広末涼子の復帰は早くて3年先…どうやって生活費を稼ぐのか
【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】
高速道でトラックに追突事故を起こし、搬送された病院で看護師にけがを負わせたとして傷害の容疑で逮捕・勾留されていた広末涼子(44)がようやく釈放された。
調べの最中にウロウロ動き回り、意味不明の言葉を放ったため違法薬物の検査をされたり、自宅も家宅捜索されたが、違法薬物は見つからなかった。今後は任意での捜査に変わるという。傷害については被害者との示談が成立していることから起訴猶予、交通事故についても通常の事故処理ということになりそうだ。
しかし、これからが大変だ。撮影中だった映画は元通り再開というわけにはいきにくい。伝わるところでは、4月6日の市立奈良病院でのロケで、撮影中に監督とぶつかり口論となって現場を離れ、翌日のロケを放り出して勝手に自宅へ帰る途中だったという。
映画製作の業界人によると、この映画の光石富士朗監督(61)は「頑固で気難しい」ことで知られ、「簡単に元通りになるとは思えない」という。すでに撮影がスタートしているのだから、このまま撮影中止になれば撮影スタッフへの支払いや共演者のギャラが必要になるし、交渉して決まったロケ地や使用建物に関しても何らかの補償が出てくるわけで、数千万円の費用が必要になってくるという。
映画の製作会社は大手ではなく、比較的小規模の会社。損害費用に関しては広末に請求していくことになりそうだ。
だが、大手事務所から独立した彼女にそんな余裕があるはずもない。仮に正式な主演契約書を取り交わしていなければ、支払いを拒否して争いになるだろう。
ある映画プロデューサーは「いくら魅力的な女優だとしても、現状は怖くて使えない」と言ってこう続ける。
「最低1年は無理で、2年でなんとか、3年経てば今回の騒動も風化するだろうから、その先なら映画の仕事はできるはずです」
確かに、有名シェフとの不倫でも今回の映画復帰オファーまで2年もかかっている。
では、補償問題を抱えながら3年も仕事なしで広末が耐えられるのか。子供の養育にもお金がかかり、窮地に追い込まれることは間違いないだろう。
前出の映画プロデューサーは「僕はもうオファーすることはない。仕事に穴をあけられてはたまらないから」と言い切る。パチンコ店の来店オファーは来るだろうが、芸能界の仕事に復帰することは相当難しいと思われる。事実上の無期限休養だ。
(城下尊之/芸能ジャーナリスト)
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