加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声
春の連ドラの中で《とっても好きなドラマ》という感想が目立つのが、桜井ユキ(38)主演のNHKドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」。桜井が演じるのは病気を患ってキャリアを諦め、会社を辞めた麦巻さとこ。週4日しか働けなくなったため、家賃の安い築45年の団地に引っ越すことに。そこで出会った人々との暮らし、薬膳ご飯を学ぶさとこの日常を描いた物語である。
「桜井さんはチャームポイントでもある大きな目を存分に生かして、目で迷いや弱さ、戸惑いを見事に表現している。セリフなしでもさとこの心情が手に取るように分かるんですよね。また、さとこの周囲の人々の何げない優しさが、毎日お疲れな現代人の心にじ~んと染みわたるワケです。特にさとこの大家さんである“鈴さん”を演じる加賀まりこさんが素晴らしくチャーミング」(テレビ誌ライター)
加賀まりこ(81=写真)が演じる美山鈴は90歳という年齢設定。実年齢より9歳も上の役柄となるが、加賀は真っ白な頭髪に眉上で切りそろえた前髪のおかっぱというヘアスタイルで挑んでいる。
「言わずもがなですが、加賀さんは《小悪魔》と呼ばれる女優の元祖。40代でも50代でも小悪魔要素が見え隠れしていましたが、今回の鈴さん役を見ていると、ご本人はご自身の小悪魔的ルックスに《執着なんてなかったんだろうなあ》と感じます。年齢相応であることに何の抵抗もないというか、《女優だから若見えしないといけない》なんてことに縛られない女性ではないかと」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏だ。
キョンキョンの母親役を「ぜひ見たい!」の声
15歳でデビューした加賀は芸歴66年の大ベテラン。取材などでは歯に衣着せぬ“毒舌”でも知られている。そういうところも《カッコいい》と、年下の俳優たちからも多く慕われる存在だ。“鈴さん”人気沸騰中の加賀だが、いま一部の視聴者の間で出演が待ち望まれている放送中の連ドラがあるらしい。
「小泉今日子さんと中井貴一さん主演のフジテレビ月9『続・続・最後から二番目の恋』です。5月5日放送の第4話で小泉さんが演じる千明が母親に手紙を書き、ポストに投函するシーンがあった。これまで千明の母は登場していませんが、このシーンを見た視聴者からは《千明のお母さんは加賀まりこさんに演じてほしい》なんて声が上がっています。私も小泉さんと加賀さんの母娘役はぜひ見てみたい!」(前出のエリザベス松本氏)
小泉今日子(59)と加賀と言えば、小泉がデビューした当初から《似てる》《そっくり》といった声が途切れないことで知られている。「キョンキョン本人も『若い頃の加賀さんに似ているってよく言われるんです』と話していたような記憶があります」(スポーツ紙芸能デスク)なんて2人が母娘を演じるとなると、話題性は抜群。千明を若くして生んだ設定ならば、確かに加賀が母親役でもおかしくはない。
「加賀さんと小泉さんは顔立ちだけではなく、自分の軸をしっかり持っていて持論を述べることを恐れない、若見えに執着していないなど共通点は多くありますよね。第4話のあの手紙が加賀さん登場の布石であるなら面白いことになりそうです。『最後から――』はすでに評判上々ですが、加賀さんが出ればさらに大きな盛り上がりを見せそう」(広告代理店関係者)
12日にフジテレビが発表した「最後から――」の新キャストの中に加賀の名前はないが、さて“夢の共演”は見られるか。
◇ ◇ ◇
加賀まりこの“恋多き小悪魔“から現在に至る軌跡が気になるアナタは、下の■関連記事【もっと読む】【さらに読む】もご覧ください!
エンタメ 新着一覧