更新日:2025-07-18 11:45
投稿日:2025-07-18 11:45
逆上した絵里さんは報復に出るが…
これに逆上した絵里さんは、常軌を逸する行動に出る。
「文夫さんに贈られた高級ランジェリーを包みなおして奥様に送りつけたんです。『私は愛されているのよ』って見せつけたかった。でも、さすが政治家の娘、黙っていませんでした。興信所を使って文夫さんの身元調査書を私に送り返してきたんです」
そこには、絵里さん以外にも愛人がいる事実が記されていた。
「私と同じ40代のシングルマザーで、横浜でステーキハウスを経営しているそうです。客を装って行ってみたら、楚々として従順そうな女性。元は赤坂のクラブのホステスで、文夫さんがクラブを辞めさせ、ステーキ店を持たせてあげたそうです」
奥様の言葉が脳裏によみがえる。
――プロの女性以外の愛人は認めませんからね。
――素人女は相手にしないで。距離感を理解していないから。
悠々自適の生活を夢見た代償
絵里さんはショックを受けつつも、文夫さんには何も言えずにいる。
「言ったら最後、生活費も学費も途絶えるし、会社も辞めることになるかもしれない。知らなくていいことを知ってしまって、疑心暗鬼に駆られ、精神的に病んでしまいました」
現在、絵里さんはメンタルクリニックに通っている。
不倫の最低ルールは、誰にも迷惑をかけないこと。社員に気づかれ、妻を怒らせるなど論外だ。悠々自適の愛人生活を夢見た代償は、あまりにも大きかった。
ラブ 新着一覧
カップルの同棲は、「家賃の負担が減る」「結婚前のシミュレーションができる」などのメリットがある一方、きちんとルールを決...
好きな男性から、言葉で愛情を表現されると安心する女性は多いでしょう。でも、男性の中には、言葉にしなくてもちゃんと愛情を...
過去に浮気されたことのある女性は、「信じていたのに裏切られた」というトラウマから、恋人をどうしても疑ってしまうと苦しん...
一人でいる時間が長くなれば長くなるほど、次の恋愛へのフットワークが重くなりがちですよね。最近はアプリなどで異性に出会え...
男友達から「恋愛したい」と言われると、ドキッとしてしまいますよね。「もしかして、これって告白?」なんて、舞い上がってし...
交際期間が長くなると、どんなカップルにも訪れるのが「倦怠期」。もちろん、倦怠期知らずのカップルもいますが、ごく稀しょう...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
彼氏に浮気されたら誰だって悲しいものですが、その後の対応は人によって異なります。あっさりと別れを選ぶ人もいますが、愛情...
どんなにラブラブだったカップルも、思いがけないことが原因で別れてしまうことがあります。お互いに納得して別れていれば良い...
「魔性の女」とは、独自の魅力で男性を翻弄する女性のこと。男性からモテる性質を持つ魔性の女に、憧れたことがある女性も多いで...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.58〜女性編〜」では、恋人の二股交際が発覚した女性・七海さんの苦しい本心をご紹介しました。で...
夫の不倫問題に苦しんでいる妻は少なくありません。中には、ある日突然、夫の誤爆LINEによって不倫が発覚し、一気に修羅場...
ガツガツして下心丸出しの男性も困りますが、反対にあまりにも性欲がないと「私に魅力がないのかな……」と不安になってしまい...
自分のことしか考えない自己中な彼氏と付き合うと、ストレスが溜まるものです。「そろそろ別れようかな」と考えている人もいる...
近年、ミスターコンやイケメンオーディションに大きな変化が起きています。それはライブ配信サイトでの課金額が勝敗を左右する...