上戸彩が国民的美少女から国民的美女へ…「普段のボディーで出させていただいてます!」

更新日:2025-07-14 17:03
投稿日:2025-07-14 17:00

39歳3児の母とは思えない透明感

 俳優の上戸彩(39)が10日、俳優デビュー25周年を記念した写真集「Midday Reverie」(宝島社)を発売し、13日紀伊国屋書店(新宿)で記念イベントを行った。

 写真集の話に、「ふだんは数字が気にならないタイプなんですが、こういった節目に写真集を出せるのも最後かもしれないし、冒険に乗ってみようという気持ちで出させていただきました」と意気込みを語った。

 撮影に向けてボディーメークなどについて聞かれると、「取り組みたかったですけど……そんな時間は与えられるわけもなく、ただただ普段のボディーで出させていただいてます! キュッとなりたかったですけど」と笑いをとった。今までのキャリアを振り返り、「メークさんの好きなようにメークしていただいて、スタイリストさんが着せたい服を着せていただいて、皆さんが作ってくれた人格だと思っています」と自身のスタンスを語った。

 上戸といえば、97年に「第7回全日本国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞。27歳の時にEXILEのHIRO(56)と結婚、現在は今年10歳の長女、6歳の長男、2歳の次男を持つ3児の母。俳優としては「3年B組金八先生」(TBS系)で性同一性障害の生徒役で注目を集め、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)で平日の昼間に不倫をする主婦役、「半沢直樹」(TBS系)では癒やし系妻役で人気を博すなど、幅広く活躍。CMランキングでは2004年から15年まで不動の1位に。

 また決勝の司会を08年から現在まで続けている「M-1グランプリ」は途中3度の出産を経ても、必ずM-1には登場するというスタンスを守り続けている。

あえてママタレを強調しないニュートラル感

 元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

「キャリア、プライベート何があっても透明感が変わらない、バランスの良さは秀逸。10代の頃はサバサバした印象で同性に人気でしたが、年を追うごとに色気や大人の魅力が加わり、仕事の幅が広がっている。その背景には結婚出産を経てもSNSで無理にママタレっぽさを強調せず、嫌みのない程度に事実は語る、肩の力の抜けたニュートラル感がある。会見でも語っていたように、プロに自分をまかせることで、すべてに偏った色がない分、いかようにも変身でき、“国民的美少女”から“国民的美女”にスライドしたのでしょう」

 写真集のイベントでは7、8年前に開催したファンクラブ最後の握手会よりも多くのファンが集まったそうで、この日の会見会場も報道陣はすし詰め状態。「手に取って、応援してくださるみなさんがあってのことなので。今、この時間の私を受け止めていただけたらうれしいです!」と言う上戸だが。人気はますます不動のものになっている。

  ◇  ◇  ◇

 10年前なのにビジュが全く変わらない?!関連記事【もっと読む】 上戸彩が130周年PR 「三ツ矢サイダーは水代わりです」…も合わせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


