年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ

内藤みか 作家
更新日:2025-02-27 06:00
投稿日:2025-02-27 06:00

年下の彼は、あなたにリードされたいもの

 そして別れる直前、K美さんは自分のバースデーのことで彼とトラブルになったと言います。2月下旬が彼女の誕生日だったので、彼が一緒に過ごしてくれることになり、そこまでは良かったのですが、K美さんは彼に厳しめの要求をしてしまったのです。

「レストランの予約やデートプランを彼に全部おまかせしたんです。そしたら、どうしたらいいのか分からないって彼が困ってしまって…。せっかくのバースデーだから、彼に祝ってもらいたかっただけなんですが」

 K美さんはそうは言うものの、お店の知識もあまりない彼には、年上女性が喜ぶセッティングをする自信がなかったのでしょう。

 年上の女性と交際した経験がない男性の場合、どういう雰囲気でどういう予算の食事を喜んでもらえるかなど見当がつかないのです。そのため、丸投げされて途方に暮れてしまったのでしょう。たとえば「あのレストランに行ってみたいな」などとヒントをあげれば、揉めずに済んだのではないでしょうか。

年下は完璧ではない

 年下彼氏ができた女性は、オカンになるか、ハードルを上げるか、両極端に走りやすい面があります。あれこれ世話を焼き、彼の生きかたに口を出すようなオカン化は論外ですが、最近はハードルを上げられることに耐えかねて別れを切り出す年下クンが続出しているのです。

 K美さんも年下彼氏に「普通」を求めた挙げ句、フラれてしまいました。「普通、彼氏だったらバースデーに素敵なレストランを予約してくれるもの」という、K美さんにとっての普通は、年下彼氏にはとても難しいものだったのです。

 年下クンにもプライドがあるので、年上女性の前で恥をかくことを嫌がります。選んだレストランを気に入ってもらえなかったら、相当傷ついてしまうのです。

 彼には難しいことを無理強いしないほうがいいでしょう。長く交際を続けるためにも、彼にそっと助け舟を出すデキる彼女を目指したほうがいいかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


マッチングアプリで20代男子と熟年男性の違いを考察してみた
 年末年始、感染が拡大したことで、初詣にも行かず、自宅で時間を持て余していた人はかなり多かったようです。このような時にマ...
内藤みか 2021-01-07 06:00 ラブ
恋愛で見返りを求めるデメリット&求めない恋愛をする方法
 恋愛をすると、相手に求めてしまってばかりの人がいます。理想通りの反応がないと、「思っていた人とは違った……」と、気持ち...
恋バナ調査隊 2021-01-07 06:00 ラブ
振られた後の“接し方”が重要! 彼と良い関係を続ける方法
 思いを募らせていざ告白したはいいものの、振られて撃沈してしまうことってありますよね。そして、振られた後に新たに出てくる...
恋バナ調査隊 2021-01-06 06:00 ラブ
要注意!恋の始まりに男性が冷めるLINE「禁句ワード」7つ
 恋が盛り上がりそうになっていたのに、突然、彼からのLINEが冷たくなったことはありませんか? それってもしかしたら、男...
恋バナ調査隊 2021-01-06 06:00 ラブ
面食い女性は結婚できない?イケメン好きの心理&男性の本音
「面食い女性」とは、男性を「美しい顔」かどうかで選ぶ女性のこと。イケメンばかりと付き合っている面食い女性は幸せに一番近い...
恋バナ調査隊 2021-01-05 06:00 ラブ
3人の男をローテで回して…異性のカラダを求めてしまうワケ
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2021-01-12 09:58 ラブ
離婚のトラウマにさよならを…自分の欠点との向き合い方
 離婚って、自分の欠点を否応なく突き付けられますよね。中にはトラウマになるくらい、心の傷を追う人も出てきます。いっそ完璧...
七味さや 2021-01-04 06:38 ラブ
男性に嫌われる!?“重い女性”の特徴&今すぐできる改善策
 彼のことが大好きで、ただ一生懸命尽くしているだけなのに「重い」と思われていたらショックですよね……。気持ちが重い女性は...
恋バナ調査隊 2021-01-03 06:00 ラブ
男女問わずモテる“マメ女子”の特徴&なるためのポイント♡
 男女問わず人気のある人は、さまざまな魅力を持っています。その一つが「マメさ」。マメな女子こと、“マメ女子”はサポート力...
恋バナ調査隊 2021-01-03 06:00 ラブ
コロナ禍で判明した男の素顔に幻滅…再婚を悔やむ女性の叫び
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-01-02 09:28 ラブ
欲しかったのは経済的な安定…年上女性と再婚した男の打算
「冷酷と激情のあいだ〜女性編〜 vol.27」では、再婚直後にコロナ禍に突入し、結婚を後悔している女性・Rさんの叫びをご...
並木まき 2021-01-02 09:29 ラブ
既婚男性×独身女性の不倫カップル 本音とデメリットを解説!
 不倫は“してはいけない”こと。常識ですね。「誰も幸せになれない恋」と、悪いイメージを持つ方も多いでしょう。ですが、実際...
リタ・トーコ 2021-01-01 06:00 ラブ
運命の恋を感じたい人必見!本当の恋の特徴&幸せの掴み方♡
 女性なら誰もが一度は、「運命を感じるような本当の恋がしたい」と思うでしょう。しかし、本当の恋ができる相手に出会うことは...
恋バナ調査隊 2021-01-01 06:00 ラブ
その気になられても…“勘違い男”に送ってはいけないLINE
男性の中には、恋愛経験が少ないピュアな人が存在します。彼らは、ちょっとした社交辞令や女の子らしい可愛い絵文字などを見ただ...
恋バナ調査隊 2020-12-31 06:00 ラブ
好きな人の前で緊張してしまう…心理やドキドキしない対処法
 好きな人を目の前にすると、緊張してしまう人って多いですよね。話せなくなったり、挙動不振になったりして、「嫌われるのでは...
恋バナ調査隊 2020-12-31 06:00 ラブ
どんなに好きでもやっちゃダメ!愛が冷める恋愛のタブー8選
 タブーとは「触れてはいけない・禁止事項・御法度」という意味で、日常でも良く耳にする言葉です。恋愛のタブーも同様で、「や...
恋バナ調査隊 2020-12-30 06:00 ラブ