永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か
今年上半期の芸能ニュースで、最も世間を騒がせたことになるであろう女優永野芽郁(25)の「二股不倫」騒動が、妙な展開を見せている。4月24日の週刊文春が永野と俳優田中圭(40)の15歳差不倫疑惑を報じ、さらにTBS系ドラマ「キャスター」で共演中の韓国人俳優キム・ムジュン(26)も永野はひとり暮らしの自宅マンションに泊めていたと伝えられ、CMスポンサー11社の動向に注目が集まったが、28日現在まで放送見合わせや降板などの発表はなされていない。
「嵐の前の静けさなのでしょうか。清純派のイメージが好感度の高さに繋がっていた分、初のスキャンダルが不倫と二股のダブルなのですから、大きなイメージダウンは疑いようがありません。それでスポンサー各社も『強い懸念』は示しているのですが、じゃあCM差し止めなどかというと、その判断は時期尚早としている。二股不倫報道後の『キャスター』もスポンサーの花王は普通にCMを流し、ドラマでは韓国人キム・ムジュンと永野が共演して会話したりしてましたし、視聴者も混乱し、ドラマに集中できなかった向きが少なからずいたようです」
そう首を傾げるのは、スポーツ紙芸能デスク。
報道直後、永野は出演しているCM1本あたり1億円以上の違約金が発生する可能性があり、過去の類似事例を参考にすると契約金の2~3倍、計20億円近い損害賠償請求されるケースを広告業界では取り沙汰されていた。もちろんスポンサー各社の今後の対応次第だが、永野をはじめ田中、キム・ムジュンの各所属事務所が「交際等の事実はない」と口を揃え、疑惑を否定したことで、お咎めなしになるということなのだろうか。昨今、不倫疑惑への風当たりは強まるばかりで、広末涼子(44)が4月8日に静岡県内で自動車事故を起こし、傷害容疑で現行犯逮捕されたときも、TVの情報番組は事件以前の不倫沙汰にさかのぼって報じていた。広末の報じられ方との違いに戸惑う視聴者もいるようだ。
■雪崩を打って降板ドミノがはじまる「Xデー」も
「今は様子見であることは一部スポンサーも認めています。おなじ芸能界からもGACKTさんが『めげずに2人にはこれからも活躍して欲しい』とエールを送るなどしてますし、ファンのコメントも賛否両論とまではいかないまでも、擁護論も少なからずありますから。5月16日に公開を控える永野さん主演映画『かくかくしかじか』の配給元ワーナー・ブラザース映画も公式SNSを更新し、世論の風向きを読んでいるところだと思いますよ」(広告代理店関係者)
永野はこのまま記者会見もせず、活動自粛もせず、活動継続ということか。永野はニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポンX(クロス)」(月曜深夜24時)のレギュラーを務め、映画公開となれば初日舞台挨拶も予定されているだろう。そうした番組や舞台でも不倫疑惑をスルーし、活動継続の強行突破作戦を選んだということか。
「もっと言えば、永野さんは事務所が強くて今、抜群に売れています。田中圭も酒癖は最悪ですが所属事務所の売れっ子ですし、業界内外の付き合いも関係者が怠らずやっています。TV局からしたら、この2人を叩いても自局で視聴率を稼いでいるタレントですから、何の得もない。CMでも人気のタレントですから、叩くことで大手代理店から文句がくる恐れもある。そういう忖度や損得勘定でしょう。今後は、2019年からアンバサダーを務めるPRADA(プラダ)が試金石になるとの見方は一部で出ていますね。日本企業より制約が厳しくはっきりしている海外ブランドが『NO』を出せば、雪崩を打って降板ドミノがはじまる『Xデー』となるかもしれませんね」(前出の広告代理店関係者)
これまでの芸能スキャンダルにはないような、永野の強行突破が成功するかどうか要注目である。
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