更新日:2025-06-14 06:00
投稿日:2025-06-14 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.250〜女性編〜」では、節約生活に嫌気がさして、夜のアルバイトに復職したい妻・優香さん(仮名)の心情をお届けしました。しかし夫であるユウジロウさん(仮名)は、断固として拒否。ユウジロウさんは、どんな思いを抱いているのでしょうか。
49歳、今はどこも大変
「家計がヤバいって妻は言うんですけど、今は物価高がすごいから、どこの家も似たり寄ったりじゃないですか?
ウチの会社でも『家計が大変』『節約しなくては』という話題はしょっちゅう出ていますし、お小遣いを減らされた同僚もいます。大変なのはウチだけじゃなくて、日本全国みんな大変でしょう、今は」
穏やかな口調でこう話し始めたユウジロウさん。新卒から働き始めた会社で順調に出世し、現在は役員に就任。誇りをもって仕事をしていると話します。
高給ではないけれど…
「小さな企業なので、役員とはいえそこまで高給ではないですけどね。だけど、家族を養えるくらいの収入はあると思っています。
ウチよりも家族の数が多い同僚だって、なんとか生活できているんだから、ウチだって大丈夫なはずなんですよ。
だけど妻は『ヤバい、ヤバい』って毎日のように訴えるので、最近は家に帰ると気分が暗くなります」
定年まで今の職場で働きたいユウジロウさんにとって転職は選択肢にないそう。
贅沢はできなくても人並みの生活を維持できるなら、今のご時世では納得すべきと妻に話したものの、聞く耳を持ってもらえず…。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.36〜男性編〜」では、コロナ禍に交際をスタートさせた彼女から、予兆もなく振られた男性であるT...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
気になる男性といざお付き合いを始めてみたら、彼氏の子供っぽい部分を見て「ついイライラしてしまった……」という経験がある...
長引くコロナ禍、男性が恋愛や結婚の相手として選ぶ女性像が大きく変化し続けています。今までのように、美人で社交的な女性が...
最初はラブラブだったのに、3カ月くらいで付き合いが終わってしまう……なんてことありますよね。あんなにイチャイチャしてい...
近年の婚活ブームで結婚相談所を利用する人が増加する中、それに伴ってトラブルも増えているようです。せっかく出会いを求めて...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。恋愛が下手な人は「わがままが非常に苦手」です。一方、モテる女性は「わがままが...
なかなか外出しづらい状況の時期は、恋活や婚活などの出会いの場も限られてしまいがち。苦肉の策でアプリを始める人も少なくあ...
男性から届く意味深LINE……。「これって、いったいどういう意味!?」と、一喜一憂していませんか? そんなLINEメッ...
特定の彼氏ができなかったり、付き合ってもすぐに別れて長続きしないと、目標にしている「結婚」まで辿り着けずにどんどん落ち...
女性からすると、小悪魔女性は「あざとい」と思われがち。しかし、男性はそんなあざとさを感じていても、心惹かれてしまうこと...
近ごろはブームもひと段落した感のある、アメリカ発の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。iPhone利用者...
大人の男女のお付き合いでは、「成長し合える関係」を理想とする人が増えてきます。実は、お互いに成長し合える関係でいること...
ギャップのある女性って素敵ですよね。ギャップに惹かれて恋に落ちる……というシチュエーションはもはや定番パターンです。で...
好きな人に、“わざとLINE”を誤送信したことはありますか? 多くの女性は「きっとバレてる」「逆効果だと思う」と、送信...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージが強いかもしれませんが、家庭裁判所で...