金目当てと罵られ…水商売あがりの女が“禁断不倫”に走るとき「義弟がたまらなく愛しくて」#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-04-25 06:00
投稿日:2025-04-25 06:00

身内の婚外恋愛に溺れた女

 あまたある不倫でも「身内の婚外恋愛」は珍しくないのかもしれない。

 今回取材に応じてくれたのは直美さん(45歳主婦/子供ナシ)だ。 彼女は、夫の実弟・浩介さん(50歳・水道修理業/妻子アリ)と関係を持ってしまったひとりだ。

 直美さんは語る。

「両親を早くに亡くしたせいで、20代から夜の世界で働いていました。最初は池袋のキャバクラ、そして新宿のスナックやバーなど転々と。30歳を超えたあたりから、お客様に『ママ、もっと若い子をつけてよ』などと言われることが続き、ショックを受けましたね」

【読まれています】一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1

31歳で初めての昼職に

 この経験から、直美さんは31歳で昼の仕事への転職を決意。運よく保険会社の外交員になったという。

「初めての昼職で戸惑うことも多かったのですが、新人研修を終え、必死に働きました。幸い、接客業で人と話すことに慣れていたので、徐々に売り上げをアップしていけたんです。

 保険会社に勤めて2年、33歳のときに同じ職場の先輩から10歳年上で現在の夫となる男性を紹介されました。夫の勝久さん(当時43歳)は都内北部の和風邸宅に両親と暮らし、2棟のマンションや駐車場を持つ資産家です。

 地主で資産家の長男として育った彼は、少々気難しい面もありましたが、資産運用や宅建の勉強会に通ったり、近隣のボランティア活動にも積極的に参加するなど、真面目で思いやりのある人でした。幸い、私を気に入ってくれて交際へと発展したんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


最愛のパートナーを学内で見つけた 東大出身男性の結婚秘話
 人口の0.2%ほどしか存在しないとも言われる東大生(出身者含む)。東京大学とは言わずもがな日本で最高峰の国立大学ですが...
田中絵音 2021-02-16 06:12 ラブ
恋愛が長続きしない女性の5つの特徴&長続きさせるポイント
 彼氏はすぐにできるのに、なぜか一つの恋愛が短命に終わってしまう人がいます。そんな人は、「本当は、長続きする恋愛がしたい...
恋バナ調査隊 2021-02-16 06:08 ラブ
欲求…我慢してない?自分に素直に生きないことのデメリット
 みなさん、欲求に素直に生きていますか? こんな風に言うと、え、欲望のままに生きることって悪いことなんじゃないの? とい...
七味さや 2021-02-15 06:00 ラブ
恋愛に振り回されてる…? 恋愛体質女性の特徴&抜け出し方
 好きな人や彼氏ができれば、何気ないことにでもウキウキとしたり、彼と会っていない時間ですら幸せを感じる人は多いはず。しか...
恋バナ調査隊 2021-02-15 06:03 ラブ
“わざと間違いLINE”はバレる!送ってはいけない内容5選
 気になる彼にわざと間違いLINEを送って、好きな気持ちに気づかせたり、デートの約束につなげようと考えたことはありますか...
恋バナ調査隊 2021-02-14 06:00 ラブ
今では私が彼を追いかけている…好きが“逆転”してしまう理由
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。好きだ愛していると追いかけられて一緒になったはずなのに、ふと気がつけば愛が逆...
山崎世美子 2021-02-13 06:00 ラブ
結婚へと進みたいのに…彼氏の浮気に振り回される女性の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-02-13 05:46 ラブ
交際6年の彼女がいても…浮気を繰り返してしまう男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.31〜女性編〜」では、浮気を繰り返す彼氏の真意が分からない女性・Aさんの苦悩をご紹介しました...
並木まき 2021-02-13 05:52 ラブ
ずるずるは嫌…不倫の上手なやめ方! やめる準備&注意点
「不倫がいけないこと」というのは、誰もがご存知の通り。しかし、人知れず不倫をはじめる人は、あとを断ちません。とはいえ、気...
リタ・トーコ 2021-02-12 06:00 ラブ
“長すぎた春”って交際歴何年? “長い春”に終止符を打つ方法
 長い間お付き合いしている人がいるものの、先が見えなくて悩んでいる方は多いでしょう。交際期間が長くとも、結婚に至らず破談...
恋バナ調査隊 2021-02-12 06:00 ラブ
「Clubhouse」に恋愛に発展する出会いはあるのか考えてみた
 会員制の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」が話題です。招待制で、現段階ではiPhoneでしか使えないアプ...
内藤みか 2021-02-11 06:00 ラブ
男性は結婚相手に何を求める? 6つの条件&意識させる方法
 数年交際している彼氏がいるにも関わらず、結婚話がまったく出ないと不安になるものです。「私のこと、どう思っているのだろう...
恋バナ調査隊 2021-02-11 06:00 ラブ
もう限界!「コロナ破局」を迎えた男女にありがちな特徴3選
 コロナ禍によって、良くも悪くも男女間に潜在的に存在していた問題をあぶり出している話が多く聞こえています。これまで「だま...
並木まき 2021-02-10 06:00 ラブ
彼から連絡が来ない…私に飽きたの? 連絡しない男性の本音
 好きなカレから連絡が来ないと不安になりますよね。スマホを見るたびLINEの既読や未読などが分かったり、SNSではつぶや...
若林杏樹 2021-02-10 06:00 ラブ
彼に愛されているか不安…愛情の確かめ方&4つのNG行動
 交際期間が長くなると、ふとした瞬間に「彼にちゃんと愛されているのかな……」と不安を感じてしまうことがあります。男性は女...
恋バナ調査隊 2021-02-09 06:00 ラブ
結婚相手に経済力を求めて何が悪い?失敗と成功の境界線は…
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-02-18 20:32 ラブ