“年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック
売れっ子タレントを擁し、飛ぶ鳥を落とす勢いの芸能事務所のゴタゴタが、「週刊文春」(2025年1月29日発売号)に報じられたのは1月末のこと。くりぃむしちゅーやマツコ・デラックス(52)、有働由美子(55)らが所属する「ナチュラルエイト」前社長A氏の金銭トラブル疑惑によって、売れっ子タレントの独立がささやかれ始めている。
ナチュラルエイトは、上田晋也(54)と有田哲平(54)が「海砂利水魚」時代から所属していた事務所のチーフマネジャーだったA氏が2009年に設立し、上田と有田とともに移籍。くりぃむのほかマツコや有働など、所属タレントの数は少ないものの売れっ子揃いであることから、大手並みに稼ぐ事務所に成長。
「設立間もなく所属したマツコが大ブレークし、次々にレギュラー番組を獲得。2018年にはNHKを退職した有働由美子が加わったことで盤石なものになった。それもひとえにA氏の手腕と言われ、タレントやスタッフからの信頼も厚かった」(スポーツ紙記者)
2020年に襲ったコロナ禍で仕事が激減したことで、リストラを行ったと報じられたが、その一方で、A氏の使い込み疑惑が持ち上がっていた。
「A氏はタレントの稼ぎで、都内一等地の高級マンションを買い漁って一部を親族に譲渡したり、タレントの海外の仕事に同行して、現地で豪遊を繰り返していたと報じられている。業界ではブランドを身にまとった羽振りのいいド派手なおばさんで通っていたようです」(芸能ライター)
A氏は金銭トラブルが発覚し、行方不明になっているとも言われている。信頼していたスタッフに裏切られ、特にショックが大きいのが稼ぎ頭のマツコだという。
■年収7億円説に「ふざけんなって」
数多くのレギュラー番組やCMに出演しているマツコは、テレビ業界で今最も売れているタレントの一人。しかし、マツコは自身の年収に疑問を持っている節を見せている。ネットニュースで“年収7億円”と報じられた際、「ふざけんなって。本当の金額を言いたいけど言えない。かけ離れている。びっくりするくらいの金額」と話している。
ほかにも、友人でタレントのミッツ・マングローブ(49)が「(マツコの)年収は20億円」と暴露した際も、「10分の一ももらっていない」と愚痴っている。
「こう公言しているように、マツコは以前から自分のギャラに疑問を持っていたようです。今回の件でマツコは独立どころか引退も考えたようですが、A氏が社長を辞任し、役員に就任し会社立て直しに奔走している上田に説得されて退所を思いとどまったと言われています」(前出・芸能ライター)
しかし、筆者の取材では、親友関係にある大物女優を頼って、事務所を移籍する可能性が浮上してきている。
「その大物女優は天海祐希で、彼女が所属する『研音』にマツコが移籍するのではとまことしやかにささやかれています。テレビに出るマツコに惹かれた天海がアプローチして、2人は親友関係になったと言われています。A氏の金銭トラブルは業務上横領の疑いもあるだけに、今後、事件化しないとも限りません。もしそうなった場合、マツコは事務所を離れる決断をするかもしれません」(大手芸能プロダクション幹部)
裏切られた形となったマツコは果たして、このまま事務所に留まることになるのか。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)
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