来てくれたんですが、連休前日に...