フジテレビ“オンカジ”山本賢太元アナに罰金10万円…「ぽかぽか」は続けるも地獄、打ち切るも地獄

更新日:2025-07-24 17:03
投稿日:2025-07-24 17:00

上司でプロデューサーの鈴木容疑者は「いい人」

 海外のオンラインカジノサイトによる違法賭博で略式起訴されたフジテレビ山本賢太元アナ(27)が罰金10万円の略式命令が下ったことが23日明らかになった。先月23日には同じくフジテレビ社員で「ぽかぽか」のプロデューサー鈴木善貴容疑者(44)も逮捕されており、鈴木容疑者もこれに続く命令が下るとみられている。

 元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は鈴木容疑者について周辺スタッフから「仕事ができて、人柄がいいと評判だった」と聞いていたとして、こう続ける。

「人柄に関しては、外部の制作スタッフに対してもやさしく“いい人”という声ばかり。バラエティー番組はキャスティングが命ですから、彼の人徳でいいゲストを集めていたのだと思います。フジテレビの社員は20代でタワマンに住み、高級外車を持っていて普通なくらいの高給取りなはずですが、お金には相当困っていたようで、家の中のゴミ同然のものを袋詰めにして、5000円で売ろうとしたり、ほぼ初対面のスタッフにも10万、100万円単位でお金を借りようと声掛けするほど。依存症が相当進んでいたようです。断ることのできない人柄の良さと、フジテレビのキャスティングを過剰に期待する社風がプレッシャーとなり、オンカジにハマらせてしまったのかもしれません」

鈴木容疑者の上席プロデューサーが突然退社

 そんな中、18日に鈴木容疑者の上司で「ぽかぽか」立ち上げ時にチーフプロデューサーを務めた人物がフジテレビを突然退社。この人物が逮捕者にオンカジを広めた中心人物ともっぱらで、社内調査が進んでいるタイミングで退社するということは、やはり「噂は本当だったのか」とザワついているという。

「責任者たるべきトップの人物は責任を取らない、フジの“もみ消し体質”が現れている。『ぽかぽか』は帯番組だけにそう簡単にリニューアルもできず、番組の核となるキャスティングも弱まり、進むも地獄、やめるも地獄。フジのあおりを食らった一番の被害者がMCの神田愛花さんなのは確か。犯罪がまん延しやすいフジの風土を根本から変えない限り再生の道はないでしょう」(鎮目氏)

 日枝久元会長も会見には現れず、オンカジの本丸も雲隠れとは。フジテレビの悪しき社風には根深いものがある。

  ◇  ◇  ◇

「ぽかぽか」の後枠は関西制作にシフトチェンジだ! 関連記事【もっと読む】フジテレビの本格的な“番組改革”は秋の改編からか…昼帯は「旬感LIVEとれたてっ!」に切り替え…では、新番組について伝えている。

エンタメ 新着一覧


小室哲哉“カネと女”で転落から前期高齢期で復活! 中森明菜&氷川きよしとコラボやライブに活路
 13日、都内でファンクラブイベントを開催したのが、60歳の誕生日を迎えた中森明菜。赤い着物で登場した明菜は「ついこの間...
2025-07-17 10:58 エンタメ
BSの芸人番組が醸し出す“心地よい空気感”の秘密 バナナ日村×サンド伊達のコラボ企画も実現
 BSから目が離せない。7月1日、8日放送の「バナナマン日村が歩く!ウォーキングのひむ太郎」(BS朝日)ではサンドウィッ...
2025-07-17 10:58 エンタメ
選挙 行ってみなきゃ言えなくね? 人気男性グループが“ラップ”で投票を呼びかけ「最高!」「こんなアイドルいる?」と反響
 7月20日に行われる第27回参議院議員通常選挙(以下、参議院選挙)を控え、11人組ボーイズグループ・INIの池崎理人さ...
“乙女”な風間俊介に熱視線! 大河のクールな“鶴屋さん”から一転、テレ東BLドラマの可憐な演技に反響続々
《やっぱ風間くんすごいな》なんてレビューもある。7月4日に始まったテレビ東京の深夜ドラマ「40までにしたい10のこと」(...
2025-07-16 18:08 エンタメ
「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
 鉄子(戸田恵子)からの電話に出た東海林(津田健次郎)は、ひとり考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝...
桧山珠美 2025-07-16 17:31 エンタメ
五木ひろし「デビュー60周年公演」急遽休演…昭和レジェンド歌手に求められる「働き方改革」
 歌手の五木ひろし(77)が慢性閉塞性肺疾患と気管支炎のため「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演...
2025-07-16 17:03 エンタメ
遠野なぎこ“重い演技”の裏にあったもの…朝ドラ女優の確かな演技力でも抜けきれなかった哀しい生い立ち
 今から24年前のことである。熊井啓監督からのご指名で、新作映画「海は見ていた」の現場密着ルポを頼まれた。これは山本周五...
2025-07-16 17:03 エンタメ
『あんぱん』から消えた"イケメントリオ"の今後…「豪ちゃん」は冬に復活、「国民の弟」は民放ドラマへ
 NHK連続テレビ小説「あんぱん」は、放送開始から14週目の7月2日、ついに世帯視聴率が17.8%という最高記録に達した...
2025-07-16 17:03 エンタメ
坂上忍のパワハラ体質がまた公に…コンプラ違反で「一発アウト」になった国分太一との“境界線”とは
 坂上忍(58)の「ガチ説教」が話題だ。フジテレビ系「坂上どうぶつ王国」の2年前の打ち上げでのこと。King & Pri...
2025-07-16 17:03 エンタメ
當真あみ「ちはやふる-めぐり-」“令和の高校生のリアル”を巧みに表現
【碓井広義 テレビ 見るべきものは!!】  ドラマの続編が映画として製作されることは多い。9日に始まった當真あみ主演「...
2025-07-16 15:08 エンタメ
もはや『M-1』は芸人だけのものじゃない? 万博、地方創生…吉本が目指す“次のフェーズ”
 6月25日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の開催会見が東京・渋谷よしもと漫才劇場で開かれ...
“ラウール番宣発言”物議で波乱含みスタート…木村文乃「愛の、がっこう。」初回を見たドラマウオッチャーの期待度
 木村文乃(37)主演の連ドラ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系=木曜夜10時)の第1話が7月10日に放送された。初回の...
2025-07-15 17:03 エンタメ
遠野なぎこが吐露していた「朝ドラ女優の重圧」 橋本環奈も黒島結菜も…キャリアのマイナスになるケースも
 遠野なぎこ(45)の自宅から、死後数日が経過した遺体が発見されてから間もなく2週間が経つが、いまだ身元は特定されていな...
2025-07-15 17:03 エンタメ
近藤真彦「ヤンチャでいたい」にギョーカイ震撼!田原俊彦をも凌駕する“リアル・ジャイアン”ハラスメント累々
 近藤真彦(60)が7月19日の誕生日を記念したコンサート「Birthday Live 2025」を12日都内で初日スタ...
2025-07-15 17:03 エンタメ
国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去
 解散の引き金を引いたのが“好青年キャラ”国分太一(50)という皮肉な結末を迎えたのが、人気グループ「TOKIO」。複数...
2025-07-15 17:03 エンタメ
令和ロマン・高比良くるまが“騒動”で得た「天下を獲る」ために必要な武器
 オンラインカジノ問題をめぐって活動を休止していた令和ロマンの高比良くるまさんが4月28日、約2か月ぶりに復帰しました。...