高比良くるま“交際は認めて不倫否定”の不可解事情…「カジノ賭博&不倫疑惑」が同情されるワケ
《今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とするため、本日から当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました》
オンラインカジノ賭博が報じられた令和ロマンの高比良くるま(30)が、自身のXで活動自粛を発表したのは2月19日のこと。だが、その直後、今度は不倫疑惑報道に見舞われることに。これらが事実であれば、詰めが甘いとしか言いようがない。
だが、昨年末に「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)を連覇したばかりのくるまに対して、「カジノ疑惑はともかく不倫については同情の余地がある」「活動自粛することはなかった」と、お笑い関係者の間では同情論が起こり始めているというのだ。
一体、どういうことなのか。
「くるまは、2019年末から20年末にかけてオンラインカジノをしていたことを認めています。オンラインカジノは違法行為ですが、単純賭博の時効である3年が経過しているので、警察は事情を聴いただけで立件するつもりはなかったといいます。それを毎日新聞に報じられたことで、矢面に立たされたくるまは活動自粛せざるを得なくなったようです」(週刊誌記者)
2月5日、吉本興業はコンプライアンス違反の疑いがあったとして、一部所属タレントの活動自粛を発表。このとき、オンラインカジノ賭博疑惑で警視庁から事情聴取を受けたとして活動自粛を発表したのは、双子漫才コンビ「ダイタク」の吉本大(40)と、「9番街レトロ」のなかむら★しゅん(31)であることが明らかに。
「ダイタクは昨年のM-1ファイナリスト、9番街レトロは民放で冠番組を持っているものの、一般的な知名度はまだまだなだけに、この問題はこれ以上広がらないと思われました。しかし、その後、毎日新聞が警察から事情聴取を受けた吉本芸人10人弱の中に、とろサーモンの久保田かずのぶとくるまが含まれていると報じたことで、大問題に発展していきました」(前出・週刊誌記者)
カジノ疑惑での事情聴取が報じられると、くるまは劇場やテレビ出演、CMに影響が生じたことで、2019年から約1年間、オンラインカジノに手を出していたと謝罪し、活動自粛を発表。
■既婚女性の夫婦問題に巻き込まれた?
爆笑問題の太田光(59)はこの件について、「(くるまが)見せしめ的なものに使われてしまっているとしたら、ちょっと気の毒だなと思う」と『サンデージャポン』(TBS系)でコメントしているが、「警察は初めから見せしめにするつもりはなかったはず」(前出・週刊誌記者)という。
くるまにとってダメ押しとなったのが、「《スクープ》令和ロマン・高比良くるま、突然の活動自粛の裏に『既婚女性との不倫』1年以上にわたる交際が発覚 直撃の翌日に自粛発表」と、「NEWSポストセブン」に報じられた不倫疑惑だ。共通の友人の紹介で既婚者子持ちの女性A子さんと知り合い、くるまのアプローチによって23年夏頃から不倫関係がスタートし、半同棲生活を送っていたが、A子さんの離婚後、くるまが他の女性に乗り換えたことで破局したと報じられている。
しかし、くるまはXで、《A子さんと交際していたのは事実ですが、不倫関係はありません》《記事の内容に一部齟齬があることを確認しております》《記事に登場する「友人」や「子供」の発言のコメントは全て事実ではなく、我々も困惑しています》と釈明している。
「交際は認めたものの不倫関係を否定するという不可解な釈明でした。実際のところ、A子さんとは、メディア関係者であるA子さんの夫の紹介で知り合い、その後、A子さんは夫との関係についてくるまに相談に乗ったことで交際に発展したと言われています。しかし、口外できないような夫婦の問題にくるまが巻き込まれてしまったということらしいのです」(お笑い関係者)
世間で報じられている内容と実際のところは事情が異なると、一部でささやかれ始めているのだ。くるまはこの件について、これ以上釈明することはないという。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)
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