「いいよな~女は」生理休暇中の“心無い一言”5選。取得をためらう理由がここに…

コクハク編集部
更新日:2025-05-20 06:00
投稿日:2025-05-20 06:00
 生理の痛みや不快感には個人差がありますよね。中には立つのもやっとなほど、腹痛や貧血などに悩まされる人もいるでしょう。しかし、生理休暇をとりづらいのが現状。そこには“周りからの心無い一言”が関係しているようです。

生理休暇をとりにくい…周りからの心無い一言5選

 上司や同僚が生理時に起こる体調不良を理解していない、あるいは軽視している場合は、生理休暇をとりづらいでしょう。

 こんな心無い一言を言われたら、無理して出勤してしまうのも無理はありません。

1. 病気じゃないんだから

「入社してすぐのとき、生理痛がひどかったので上司に欠勤連絡を入れたのですが、そのとき『生理は病気じゃないんだから次からは休まないようにね』と言われました。

 なのでそれ以降は薬を何度も服用しながら出勤しています。酷いときは起き上がるのもしんどいので、毎月生理のときは過酷な毎日です」(34歳・保険)

 生理休暇の制度がある会社なのにとる人がいないとのこと。その原因は、上司からのこうした一言があるからでしょう。ちなみに「生理は病気じゃないんだから」と言い放ったのは男性上司だそうです。

【読まれています】生理前のめちゃ眠気はPMSが原因?【専門家監修】PMSの原因徹底解明

2. もっと酷いけど休んだことない

「あるとき生理休暇を2日とったんですけど、出勤したときに先輩から『私は〇〇ちゃんより症状がもっと酷いけど休んだことないよ』って言われました。

 それだけ自分は頑張ってるよっていうアピールなのか、それとも生理休暇とるなんていいご身分だねっていう嫌味なのか分からないですけど、それからはとりづらくなっちゃいました」(30歳・会社員)

 この一言はどちらの意味でもありそうですね。『〇〇ちゃんもとってるなら私もとってみようかな?』とポジティブな意味であるとよいのですが…。

3. そろそろ生理くるんじゃない?

「生理痛が酷くなったので、半年ほど前から生理休暇を取得するようになりました。あまり長い期間仕事に支障を出したくないこともあって、通院もしています。

 ただ生理休暇をとる際、承諾を得るために男性の上司へ申請を出さなければいけないのですが、つい先日その上司が『そろそろ生理くるんじゃない?』って言ってきたんです。それがすごく嫌で嫌で。

 申請が必要なので生理周期が把握されてしまうのは仕方ないですけど、そうやって言われるとセクハラに感じて気持ち悪い。休暇もとりにくくなりました」(31歳・金融)

 上司としては「そろそろ生理休暇が必要になるんじゃない?」といった意味での発言かもしれませんが、女性側は気持ち悪く感じてしまいますよね。毎月取得するとなると生理周期を把握されてしまうわけですから、その点も休暇をとりづらい原因でしょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


父「帰ってこなくていい」に続くツンデレ返答に涙…尊すぎるLINE3連発
 人間誰しも、失敗や周囲を呆れさせたりする言動をした経験はあるものですよね。でも、なぜか憎めない人と、周囲をイラつかせる...
リバティアイランド強すぎ! でも職場で女傑と噂されたら…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり読み切り漫画/第60回「はじめましてウシオです」
【連載第60回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
私「おすすめある?」友達「はずれ品があるってこと?(怒)」沸点低っ!
 あなたの周りには、小さなことですぐキレる「沸点が低い人」はいますか? 普通の人がなんとも思わない出来事も、彼らにとって...
ティファニーのシルバーネックレスが黒く変色…さぁどする?
 夏によく身に着けたティファニーのネックレスを久しぶりに出したら、黒く変色していました。公式HPをのぞくと、「ブティック...
元チャゲアス・ASKAはナゾの投稿…身近な人が陰謀論を唱え始めたら?
 ミュージシャンのASKA(65)がSNSで最近、意味深な投稿を続けている。10月24日にはX(旧ツイッター)を更新し、...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...