「毎月、性病検査してでも人生のステージを上げたい」パラサイト不倫に懸ける40代婚活セミナー講師 #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-03-03 19:08
投稿日:2025-02-28 06:00

こっそりマウント女をブロック

「誠一さんはいつも素敵なホテルをセレクトしてくれました。先に彼が部屋をリザーブしてメッセンジャーで部屋番号を教えてもらい、時間差で私が訪ねるという流れです。そして、眺めのいい高層階での優雅なランチとシャンパン。もちろん、毎回スマホで撮影してSNSにアップがお約束です(笑)。

 料理やドリンク、自撮り画像とともに、投稿文は『今日のビジネスランチ。窓からの眺めも最高』とか『昼間のシャンパンは、仕事を頑張っている自分へのご褒美♡』など、毎回『リア充』をアピールしたんです。

 誠一さんにも『悦子のハッピー婚活塾』のバックアップやアドバイスをしてもらっているんですから、あながちウソではありませんものね。そうそう、誠一さんがシャワーを浴びている隙に、彼のスマホを拝借して、以前SNSで私にマウントしてきた憎らしい美魔女・真美さん(仮名・52歳インフルエンサー/既婚子供アリ)をブロックしてやりました。いい気味です。攻撃は最大の防御ですから」

 そんな悦子さんだが、困ったのが生理だったという。

ピルの副作用に苦しんだ過去

「普通なら閉経してもいい年齢ですが、私は毎月、生理があるんです。女としては喜ばしいのですが、2人の男性と不倫しているため、デートのスケジュールを決めるのに困ってしまって…」

 悦子さんは、若い頃にピルを処方してもらったことがあったが、副作用の吐き気がひどく、今もピルの服用には嫌悪してしまう。そこで、ネットで「吉原」で男性相手に働く女性たちの生理日の対処法を調べたという。

「驚きました。生理中も稼ぎたい女性のために、『体内に海綿を入れて経血を止める』というやり方を知ったんです。さっそく海綿を購入して、デートに挑みました」

 予想外にスムーズにいったため、行為の悩みは解決。それと同時に、毎月の性病検査も始めたという。

「実は、稔さんも誠一さんも避妊具は着けてくれない派で…。私が出会ったハイスぺ男性がたまたま性病などを軽視しているのか、もしくは『自分は感染しない』という変な自信を持っているのか、2人とも避妊具なし。聞けば、コロナ禍でもワクチン接種は一度もしなかったそうです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

ラブ 新着一覧


バツ2になる覚悟を決めた男性の怒り 娘を侮辱するなんて…!
「冷酷と激情のあいだvol.93〜女性編〜」では、夫・リュウタさんから突然に離婚を切り出され、さらには夫が勝手に家出して...
並木まき 2022-06-04 06:00 ラブ
「駆け引き上手」はやっぱり恋愛上手なのよ【モテ診断付き】
 いつの時代も駆け引き上手な人は恋愛上手。いくつもの駆け引きをさりげなく実践している女性は、恋愛のチャンスだって多いので...
恋バナ調査隊 2022-06-04 06:00 ラブ
「奥さんになるための…」彼氏悶絶!策士な彼女の可愛いLINE
 今や「LINE」は、カップルの毎日のコミュニケーションに欠かせないツールですよね。実際に会った時に甘えるだけではなく、...
恋バナ調査隊 2022-06-04 06:00 ラブ
友達と夫がこたつの中で…靴を脱ぐとパンツを脱ぎたくなる!?
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。友達の夫や彼氏だろうがだれかれ構わず男性を誘惑してしまう癖のあるオトナ女子も...
山崎世美子 2022-12-10 21:47 ラブ
「彼女にぞっこん男」の特徴 態度を観察すれば一目瞭然です
 彼氏がどのくらい自分にぞっこんな状態なのか、知りたいと思ったことはありませんか? でも、彼氏に直接聞くのはなんだか恥ず...
恋バナ調査隊 2022-06-03 06:00 ラブ
“キス慣れしている女性”モテとは限らない?男心ってやつは…
 恋人とのキスは、とても大切なもの。恋愛上級者でキス慣れしている人は、ここぞとばかりにテクニックを見せつける人もいるかも...
恋バナ調査隊 2022-06-03 06:00 ラブ
恋愛中でも“やんごとなき秘密”だらけ?彼氏が隠したがるワケ
 彼氏との交際が長い女性は、「彼氏のことならなんでも知ってる!」という自信があるかもしれませんね。しかし、男性には「大好...
恋バナ調査隊 2022-06-02 06:00 ラブ
年下男子になぜガツガツしちゃう? 失敗例から検証してみた
 年下男子と付き合いたい! という女性は大勢います。けれど、いざ年下男子を目の前にすると、ガツガツしすぎてドン引きされる...
内藤みか 2022-06-02 06:00 ラブ
年上女性からの告白は“仕込み”次第…必死な印象も与えません
 年下の彼といい感じになっているのに、なかなか告白してくれない……。そんな悩みを抱えている人は多いようです。でも年上女性...
恋バナ調査隊 2022-06-01 06:00 ラブ
“俺ら合わない”発言の一撃!それでも別れたくない時の対処法
 自分は相手のことを好きなのに、「俺らって合わないよね……」なんて言われたらショックですよね。相手の気持ちが冷めたと思う...
若林杏樹 2022-06-01 06:00 ラブ
ブサメンこそメリット多数! 男も女も顔だけで判断しないで
 ブサメン男性に告白されたとき、「顔がちょっと……」と断ってしまう女性は多いようです。でも、ちょっと待ってください。実は...
恋バナ調査隊 2022-05-31 06:00 ラブ
不倫サレ夫の僕は悟った、女はシタタカで自立した生き物だと
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。私は大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻...
クチャラー発覚!勝負デートで彼にドン引きされたエピソード
 大好きな彼とデートの日。致命的なミスをして彼にドン引きされた経験はありませんか? 女性からしたら普段何気なくしている...
恋バナ調査隊 2022-05-30 06:00 ラブ
「元彼から連絡来る」のはなぜ?秒でレスせず“理由”を考えて
 元彼から連絡が来たーー。そんな時はどう対処しようか考える前に「なぜ連絡をしてきたのか?」と、理由を探ることが大切です。...
恋バナ調査隊 2022-05-30 06:00 ラブ
「わざとFBを選んだんだけど?笑」サレ妻が送信した復讐LINE
 幸せな結婚をしたはずなのに、気づいたら夫に浮気をされる「サレ妻」になっていた……。  そんな悲しい思いをしている女性...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:35 ラブ
「だらしない彼氏」のトリセツ それでも好きならしゃーない
 付き合いはじめた彼氏のだらしない部分を見て、イライラした経験がある人も多いのではないでしょうか。でも、会うたびにだらし...
恋バナ調査隊 2022-05-29 06:00 ラブ