旧ジャニ会見から1年半、STARTO社の再興成否…CD売上と人権意識から考察、ファンは一体何を望む?
 2023年9月および10月、旧ジャニーズ事務所は創業者問題で2度記者会見を開いた。その後、同社所属タレントのテレビ・C...
こじらぶ 2025-04-12 06:00 エンタメ
「あんぱん」阿部サダヲの配合絶妙な演技。高知つながりで“しょくぱんまん”登場!
 元気のない家族のために力を貸してほしいというのぶ(永瀬ゆずな)の頼みに、草吉(阿部サダヲ)は1回きりの約束であんぱんを...
桧山珠美 2025-04-09 17:20 エンタメ
『あんぱん』RADWIMPSの主題歌は本当に「合っていない」のか? 正統派・朝ドラOPの真逆を貫いた意味
 2025年3月31日より、NHK連続テレビ小説『あんぱん』の放送が開始された。国民的キャラクター「アンパンマン」生みの...
「R-1」さや香・新山や吉住らベテラン勢はなぜ負けた? 売れっ子は予選で有利、決勝で不利な理由
 最もおもしろいピン芸人を決める「R-1グランプリ2025」(フジテレビ系)が3月8日に開催された。決勝常連組やベテラン...
帽子田 2025-04-09 09:48 エンタメ
ヤムおんちゃん草吉はあんぱん代をきっちり集金。ジャムおじさんとは違う“先導”に期待膨らむ
 草吉(阿部サダヲ)のあんぱんを食べて、生きる力をもらった朝田家。羽多子(江口のりこ)は内職の仕事を始め、釜次(吉田鋼太...
桧山珠美 2025-04-07 17:20 エンタメ
「あんぱん」ウラの見所~初週からブチかまし!細部に神経が行き届いた作品だと印象付けた中園脚本
 結太郎(加瀬亮)があの世に旅立ち、悲しみに暮れる朝田家。しかし、のぶ(永瀬ゆずな)は一粒の涙も流さなかった。そんなのぶ...
桧山珠美 2025-04-05 06:00 エンタメ
“百戦錬磨”香川照之ゆえの提案「全6話、スイッチを仕込んでいます」【主演ドラマ『災』インタビュー】
「連続ドラマW 災」(WOWOW、6日22時スタート)は、湿り気を帯びた陰鬱な雰囲気とぞわりとする劇伴が感情を揺さぶる不...
朝ドラ「あんぱん」の描写に25年前の“名台詞”が…CA役だった松嶋菜々子の変わらぬ美貌はさすが過ぎる
 ある日、のぶ(永瀬ゆずな)は千尋(平山正剛)とシーソーに乗る嵩(木村優来)を見かけるが、千尋が軽くて動かない。そこでの...
桧山珠美 2025-04-02 17:20 エンタメ
「あんぱん」ヒロインの着物がオレンジ色の納得。ドキンちゃんのモデルゆえの演出
 昭和初期、家族の愛情をたっぷり受けて育った少女が高知の町中を勢いよく駆けていく。「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆ...
桧山珠美 2025-03-31 17:20 エンタメ
朝ドラ「あんぱん」男性俳優陣がめちゃ豪華! 赤楚衛二路線で大ブレーク必須な最注目の若手は?
 31日(月)から新しい朝ドラが始まります。その名も連続テレビ小説「あんぱん」。あの「アンパンマン」の作者やなせたかしと...
【おむすびにモヤっと】伏線をまき散らして放送終了、そしてモヤモヤが残った。結はとんでもなくヤベ~やつ?
 歩(仲里依紗)から詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本環奈)は、仮定の話を気にして...
桧山珠美 2025-03-29 06:00 エンタメ
【写真特集】倖田來未の美し過ぎるバスト♡ギリギリショット5連発
【この写真の本文に戻る⇒】40代の倖田來未が《全盛期と変わってない》と話題に…20年前と同系ファッションでも、なぜ痛くな...
2025年「冬ドラマ」を調査! 独走状態の『ホットスポット』、疲れた大人世代に『御上先生』は難しかったか
 2025年1月よりスタートした冬ドラマ。惜しまれつつ最終回を迎えたドラマがあった一方で、期待されていたものの視聴率が振...
【おむすびにモヤっと】一瞬の表情で孤独をにじませる歩。最後の最後でヒロイン逆転!?
 結(橋本環奈)は大腸がんで入院している患者・丸尾(細川岳)を担当し、食欲不振の対応に苦慮する。  一方、歩(仲里...
桧山珠美 2025-03-26 17:20 エンタメ
【おむすびにモヤっと】最終週は最後の顔見世? 糸島移住“言い出しっぺ”の愛子さん台詞を深読みすると…
 福岡・糸島に移住することが決まった聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)。ヘアサロンヨネダを翔也(佐野勇斗)が継ぐこと...
桧山珠美 2025-03-24 17:20 エンタメ