なんて経済的! タフでお得な花々5選。おしゃれ植物「ラックス」はゴミ捨て場でも美しく咲く

斑目茂美 開運花師
更新日:2025-05-01 06:00
投稿日:2025-05-01 06:00

3. ラックス

 光沢のある紙のような花びらを持つラナンキュラスの「ラックス」シリーズは、従来のラナンキュラスのウィークポイント「夏の暑さに弱い」を見事に克服。

 今やおしゃれ植物として、園芸好きから絶大な支持を得ています。

 とにかく育てやすく、しかもタフ。水をあげるのを忘れ完全に枯れたと処分したはずなのに、気がつけばゴミ捨て場にすっかり根付いておりました。

 驚くほどの量の美しい花が風に揺れる様子に「スイマセンでした」と謝りつつも、あまりのタフさに驚くばかりでございます。

【入手時期】年末から早春。まだ絶対数は多く無いので見かけたらすぐゲットをオススメいたします。

4. シラー

 パッと見ると物凄い細いヒヤシンスか、変わった形の水仙かい? な形状のシラーは球根草花に分類されるお花です。

 ですが、植えた覚えがないのです。覚えが無いのになぜだかドンドン増える。小鳥ちゃんが運んでくれたのか、ワタクシが単にボケているのか…。花がキレイだから気にしませんけど、ものすごく得した気分でございます。

【入手時期】秋

5. クリスマスローズ

 最初はご近所様にいただいたほんの小さな一株だけだったクリスマスローズ

 明るい半日影に植えたところ。花が咲いて種があふれてドンドン増殖。そろそろ「どうしよう」レベルの増えっぷりでございます。あふれた種が芽吹いて花が咲くまでは2〜3年かかりますが、その間雑草と間違えて抜かない様にお気をつけてくださいませ。

【入手時期】10月~4月

おわりに

 関東では桜も咲き終わりまして、神奈川の片田舎にある我がお花屋の周辺の山では、神様が宿っているような巨大な山藤が、あちらこちらで咲き誇っています。

 そんな爽やかな新緑の季節に庭やベランダ園芸の様々な花たちもリレーをしながらそれぞれの見頃を迎えております。

 今がキレイな短い期間を楽しむ一年草もよし、毎年咲いてくれる多年草もよし。お手間かけずに勝手に咲いて勝手に増えてくれる花だと、これまた最高でございます。

 ゴールデンウィークにガーデニングを計画しているアナタに、素敵なお花との出会いがありますように…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


「妊娠アウティング」経験者たちのエピソード 悲劇はどうすれば防げたのか
 皆さんは、「妊娠アウティング」という言葉を知っていますか? もしかしたら、実際に被害を受けたことがある人もいるかもしれ...
あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル